【覚えてられるか】家事リマインダを作った話【生活改善】
最後にやったのいつだっけ?
家事を大きく分けると、「毎日やるもの」「何日かに1回やるもの」がある。
毎日やるものは、徐々に習慣になるからよほどのことがなければやり忘れない。
万が一やり忘れたとしても、次の日にやればいいじゃない、で解決する。
これは皿洗いとか、風呂掃除とかが該当すると思う。
だけど、何日かに1回やるものは別だ。
そもそもやる回数が少ない=「この家事をやらないといけない」という学習機会が少ないので、習慣になるのにとんでもなく時間がかかる。
つまり、やり忘れたことに気づけない可能性が高くなる。
もし思い出したとしても、「最後にやった日」すら思い出せないほどの日数が経過していても不思議じゃない。
意外とこの手の家事は多い。例えば、
エアコンのフィルタ掃除
洗濯槽の掃除
排水溝の掃除
トイレ掃除
包丁研ぎ
ベッドシーツの交換
カミソリの替刃交換
etc…
これらすべてを「何日前にしたか」覚えていられるだろうか?いや、無理だ(反語)。
というか、覚えてもいいけどもっと楽しいことに記憶領域使いたいよね。
それなら、誰かに代わりに覚えてもらえばいいじゃない、というわけ。
だけど、なんでもデジタルツールに頼ればいいというわけじゃないので、既にあるもので解決できないかを検討してみた。
案(1):カレンダー
日付に〇がついていたら、トイレ掃除をする。
7日後の日付に〇をつける。
1に戻る。
この案の問題点が以下。
家事の数だけ、色の違うペンを用意しないといけない
どの色がどの家事を意味しているか、覚えないといけない→覚えることがあまり減らない
12月→1月をまたぐときのために、2年分のカレンダーを同じ場所に用意しないといけない
〇をつけた日に家事をやり忘れたとしても、翌日以降に気づくのが難しい
イレギュラーな事態(トイレがめちゃめちゃ汚れたとか)で、〇をつけた日より手前で家事を行ってしまった場合に、既に書き込んだ予定を修正するのが困難
単純に、日数を数えて〇をつけるのが面倒
「毎週火曜はゴミの日」とか、「毎月1日は定例」みたいに、曜日や日付で決まったイベントならカレンダーに記入すればいいけど、そうじゃない場合は向いていなさそうだ。
案(2):砂時計
家事を行う場所に、砂時計を置く
砂時計をひっくり返す
砂が落ちきっていたら、家事を行う
2に戻る
これは砂時計をひっくり返すだけでいいので簡単だ。
さらに、一度砂が落ち切ればその状態がずっと続く=家事をすべきだというサインを発し続けてくれるのでいい案だと思ったんだけど、1週間とか1か月を計る砂時計が存在しない(もし存在したとしても、とんでもなくデカいので家の中に置けない)ので却下。
案(3):タイマー
※ここでのタイマーは、電子レンジのようなダイヤル式のものを想定している。
タイマーを巻き上げる
タイマーが止まったら、家事を行う
1に戻る
これは砂時計に似たアイデア。結局、1週間や1か月を測定できるダイヤル式タイマーが見つからないので却下。
結論:ツールを作る
アナログ的なアイデアがどれもうまくいきそうにないので、用途に合ったツールを自作することにした。
こいつがやってくれるのはこんな感じのこと。
ボタンを押したら、その時間を記憶する。
現在時刻と、記憶した時間の差を比較
家事ごとに指定された日数が経過していたら、LINEでその旨を通知
通知後は、ボタンが赤くなる
再度ボタンを押すと、記憶している時間が上書きされ、ボタンが緑色になる
LINEで通知を送るのは以下の記事を参考にさっと作成。
通知を送った後、ボタンが赤くなるのが大事。
これがないと、うっかりLINEを未読スルーした後「そろそろこの家事をやらないとだめだ」と気づく手段がなくなってしまう。
24時間体制で稼働するWindowsがないと機能しないのが欠点。
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