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付句のはなし。#私がそうでとても苦しい

 こんな短歌が出てきました。

 はじめての付句募集をやってみた。元うたの二句目字余りとても苦しい。

 口火を切ってくれた衝撃の一首目。ものすごく可愛らしいものを頂いてひたすら驚く。下の句同じはずなのに!コンビニの袋が3円になったことからの着想とのこと。言われてみると自分も有袋類(ゆうたいるい)だった。

 そんなにこないんじゃないかと思ったらたくさん頂いた。頂いたものには評をお返しさせて頂きました。評って私はこう読みましたの表明だと思っているので作者のかたの意図と違ってがっかりさせてしまったかたがいらっしゃるかもしれない。あくまで自分の読みなので笑って許して頂けたらと思います。あと二首紹介します。

 主体は自分の言葉を歪なものと感じている。そして歪な言葉の強度を自分の手で確かめている。

 この歌を見て思ったけど少数派だと思っている人が心情を吐露するというのが自分がやりたかったことだったのだと思った。やりたかったことを掬ってもらった気がした。

 発明をされるかたもいて発想すごいなとめっちゃ驚いた。筝(そう)とは琴のことというのをはじめて知った。もらった時は発明だ!って驚くばかりで評を書いていませんでした。琴の擬人化の歌だと思った。琴が主体で奏者を好きになった歌。好きと言ってもらえた「この琴」は私ではないと思ったので苦しいのは嫉妬の感情だと思う。奏者を巡って楽器が楽器に嫉妬しているの面白い。

 次回やることがあればハッシュタグをつけてやろうと思います。やるのであれば見つけやすいのは大事だなと思いました。ご参加頂いてありがとうございます。

※記事を書いたあとに琴と筝は厳密には違う楽器であるという情報を頂きました。お詫びし訂正します。

筝と琴の違いについて

 

 

大変ありがとうございます。