アガサ クリスティのすすめ/Day 15 誰かにおすすめしたい本
作家アガサ クリスティのミステリー作品
のおすすめを書きたいと思います。
アガサ クリスティの基本のキ
アガサ クリスティは、1920年代から1970年代まで活動していた作家さんです。
そしてクリスティの作品は現在でもテレビドラマ、映画、舞台などで映像化や上演されています。
主なクリスティ作品のシリーズ4つ
クリスティ作品のほとんどはミステリ(事件の謎解き、推理物)です。大きく4つに分けられます。
・名探偵ポアロ(ポワロ) シリーズ
(基本探偵事務所で依頼を受けて事件を調査)
・ミス・マープル シリーズ
(おばあちゃんが事件の謎を解く)
・トミー&タペンス シリーズ
(夫婦で事件を追う)
・ノン・シリーズ
(探偵役がいないもしくはその都度違う)
なおミステリ以外の作品もあります。
ただジャンルをなんと説明したら良いのか…
事件はおきないけど、ある意味怖いよねって感じの…サスペンスというのかな?
さて、いよいよ本題の
おすすめアガサ クリスティ作品3つ
です。1つ目は
ナイルに死す
(名探偵ポアロ シリーズ)
ありきたりの言葉で書くと、男女三角関係が中心のお話。さらに中心人物の一人は億万長者で美人と、それだけでも何度も映像化されてきたことにナットクです。
でもこの作品はそれだけじゃない。
億万長者を取り巻く人々。
事情あり訳ありクセありな人々。
いろいろな人間ドラマも楽しめます。
そしてなぜ事件は起きてしまったのか。
わたしは再読のたびに、また年齢を重ねるごとに感じ方が変わります。
やっぱり原作を読んでほしい作品です。
そして2つ目
予告殺人
(ミス・マープル シリーズ)
今回おすすめの中でも特に好きな作品の一つ。
予告手段が、近隣の住民を殺人ありますよって家に招待する「新聞広告」です。
でも指定された家の住民誰もが広告なんて出してないと言う。そこへ興味本位で住民が集まる中で事件が…ってお話です。
舞台はイギリスの小さな田舎町。第二次世界大戦後まもない頃でいろいろな人が移り住んで来ているために身元確認がままならないことが捜査をややこしくします。
関係者の中に身元を偽(いつわ)っている人物はいるのか?ミス・マープルの推察と気づきがすばらしい。
3つ目は
火曜クラブ
(ミス・マープル シリーズ、短編集)
おすすめ作品の「予告殺人」を読むと、なぜ普通の老婦人であるミス・マープルが警察と関わることができるの?と感じるかも知れません。
その理由がこの作品を読むと分かります。
以下あらすじです
いろいろな職種の人々がそろった食事会で、それぞれひとり一つずつ結末を知っている事件を出題して、残りのみんなで推理しようという話になります。(その出題ごとの短編となっています)
みんなが苦戦する中「みんな」には含まれていなかった老婦人ミス・マープルが見事に推理します。
ミス・マープルの推理の方法というのが
彼女のこれまで出会った人々を性格とか行動でタイプ別に分けて、新たに出会った人(関係者)をそのタイプに当てはめて(取ったであろう)行動を推理するをいう手法。
なんだか統計データを分析しているかのような。頭良いんだなぁ…って感心しちゃいます。
この食事会にロンドン警視庁の前警視総監も招待されていたことから繋がる1つのキッカケになります。
終わりに
作品の良さを上手くかけたのか不安もありますが… 読んだことがない誰かの読むキッカケになると嬉しいな。
また読んだことがある方はどう感じるのだろう…。こんなんじゃこと足りないよーってなるのかも?その辺りはご容赦くださいませ。
そして、ゆるく 「書く習慣 」の1ヶ月チャレンジ中です。書いて、投稿する勇気をくれたこの本に出会えた事に感謝。
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