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小説講座「くろひつじ塾」

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超初心者さん向けの小説講座です。 読むだけで誰でも小説が書けるようになります。 心の中にある物語を表現する方法を知りたい方、何だか上手く書けない方は一度ごらんください。
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記事一覧

5.淡々とした文章を変える方法

よく「文体が淡々としている」というお悩みを聞くので、今回は文体についてです。

結論から言えば「最低限の情報しか無いから」と言うのが理由になります。
これの解決方法を書いていきますね。

【まず最初に】

文章は無駄を削ぎ落としてスマートに、というお話をよく聞きます。
これはweb小説においては間違いではなく、web小説読者は簡潔にまとめられた文章を好む方が多いです。
しかし「最低限の情報しか無い

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4:戦闘シーン特集

今回は私が戦闘シーンを書く時に気を付けていることを解説していきます。
我流な上に感覚で書いているので上手く言語化できる自信はありませんが、一例として参考にしてみてください。
また、既にキャラクターが出来上がっている前提での解説になるので、まだの方は先にキャラクター設定を作りこんでみてくださいね。

【まず最初に】

戦闘シーンは武器や距離によって書き方が大きく異なります。
拳やナイフを使うほどの近

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3:細かいテクニック

という訳で今回は、応用テクニック講座です。
ちょっと長いので気長に読んでください。

【一文に主語術語は一組まで】
主語述語がたくさんあると読者が混乱します。
俺が君に言ったのに君は彼に俺の言葉を伝えた。
とか、意味が分からないですよね?
できるだけ簡潔にするのが大事です。

【五感をフルに活用する】
視覚や聴覚は描写しやすいのですが、嗅覚は忘れがちです。
しかし嗅覚は最も記憶に直結しているので、

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1:感覚で小説を書けるようになろう

【ぷろろーぐ】
この記事の内容は「とても簡単に小説を書く方法」です。
文学的な基礎や応用ではありません。そんな難しいことやりたくないですw
とりあえずやってみようぜ!というノリなのでお気軽にどうぞ!

【レッスンいち】
まずは「短い文」を作ります。これはTwitterやLINEをした事がある人なら誰でも出来ている事ですね。
例えを書いてみます。



パンチをした。



はい、こんな感じです

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2:小説の設計図「プロット」を作ってみよう。

【プロットってなに?】

プロットとは「小説の設計図」のことを言います。
料理でいうレシピです。

実はですね、小説家って二種類に分けられるんです。
それぞれ「プロッター」と「パンツァー」です。

・プロッター
小説を書く時に設計図とも言える「プロット」を書くタイプ。

・パンツァー
プロットを書かずに感性で書くタイプ。

小説を書く人の大多数がプロッターらしいです。
それだけプロットが大事だと言

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