近江高校山田君の精神力の強さ

昨日、令和4年3月30日に行われた選抜高校野球大会準決勝において、近江高校の山田君がデッドボールが左足に当たり倒れ込みベンチに下がりました。このまま交代するかな？と思って見ていましたが足を引きずりながら次の回にマウンドに上がりました。この大会を1人で投げ抜いてきた山田君ですが、周りは「投げさせすぎ」や「壊れてしまう」と賛否両論ある中での負傷登板。この行動にも色々な意見が出ています。昨年夏に肘を壊して、秋の大会は登板せず、チームは近畿大会ベスト8に終わります。微妙な立場で選抜出場校発表を迎えましたが、結果は補欠校となりました。発表前に監督は選抜に出られるなら全試合山田君でいくと公言されていました。そして京都国際が辞退したため繰り上げ出場を果たします。公言通りここまで山田君ただ1人で勝ち上がりました。また肘を壊すのではないか？選手生命を短くしてしまうのではないか？色々な意見が飛び交っている中での昨日の足を引きずりながらの登板

それはやはり色々な意見が出ると思います。

相手の浦和学院のエース宮城君は投球練習もせずに敗れました。これにも「何故投げさせない？」など言われてました。

私の意見としては本人と監督の意見が一致していれば投げることも投げないことも正解だと思います。周りが色々言っても、本人が投げると言えば投げないと納得しないと思いますし、本人が間違いなく後悔すると思います。私が同じ立場の選手なら間違いなく投げると思います。その時は壊れていいから投げますと言うと思います。ウチの三兄弟ならどうするかな？て考えてみたら、長男と次男は間違いなく投げます。次男なんかは骨折しても甲子園で打席に立ってましたし。三男は間違いなく投げないですね。痛みに強い、弱いはありますが、その悪状況をプラスに活かせる精神力を持っていれば戦えると思います。

親の立場としてもどちらでも、後悔しない選択を本人がしてほしいと考えます。

周りが色々言っても正解も不正解もないと思いますし、色々なことが起きているドラマを想像しながら今日の決勝戦を見たいと思います。

雨で中止で1日でも山田君を休ませてほしい気もしますが。。。

近畿同士の決勝戦！どちらも頑張れ！