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49.「好きな小説(家)を教えてください」

こんばんは。くろぎです。今日はめちゃくちゃミスドが食べたい気持ちです。家の近所にミスドないんだよな~~~みなさんミスドだと何が好きですか?私はシンプルに「チョコリング」と「ストロベリーリング」が好きです!

さて、本日のお題はこちら。

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文章書くの好きなくせにまともに読書していたのは小学生の時のみ

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最初に謝罪させてほしいんですが、私、マジでここ10年以上まともに読書をしていないです。文章書くの好きなくせに、それはどうなんだ感ある。

実際、上手な文章を書くためにはきれいな日本語に触れたり表現の引き出しを増やす必要があって、それってつまり本を読むことなんですが、めちゃくちゃそれをサボっている。

小学生の時は本の虫だったのですが、中学に入学して以来本を読む機会が激減し、社会人になった今、ようやく少し焦りが生まれ「ちゃんと本を読んで文化的な時間を過ごしたい」と思って購入した夢野久作と三島由紀夫を無事に積読している。許してほしい。

なので、最近流行りの作家の作品は一切読んでいないということを念頭にこれから紹介する作品を見てほしい。

おすすめの児童書なら色々紹介できる自信ある。はやみねかおるは神。

⑴星新一のショートショートシリーズ

好きな作家は誰ですか?と聞かれて必ず答えているのが星新一です。

読んだことある人も多いと思いますが、彼は「ショートショート」の鬼才です。起承転結が明確で鮮やかな伏線回収、想定を裏切る結末、ハッと気づかされるようなメッセージをたった数ページで完結する短い物語上で描いてしまいます。

寓話を通して人間に警鐘するものが多いですね。どの文庫本から手にとっても星新一ワールドにすぐ入り込めると思うのでおすすめ。

なんなら下の単行本セットは今からでも欲しい。

⑵さくらももこのエッセイ

もうすでに小説とは異なるチョイスをしてしまっているが大目に見てほしい。

ちびまるこちゃんの作者・さくらももこはエッセイストとして天才だと私は思っている。一読しただけで「あ~!これはさくらももこの文章だ!」って分かるようなまる子の語り口調まんまな文体。敷居の高さを感じさせない、多くの人に親しみやすさを与えつつも、誰もが簡単に真似できる文章ではなく、あくまでさくらももこにしか作り出せない唯一無二の文章なんですよね。めちゃくちゃ好きな文章。

軽快な語り口でどこまでも正直に自分の心情をしたためているのが良いです。

何冊か彼女のエッセイは持っているんですが、個人的には上に貼ってあるもものかんづめが一番面白かった記憶がある。収録されている話の中でも「身内のことをこんな風に書くなんて不謹慎だ」という非難の声が作者のもとにも複数届いた問題作「メルヘン翁」はめちゃくちゃ声上げて笑った。水虫研究も好きです。

⑶森見登美彦の「夜は短し歩けよ乙女」

そしてここにきて急にピンポイントに作品を指名するスタイル。

森見登美彦作品に出てくる大学生活、人物、単語の全てが愛おしい。私が求めているのはこういう日常だったんや。先輩が本当に愛せる。

結局こういう作品で描かれているような恋愛が私みたいな拗らせヒューマンの心を一番強烈にきゅっとさせるんじゃ~~~~!!!!少女漫画なんて足元にも及ばない。※個人の感想です。

つまり、四畳半神話大系も同じ理由で激推しできる。

四畳半神話大系の感想文は以下で公開しているのでぜひ。

⑷妙に印象に残っているのが「あの日の僕らにさよなら」

これはいわゆる「表紙買い」した小説ですね。不思議と印象に残っている小説です。

なんていうんだろう、めっちゃ面白い!みたいな話ではないし、むしろ途中は胸糞というか、やばい人たちがたくさん出てきてハラハラしながら読む部分もあったんですが、結末が妙にリアルだったのが良かった記憶。

誰しもが持つ、青かった日々を振り返れるようになったタイミングで読みたくなるような作品な気がする。

この記事を書くってなった時にふと思い出したってことは、うまく説明できないけどきっと私の中で何か意味ある一冊だったということだと思うので紹介。

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