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映画レビュー take2


 黒川エキスポの映画レビュー
 今回の映画はダニエル・ウィルソン監督の『Stand-up Comedy』

あらすじ
 ジョナサンは有名なスタンダップコメディアンになることを夢見て町の外れの小さなバーで毎晩のようにステージに立っていた。
 ある日ジョナサンはステージを終え、バーで1人お酒を飲んでいると隣の席の男性客から声をかけられる。その男性客はジョナサンに尋ねる。「お前は自分のコメディを面白いと思っているか?」と。「当たり前だ。僕は天才コメディアンなんだ。」ジョナサンは答える。するとその男性客は満足そうな笑みを浮かべ去っていく。
 それから1週間後ジョナサンの元へ1通の手紙が届く。それは伝説のスタンダップコメディアン、エドワード・ジョンからの彼のコメディショーのオープニングアクトの誘いだった。

感想
 素晴らしい青春映画でした!諦めずに努力し続けるということ当たり前で大切なことだけど中々現実では難しい、それでもこの作品を観たらやっぱり諦めずに頑張ろうそう思えるような作品でした。今何かを頑張っている人や何かに夢中な人に是非見て欲しい映画です!

 ジョナサンは作中何度も諦めかけるんです。でもそれでも完全には諦めないところが素敵で気づいたら画面の中のジョナサンを応援していました!
 エドワードのコメディショーのオープニングアクトでめちゃくちゃスベッた後その日はすごく落ち込んで、もうコメディなんかやんねぇみたいになっちゃうんですけど、次の日には自分のことを天才コメディアンだって言って次のスタンダップコメディのネタを考え始める。そのときの机に向かっている背中のカットが本当にかっこいいんですよ!

 そして、エドワード・ジョンはなんとあの伝説のコメディアン、エドワード・ジョン本人が演じています!あのバーのシーンでなんかこの人見たことあるなーからの手紙のところでエドワード・ジョン!しかも本人役で!と驚いた人も多いんではないでしょうか。
 調べてみたらエドワードの台詞は彼自身が考えてるそうです。まぁ調べるまでもなく作中のエドワード・ジョンの台詞は彼らしいユーモアの中にかっこよさもあるものばかりでした。特に「俺たちはどんな失敗や悲しみからも立ち上がることができる。だって俺たちはスタンダップコメディアンだろ?」のところとかはもう流石king of スタンダップコメディ、エドワード・ジョンって思わされる台詞でした!

 長くなってしまいましたが、『Stand-up Comedy』とても素敵な作品でした。

 こちらの作品には黒川アカデミー賞最優秀心が折れそうになった時に見たい作品賞を差し上げたいと思います!

 まぁこんな作品この世界に存在しないんですけどね!

 それではまた次回の作品でお会いしましょう!

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