ラジオ体操発祥の地1

「ラジオ体操会発祥の地」

正確な場所は不明となった発祥地

★ジャンル【スポーツ】【文化】
★場所 千代田区神田佐久間町3−21
★最寄駅 JR、東京メトロ秋葉原駅

これまでの東京23区発祥の地一覧

★碑文
「ラジオ体操は昭和3年11月簡易保険局が国民の健康増進のために国民保健体操と名づけて制定したものである。これがひとたび放送されるやラジオ体操として親しまれ全国各地にラジオ体操会の誕生をみるにいたった。この地は当時万世橋警察署の面高巡査が町内会の人達と共に全国に先駆けて「早起きラジオ体操会」を始めたゆかりの地である。ラジオ体操50年に当りこれを顕彰する」

★解説
 JR秋葉原駅と浅草橋駅の中間あたりの南側に佐久間公園という小公園があり、ここに碑があります。現在公園となっているのでこの公園でラジオ体操が始まったように思いますが実は違います。この公園には昭和の初めまで佐久間小学校があり、1932年(昭和7年に)に御茶ノ水まで開通した総武線の敷地にかかったため、移転しました。
 碑にははっきり書いていませんが、面高叶(おもだか かのう)巡査らがラジオ体操を始めたのは1930年(昭和5年)7月21日だったそうです。碑だけ見ると、昭和3年に始まったように勘違いしかねません。ですから体操会開始当時はまだここは学校だったわけで、ここでラジオ体操をしたわけではないようです。
 様々な資料を合わせると最初のラジオ体操会は、現在の和泉橋袂の「宮川広場」と呼ばれた空き地で始まったようです。佐久間公園からはかなり離れています。
 「神田和泉町」で開かれたと記されている資料もありますが。どうも「和

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