東京音大発祥の地1

「東京音楽大学発祥の地」

国内最古の私立音大

★ジャンル【学校】
★場所 千代田区猿楽町2−1−14
★最寄駅 東京メトロ、都営神保町駅

★碑文
「東洋音楽学校(現東京音楽大学)は、明治四十年五月一日この地に設立された。校長鈴木米次郎は、音楽教育の先駆者で、恩師でもある伊沢修一、高楠順次郎、島崎赤太郎らを評議員に迎え、わが国音楽文化の近代化を目指して創立した」

★解説
 駿河台の猿楽町、有名な男坂の下にあります。
 国内の私立音楽大学では最古の歴史を誇ります。大学以外だと1903年(明治36年)に創立した音楽遊戯協会講習所がのちに日本音楽学校という専門学校になり、2008年(平成20年)までありました。現在は有明教育芸術短期大学となっていますが、音楽教育は行っていません。
 創立者の鈴木米次郎は東京音楽学校(現東京芸大)を第1期生として卒業後、母校や東京高師で教鞭を取ったのち、音大を創立します。
 駿河台の校舎は1923年(大正12)の関東大震災のため全焼したため、当時池袋にあった成蹊学園(現成蹊大学)の校舎をを借り、授業を再開しました。翌年になり、近くの北豊島郡高田町大字雑司ヶ谷(現豊島区南池袋)に校舎を移転し今に続きます。
 「東京」の名になったのは新しく、1969年(昭和44年)のことで、それまでは東洋音楽大学でした。これは「東京」の冠がつく音楽学校は官立の「東京音楽学

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