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「文京区ラジオ体操発祥の地」

日付だけならここがラジオ体操発祥地?

★ジャンル【学校】 
★場所 文京区大塚4-49
★最寄駅 東京メトロ丸の内線新大塚駅

これまでの23区発祥の地一覧

★碑文
「文京区のラジオ体操は、昭和四年一月十五日、大塚仲町(現大塚四丁目四二番)の 本伝寺境内に町内有志が集まったのを始まりとする。その後、隣接各町会の有志が合流し、三月二十七日、会場を当地に移し、大塚公園ラジオ体操会と称した。ラジオ体操六十年にあたり、これを記念する」

★解説
 東京メトロ新大塚駅からすぐの都立大塚病院や東京都監察医務院の南側にある大塚公園内に建っています。
 ここには関東大震災まで渋沢栄一が設立した福祉施設「養育院」がありましたが、震災被害を受けて板橋に移転したあと、跡地の一部に作られたのがこの大塚公園です。欧米風の露壇(ろだん)や噴水などがある当時最先端の画期的な公園として1928年に開園します。
 さてラジオ体操ですが、放送開始は別項の「ラジオ体操会発祥の地」でも紹介しましたが、1928年でした。また千代田区の「ラジオ体操会発祥の地」で集団でのラジオ体操が始まったのは1930年とされています。
 「文京区ラジオ体操発祥の地」の碑文によれば、近くの本伝寺で集まって体操を始めたのが1929年1月で、それがこのできたばかりの大塚公園に移ったのが1929年とされています。ということは、全国ラジオ体操連盟が「発祥の地」としている千代田区の発祥地より、こちらの方が早く始まったことになります。実際、碑文では「文京区のラジオ体操は」と限定していますが、近くにある立て看板では総士た限定を取って「ラジオ体操発祥の地」と誇らしく書いてあります。
 さてこれはどうしたことでしょう。千代田区の「ラジオ体操会発祥の地」

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