「烏山小学校誕生の地」
創立時は神奈川県だった学校
★ジャンル【学校】
★場所 世田谷区南烏山2-23
★最寄駅 京王線千歳烏山駅もしくは芦花公園駅
★碑文
特になし
★解説
千歳烏山駅からは5分ほど、芦花公園駅からは7分ほどの両駅の中間、烏山神社北側にある念仏堂内に建っています。
世田谷区立烏山小学校は1873年7月1日、この地の念仏堂を校舎として「温知学舎」という名で開校しました。このころこの場所はまだ東京ではありません。神奈川県多摩郡烏山村です。
烏山村は1889年に周辺の村と合併し千歳村となりますが、依然神奈川県のままでした(郡名は少し前に北多摩郡に)。その後1893年になって多摩地区は東京府に移管されます。しかし千歳村はまだ現在の東京23区にあたる「東京市」ではなく、昭和になった1936年に世田谷区にやっと現在と同じ編入されます。1932年に大東京市35区が誕生した4年後でした。
この間1875年に校名を烏山学校と改称し、この時に廻沢村にあった分教場は塚戸学校となり、現在の塚戸小学校に連なっています。
1909年にようやく校舎を新築移転することになり、甲州街道の北側に移転します。しかし1918年に校舎が火事で焼け、1920年に現在の千歳烏山駅前に移ります。今はその場所には烏山区民センターがあり「世田谷区立烏山小学校跡」の碑が
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