ソニー創業の碑
ソニー飛躍の原点
★ジャンル【企業】
★場所 品川区北品川6-7
★最寄駅 JR大崎駅
★碑文
「ソニー株式会社は昭和22年(1947年)1月20日 この土地に70坪の工場を得て東京通信工業株式会社として 今日への第一歩を印した」
★解説
大崎駅から目黒川を渡り御殿山方面に向かいます。大崎図書館の角を右に曲がり、ソニー通りに出た向かい側の巨大マンション、ガーデンシティ品川御殿山の半地下飲食店街の植え込み内にあります。ガラスを積み重ねて作ったオブジェで、普通の記念碑とは違うソニーらしいおしゃれな印象です。
この記念碑(オブジェ)は長く「ソニー創業の碑」と呼ばれていますが、実はここをソニー創業地と呼ぶのは問題があります。このオブジェのどこにも「創業」や「発祥」の文字はありません。
ソニーに詳しい方ならよくご存知の通り、ソニーは敗戦直後の1945年10月、井深大(いぶか まさる)が日本橋の白木屋百貨店(現在のコレド日本橋の場所)3階の一室を借りて、個人で「東京通信研究所」始めたのが最初です。これを聞いた旧知の盛田昭夫(もりた あきお)が合流したのが1946年5月で、この際に「東京通信工業株式会社」となります。現在のソニーのサイトではこの日を創業としています。創業地は日本橋なのですね。
しかし敗戦から日が経つにつれて白木屋も売り場が必要になり、立ち退きを迫られるようになります。また事業が進むにつれて必要になってきた工場や倉庫はあちこちに分散して不便でした。そこで一つにまとまれる場所を探
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