2019年に出合えてよかった本|読んだ本
2019年もあともう少しで終わろうとしているときに、あわててまとめようとするわたしもわたしですが、今年出合えてよかったと思う本をメモしておこうと思います。
『贖罪』(イアン・マキューアン著/新潮文庫)小説を読む楽しさを教えてくれた、とても心に残っている本です。
最初の50ページぐらいはつかみどころがなく、まったく気乗りしなかったんですけど、登場人物の心の動きを丁寧に描き出しつつ、その先に起こる事件へと読者を導いていることに気づいてからどっぷりとその世界に浸ることができまし