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EAT/PAINT第二回公式大会参加レポ

EAT/PAINT第二回公式大会に参加したので、記録として当日の対戦レポートを書きます。



EAT/PAINTについて

EAT/PAINT(イートペイント)は2023年のゲムマ春でYUTRIOさんから発売されたLCGになっていて、異なるルールと能力を持つキャラクター達で戦うカードゲームになっています。
ルールなどの基本的なものはこの記事では割愛します。


大会について

大会形式
【会場】イエローサブマリン秋葉原RPGショップ
【参加人数】15人(定員16人)
【レギュレーション】デッキ登録制(キャラクター1種+サブデッキ1種/眼前構築)
【試合時間】構築5分/試合25分/BO1/時間切れ後追加1ターン/両負けアリ
【予選形式】スイスドロー4回戦
【決勝トーナメント】スイスドロー3-1以上の5名が進出、4-0は2bayの決勝シードが貰える
【景品】上位3名「2023 E/Pチャンピオンシップ」参加権利&限定プレイマットor限定ストレージ

【使用構成】ヒメリア+レイン(黄ヒメリア)
【結果】4位(予選×○○◯/トナメ×/4決◯)

大会形式は髙須さんの第1回大会レポより引用
全勝者が2bayの異常トナメ表

第2回公式大会環境について

第2回大会環境(以降 今環境)は第1回大会環境(以降 前環境)から4枚のエラッタが入りました。
エラッタの内容としてはアプラ(竜赤)を咎めるものがほとんどとなっています。
第1回大会は1位〜3位を赤ヒメリアが締める環境となっており、赤ヒメリアが頭3つほど抜けている環境でした。

圧倒的1強環境

ナーフは赤ヒメリアの速度が抑えられる程よいエラッタだったんじゃないかなと思います。

握るデッキを決めるに当たって、前環境の上位アーキタイプを参考にしました。
1位〜3位 赤ヒメリア
4位タイ 青ヒメリア、黄ヒメリア
今回のエラッタでヒメリア自体への変更はなかったため、ヒメリアの強さは健在だろうと考えました。

上記3種類のデッキを回してみた所感としては、

  • 赤ヒメリア:〈朱い切断〉ナーフがかなりきつい。流石に速度はエラッタ前よりは落ちたものの、環境リーサルターンには間に合っており、全然一線級のデッキだと感じた。先行取れれば全デッキに勝ち得るポテンシャルがある。

  • 青ヒメリア:盤面にリソースを置く関係上、黄ヒメリアには微不利が付きそうだが、全体のカードパワーはトップ。〈潮騒〉〈露草〉〈融解〉がヤバい。爆速で竜形態になる。

  • 黄ヒメリア:〈ヨミ〉がヤバい。他ヒメリア相手はヨミでルーツカードを破壊してリソース優位に立てる。〈カナリア〉もヒートが爆速で貯まっていくからかなり強い。

ヒメリア3デッキの中では青ヒメリアが一番強いと感じた。しかし、黄ヒメリアが青ヒメリアに対して有利が付くので、この段階では持ち込みデッキは黄ヒメリアで行こうと考えてた。

対面練習してみて

思ったより黄ヒメリアが青ヒメリアに対して有利が付いてないなと感じた。要所で〈ヨミ〉を出せた試合は勝てるものの、ヨミが引けないと五分〜微不利ぐらいに感じた。

その後、練習を続けた結果プレイング次第で黄ヒメリアvs青ヒメリアは黄ヒメリアに有利が付くことが判明したため、持ち込みデッキは黄ヒメリアでほぼ確定した。

しかし……

友人との重ゲー会で1セット戦をやってるときに黄ヒメリアは赤エーカに対してめちゃめちゃ不利が付くことが判明

ワークを処理出来るカードがヨミorトラップしかなく、全然処理が追いつかないので明確な不利対面である。

しかしながら、青ヒメリアvs赤エーカは青ヒメリアに有利が付くため、三すくみになっていると思った。
青ヒメリア→赤エーカ→黄ヒメリア→青ヒメリア

今大会の目標をtop3(プレマ+e/p cs権利)としたため、先手取れればどのヒメリアにもワンチャンスある黄ヒメリアを握ることに決めた。

赤エーカは不利が付くが、予選4戦+トナメ含めて、当たっても1回ぐらいだろうと予想したためデッキ決定段階で切った。
もし赤エーカに当たったら大災に遭ったのと同じ。

赤エーカ=無惨様

環境としては
黄ヒメ≒青ヒメ>赤ヒメ>赤エーカ>その他
ぐらいかなと予想していた。

大会環境はまさかの赤エーカが最多持ち込み……
その下には黄ヒメリア、青ヒメリアと予想通りの並び。赤ヒメリアはまさかの持ち込み1名。
やはりナーフをキツイと思った人が多かったよう。


大会レポート

予選(全4回戦) ❌⭕⭕⭕/🎲×〇〇〇

第1回戦【青ヒメリア】 ❌/🎲×

【自分】《琥珀の風》《金の一振り》out
【相手】《秘色の波動》《紺の衝撃》out

引きが噛み合わなくて《カナリア》や《ヨミ》が序盤に全く置けず😭😭
トラップで耐えるルートに持っていくも、《ソウテン》を置かれた返しのターンに割れず、そのまま押し切られて負け。トラップ伏せすぎた……

初戦負けで初っ端から崖っぷちになったものの、割とうまく切り替えたので次戦以降に引きずらずにサブマリン狙いに行けた。

第2回戦【赤ヒメリア】 ⭕/🎲○

【自分】《琥珀の風》《金の一振り》out
【相手】《ヒノマル》《傲慢な赤熱》out

先1で《謳われた三日月》を伏せることができたため、相手の《朱い切断》による走り出しを止める事ができた。

先2で《ヨミ》を引けたため、《膨張の愛》を破壊する好展開。
後2で相手はリソース不足のため《朱い切断》で山を掘りに行く。(自分は《ヨミ》打ったのでフルレスト)
先3で《カナリア》置けて、後3の攻撃に《謳われた三日月》打ってヒートをため、竜形態に進化してカナリアでヒート貯めてからの《忘れられた朝露》×2+《崇められた夜明け》で勝ち。

後2は【レスト効果】でヒートに1枚送ってしまったためにフルタップになってしまったので、チャージすべき盤面だった。

第3回戦【黄ヒメリア】 ⭕/🎲○

【自分】《琥珀の風》《金の一振り》out
【相手】《電号》《金の一振り》out

先手が取れて、先2で《カナリア》を始動できた。
後2: 相手が《カナリア》設置。
先3: 《ヨミ》で相手の《カナリア》を破壊する。
後3: 相手の《ヨミ》で自分の《ヨミ》を破壊される。
先4: 《ヨミ》で相手の《ヨミ》を破壊+《愛された木漏れ日》でヨミをアクティブにして相手のヨミでの破壊をされないようにしてターンを返す。
後4:相手は《ヨミ》を引いてきたものの、こっちの《ヨミ》は破壊できないため、リソース稼いでエンド。
そのままこっちがテンポアドバンテージ取ってヒート貯めてからの《忘れられた朝露》×2+《崇められた夜明け》で勝ち。

黄ヒメリアミラーの練習をしっかり出来てたのが大きかった。

第4回戦【青ヒメリア】 ⭕/🎲○

【自分】《琥珀の風》《金の一振り》out
【相手】《秘色の波動》《紺の衝撃》out

先1:初手が《謳われた三日月》《ヨミ》《愛された木漏れ日》でレスト効果:そのままヒートに送って、ヒート1、《愛された木漏れ日》チャージ、《謳われた三日月》伏せで《ヨミ》キープで番を返す。
後1:ルーツ系でリソースを稼ぎに行く動き。
先2:《電号》伏せて、《ヨミ》置きで相手のルーツを削りに行く。
後2:《ソウテン》で電号破壊、《藍い融解》に対応して《謳われた三日月》でヒート貯める。
先3: 《カナリア》置きながら《ヨミ》のエンド時効果で《ソウテン》破壊。
後3:ルーツ使い回しでリソース集めつつヒート稼ぎ。
先4:《カナリア》連打でヒートにトラップを貯めて次ターンの《忘れられた朝露》によるゲームエンドを狙う+余ったマナで《崇められた夜明け》で削る(カード効果でデッキ上に)。

後4:相手は《忘れられた朝露》ルートによる今ターンのリーサルプランが有ったものの、自分が伏せ2(《謳われた三日月》,《寒星》)、エナジー2。→《ソウテン》で《謳われた三日月》を破壊。もし伏せが湖上or電号だった場合、レスト効果が使えずに負けるため、次ターンの確殺のためにルーツ系でリソース確保ターンエンド。先5:貯めたヒートのトラップ回収して《忘れられた朝露》2連打で勝ち。

先1の《ヨミ》キープのプレイは1回戦の負けから《ソウテン》を意識してしたプレイだったので刺さってくれて良かった。

決勝トーナメント

準々決勝【赤エーカ】❌

トラップ伏せて相手の事故とプレミをお祈りするゲーム
お相手はちゃんと回しきって順当に負け。
がっつり不利対面なんで当たった時点でしゃーなし。

4位決定戦【赤エーカ】⭕

トラップ伏せて相手の事故とプレミをお祈りするゲーム再び
前試合に比べて《謳われた三日月》や《雷号》などの有効札を多く引けたため、思ったより勝負になった。
お相手が多面展開してライフを詰めてきてる中で、《デメック》で《レオル》アクティブから《レオル》先殴りに対応して《雷号》を《デメック》に打った一連のプレイで《デメック》アタック分の3点が失わる。
そのおかげでライフ1で耐える
そのまま《忘れられた朝露》でトドメ刺して勝ち。
細かいプレミが勝敗を分けるいいマッチだった。


まとめ

結果は4位で惜しくもTOP3に入れなかったのですが、今回3位の池粕さん(@ikekasu_428)が第1回大会の方で権利を獲得していたため、繰り下げで「2023 E/P チャンピオンシップ」の参加権利を獲得することが出来ました。
今回大会はあまり実践練習に時間を割けなかったのですが、権利を取った以上第3回大会や「E/P CS」に向けて、研鑽を積んでいきたいです。

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