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【感想】銀河英雄伝説Die Neue These 20話「惨劇」(2ndシーズン 星乱 ep8)

サブタイトルからきついんだよぅ。
前回で既に惨劇だったけど!?とみんなが突っ込んだだろう、サブタイ。実際「惨劇」でしたね(泣)

一刻も早くおそばに

リッテンハイムの軍、5万隻???多くない???
貴族連合、上にいる連中はアレなやつばっかりなのに、数だけは多いんよな。

「これを撃破せよ」
「御意」

無理とか一ミリも思わんのよな。相手5万隻よ???
数的優位の状況を作り出せば勝てると言いつつも、やはり率いる者がダメダメならば、結局寡兵でも勝ててしまうんだなああ。

辺境星域の王。
原作では際どい噂として流布していたという程度にとどめられていたものだけど、ラインハルトの耳に入ってるし、むしろめっちゃウキウキでキラキラしてる。かわええ・・・。
そうだよね。この二人の間で、武勲や度量に見合った賞賛を得ていることを僻むことなどありはしないものな。それだけ二心なき二人としてこの上ない描写だと思う。
極め付けが、戦いを早く終わらせたい理由が、ラインハルトさまのおそばに戻りたいからって。なああああにいいいいいいいいい。
ニコイチ極まれり。半身だもんね。そりゃあそう。そりゃあそうだよ。
離れて生きていける二人ではない。あれ、これは姉上の言葉だっけ?

ラインハルトさまのそばにって言ってるのに、姉上のケーキの話してるの、若干ズレてないかい、ハルトさま???そこがかわいいんだけれども(ん?)。
キルヒアイスも分かってないなあって甘く呆れてる感じの表情してたな???常時こんな感じなのかな。かわいいね、ふたりとも。

ここでBinary Star流れるの最高でありつつも、心に来る。
(日テレおよびTVerの見逃し配信で見てる方は、是非ともOP / EDありverを観てね。各種配信サイトで配信してるからね。2バージョンあるけど(笑))

キフォイザー星域の会戦

キルヒアイス、ワーレン、ルッツ。このメンバー、何か和む。
ミュラーもキルヒアイス艦隊のどこかにいる気がしてるんだけどどうだろうね。
800隻で高速艦を率いて何するの司令官!?

オストマルク、かっこいいなあ。めっちゃ防御力高そう。
打算ありありリッテンハイム。
ラインハルト陣営とかメルカッツさんとかは鋭く「ファイエル」って号令出すのに、やたらと鷹揚としたリッテンハイムの「ファイエル」。軍人として命令を出すことなんてほぼなかったんだろうなってのが分かるほど、腑抜けてる感じが出てて面白い。

奇しくもワーレンのサラマンドルもルッツのヘルズブレイズも紫系の艦だったな。バルバロッサは赤いし。暖色系の旗艦群。

モニタの画像的には、兵力はリッテンハイムの1/3くらい?

バルバロッサの主砲、重い。かっこいい。いや、ビームに重いって何って話なんだけど(笑)。バルバロッサが画面に入り込んだくる時に若干画面が揺れてるようなの、いいよね。4Dとかで観てたら椅子動くやつやんね。真空だけど、気にしない。

真正面を避けて800隻の機動力抜群艦隊で敵陣の深くに位置した本体を急襲。かっこいいいいいい✨✨✨✨✨✨✨✨
800隻、気取られたら先にこちらが殲滅されそうだけど、ワーレンとルッツがうまく敵陣の注目を集めてくれてたもんね。連携ナイスだ👍

リッテンハイムの副官、えらくかっこいいキャラデザだな?
わあ。声が裏返ってる。無様〜。逃げるって言っちゃってるやん(笑)。


自陣の補給艦隊撃沈。
貴族は本当に補給物資の価値を知らねえな・・。

コンラート・リンザー、意外と普通に座ってた?一度自力であの体勢まで移動して、再度気を失ってたのかな。
小さなコンラートくん、無事だな!!良かった!!!!
でも、他にもいたんだろうな幼年学校の生徒。何人もの下級兵士や子供たちが乗っていたはずの補給艦を……リッテンハイムめ。

「敵とは誰のことだい」

重たいよ、リンザー。
胸ぽんぽんってやってデバイス出てくるのかっこいいなあ。
降伏に複雑そうな顔をするコンラートくん。そりゃあまあね。貴族の子弟は多分まだ権力の毒に浸る前で、それでも自身の足元が崩れる予感などないんだろうな。

お若いコンラートくんに意見を訊いてくれるリンザー大尉。そして大人の責任の下、良きようにしてくれる。いい大人だ。
自嘲が辛い。自分が仕える主君の器、大尉にどうにかできるものでもないとは思うけど。貴族連合も下級兵は平民だものなあ。

キルヒアイスに面会したリンザー大尉。
あの補給艦にいたと聞いた→閣下のお役に立てると思います。
この間の表情で伝えてるのいいな。

ダメダメリッテンハイム侯。貴族、すぐお酒飲む‥…。酔ったところで現実を回避できるわけじゃないのにね。
リッテンハイムのところに来たラウディッツ中佐、原作だと上半身だけの部下を背負ってるんだけど、衝撃映像すぎて下半身生えてたね。原作通りの描写をしてほしい反面、グロ耐性がないので助かってはいる。
あと、何でこのパウルス一等兵だけ連れてきたのかと思ったけど、あれかな。まともな人体を保ってるのがパウルスくんだけで、後全滅だったのかな。

貴族の傲慢と、兵の憎悪。
端的に表れてるなあ・・・。
ってかゼッフル粒子危なすぎる。ゼッフル粒子が充満してたら自動トリガーロックとか掛けておかないとダメじゃない?でも最後の自爆攻撃が使えなくなっちゃうのか。
何で一人だけしか検出できなかったのかな。仕込んでた場所が極少部位だったのかな。パウルス一等兵に仕込んでたのかな。あり得る。自爆攻撃仕掛けて誘爆させたのか?

キルヒアイス背高いなあ。
「赤毛ののっぽ」のハンサムさんなの最高だぞ。

リンザー大尉は明確にリッテンハイムへの忠誠は捨てて貴族連合を離脱しているだろうけど、モーデルの方はどうなのかな。軍人たちから少し距離を置いて立ってるのも、貴族の子どもであることも含めて、まだうまく飲み込めていなさそうだな。
大人コンラートくん、ケア頼むよ。

終焉の始まり

いきなり良い声したと思ったらロイエンタールやーん☺️
余裕っぷりがすげえ。敵の巧みさからメルカッツがいることを推測し、退く。それも悠々と。

珍しく「おれ」って言ってるラインハルト。斜め後ろにいるの、あなたの半身ではないですよ?オベさんはきれいに流したけども(笑)。
メルカッツは老練で素晴らしい指揮官ではあるけど、「自由な手腕」を揮わせる度量は、貴族連合にはない。オベの一応の懸念に対して、ラインハルトの貴族たちへの解像度の高さから、即座に否定できるの強い。
オベもそのまま「御意」って受けてるから、色々探り合いながら会話してるなあって思う。この二人。

ラインハルトの煽り〜✨
美しい若者から辛辣な煽り喰らっては、貴族どもの短い堪忍袋の緒なんて簡単に吹き飛んでしまうでしょうな。ぐぬぬぬってしてるの見て溜飲が下がる。ざまあ!

フレーゲルとブラウンシュヴァイクの叔父甥茶番。
おお!行ってくれるか!!じゃねえのよ。こいつらはもう……。

「なりません」

茶番に冷水をぶっかけてくれるメルカッツさん。まだ見捨てず忠言してあげるだけ優しいと思うよ。シュナイダーくんなんかはもう放っておいても良くないですか!?って思ってそう。
明白な挑発。明白なことでも言葉にしてあげないとわからないし、言葉にしたところで自分達の望む言葉じゃないから聞きもしない。

フレーゲルに噛みつかれても、彼に対して言い返すのではなく、盟主たるブラウンシュヴァイクに対して話す。メルカッツ、かっこいいわ。シュナイダーが心酔するのも忠義を尽くすのも、理解するしかない。
八つ当たりフレーゲル……帰ってくんな(怒)。

ああ。メルカッツさんの顔が曇る一方だ😭

フレーゲルの声音も口調も仕草も何もかもが貴族の悪いところの煮凝りみたいで、嫌いなんだけど面白くはある。足の組み替え方一つとっても、美意識だけはあるんだよなあ。面白いわ。

ガルミッシュ要塞が陥ちて、リッテンハイム軍が使い物にならなくなった。その事態を、自身の権力を狙う奴がいなくなったと捉えることしかできないブラウンシュヴァイク。アンスバッハは戦況と陣営自体の勢力に目線が届いてるけど、主君の方は……。本当にさあ、何でアンスバッハはブラウンシュヴァイクなんぞに尽くしてるんだい?
メルカッツ、ファーレンハイトあたりと手を結んで、貴族連合を内部から食い破ってくれよ……それができない人たちなのだとは重々承知してるけどさあ。あまりにも……。

銀英伝には忠義に厚い人もいれば、忠誠心などいくらでも捨てられる人もいて、忠誠の対象に足る人から、何でなのか全くわからないタイプもいて。面白いねえ。

茶番劇 第二幕。

間髪入れずに、茶番劇 第三幕。

よし!止めないからそのままぶち抜け!!!!!!とか思っちゃダメなんだろうけど、もうこいつはいいよぉ。
自分が正しいというのなら、軍法会議でも何でも正々堂々立ち向かえよ。

ノるな、ランズベルク伯。
というか、なぜ君は出撃までしてしまったんだい、ヘボ詩人くんよ。ノイエだと少し夢みがちが過ぎやしないか?

茶番が終わらない……。辛い。
メルカッツさんの無表情が居た堪れない。こんな場にいたくないだろうになあ。家族の元へはもう戻れない。負けることはもうほぼ確定していて、でも肝心の貴族たちは命令も聞かず、危機感も持たず、現実認識もまともにできない。
はあああああ。

戦いが戦場で砲火を交えることだけだと考えてるのか、盟主よ。
どのタイミングでどう言った戦闘をするのか、どの程度の兵力を割くのか、戦術目標も戦略目標もなく戦って勝てば良いとだけ考えてるような奴には任せられないからメルカッツを呼んだんじゃなかったんかーい。
返してあげて、メルカッツさんを。ご家族のもとへ。

ミッタマ悪い顔してるのが最高に好きなので、最高の回ですね!(にこっ)。
貴族の馬鹿どもに戦争のやり方を教えてやろう。かっこいいぞ、ミッタマ。歴戦の指揮官の言葉だ。

ミッターマイヤーが後退して中央部隊を突出させてから、別働隊でメックリンガーとケンプの艦隊が側面から急襲。
っっはああああ!!!かっこよ!!

フレーゲルとブラウンシュヴァイクの無様なことよ……。

貴族のばかども相手ならば、どれだけの数がいようとも恐る理由はない。
メルカッツという良き将が目的を持って戦場に現れたら、後退して無駄な犠牲を避ける。引き際を弁えている人たちの戦いは、安心する。それでも何千と命は散っているので讃えるのとは違うけど。

アスヴィール、主砲掠ってたのに防御力に全振りしていたから無事だったんだね。ちっ。
言いたいことだけ言って、もう切れ!!!って怒るブラウンシュヴァイク。もう、こいつほんま………。シュナイダー、ガチギレ。そりゃするわ。勝手に出撃しといて何言っとんじゃー!!!????
振り向かずともシュナイダーの怒りを察するメルカッツさん、好き。

不運な人。
ブラウンシュヴァイクにすらそういう目線で見てあげるメルカッツさん、聖人過ぎるよ……。自分がやっていることの無意味さを痛感しているからこその諦めの境地というか。辛いよ。
500年に及ぶ特権による病。100年前ならそれで通用した、今はもうしない。時代が変わったのだということはすでに確定事項になっている。メルカッツさんは1話のアムリッツァの時から既に、「老兵は去るのみ」って悟った人だからなあ。ミュッケンベルガーと同じくらい、あるいはそれ以上に流れ出した歴史がどこへ向かって加速しているのか分かっていた人。もう少し階級が低ければ。もう少し指揮能力が低ければ。もう少し名声が少なければ。ブラウンシュヴァイクたちが目をつけることもなかったのかな。

破局

よくない知らせ。
これが負ける前に届いた方なら、怒りはしてもここまで激しくはなかったんじゃないかと少し思う。プライドを傷つけられて怒り狂ってるところに追い討ちをかけるようにヴェスターラントの件を聞いてしまったがために、過剰な反応になっているのでは?
いやでもブラウンシュヴァイクだもんな。めっちゃ機嫌良い時に言われてもそんくらい怒るのかな。……ダメだこいつ。

ヴェスターラントの暴動もさあ。タイミングが違えばきっともっと違った帰結を迎えたと思うんだよ。もちろん虐げられてきた民の怒りや不満を軽視するわけじゃないんだけど、暴動は報復を生むやん?もう少し待てなかったのかな。弱った相手にこれまでの怒りをぶつけるってのは、何かこう……違うくないかなあって思っちゃうのだよな。暴動起こしてから味方を探すのは大体無理で、味方を見つけてから画策しないと、良き結果は生まない気がする。
それほど深い怒りと恨みだったと言われればそれまでではある。
難しい……。

甥が暴動が原因で亡くなったことよりも、平民が貴族に対して暴動を起こしたことに対してのことに怒り狂っているのが、救い難い。それでそのまま核攻撃に発想が繋がるのが本当怖い。誰だよ、こんなあぶねえ奴に核持たせたの。
アンスバッハ、もっと言ってやって。もっともっと……!!!
「わしの領地だ。わしが決める」
これが今までの帝国の常識であり、常態だったとか、イカれてるんだよ。貴族このやろう。
「ロールデンバウム王朝もこれで終わり」
「自らの手足を切り取って、どうして立っていられるのか」
アンスバッハさん。なぜこんなまともな感性を持った人が、そこまでブラウンシュヴァイク公に尽くすの?ねえ。
ここまでまともなこと言ってくれる相手を、牢にぶち込むとか。安いプライドしか持てなかった大貴族が終わってて辛い。

ブラウンシュヴァイクが怒ると、小型犬みたいだなーって思う。全然可愛くねえけど。必死に自分を大きく見せようと吠え回る小型犬みたいで、哀れ。

の、裏で。

オーベルシュタインが報告したんだよなあ。しれっと偵察機だけ派遣しておけば、潔癖な主君を保持できたのに、敢えて汚そうとしたのかと穿ってしまう。清濁合わせ持つことを強要してるみたいやん?
一枚噛ませて決断させて、罪を犯させたかったのかと‥‥いや、単に報告は全て上げるという当然のことをしたまでではあるんだけども。

阻止するために別働隊を自ら指揮する。ブラウンシュヴァイクの暴走を、ちゃんと愚行と断じているよね、ラインハルト。それを分かってて。でもって、ラインハルトがそう言い出すことも分かってて。

オベさあ………………………………………………………………。

残虐な行為を実行させるべきです。
多分「残虐」という評価自体はオベも同じ感想なんだよな。それでもそれを実行させるのが良いと。………………よく言えたな????????????怖いわ、オベが

真っ当に怒るラインハルト。
250億の民のため、200万を見殺しにしろと迫るオーベルシュタイン。

皇帝になれば、そういう決断をどこかでしなければならない。全員を救うことができないのであれば、何かを切り捨てなければいけない。その予行演習的なあれですか??
でもさあ、有益とかそういう話で200万を見てはダメだと思うよ。
ただ、これは実行主体ではないところがまたややこしくて。自ら200万を殺すという選択は、ラインハルトはしないと思う。その先にどれだけの価値があっても。
今回は「見殺しにするか」ということ。ここが肝なんだろうなあ。

「より迅速な覇権確立のために」

キルヒアイスと目指した宇宙を手に入れる、その夢により早く近付ける。直接的にではなくとも、どこかでラインハルトのそういう素朴な願いに対しての誘引力があったように思う、この言葉。
貴族の命脈を断たずに内戦が長引いた場合、どこかの領地で同じことが起こらない保証はない。貴族の肥大し切ったプライドがある限り、どこででも起こりうる。ならば、と考える思考は一応なぞれる気はする。

ラインハルトも迷って迷って、決断してしまったんだよな。
決してその案いいな!って即決したわけじゃない。でも、決断したことに変わりはなくて、罪の大きさにも変わりはない。
決断してしまったからこそ、自分の所為ではないとは言えなくて、200万の犠牲の前に言葉は意味を持たなくなる。どれだけの後悔も、自分自身への怒りも、犠牲者の前には無意味。それが分かっているからこそ、ラインハルトは何も言えなくなってしまったんだと考えてる。つらああああああい。

虫の知らせ的にキルヒアイスに幸せな夢を見せるのはやめたまえ!!!????(泣)
熱ってやっちゃうキルヒアイスかわいいね。普段そんなヘマ(?)はしないはずのキルヒアイスのうっかりに、心地よく笑う天使たち。
内なる姉上が声となって、現実に引き戻してくるよ……。

ヴェスターラントの住民たちよお、これからのことを考えて解放されよう!?(無茶言うな)。いやでもさあ、長年貴族と関わってきたら、どういう未来が待っているかは分かってるやん。その算段すら付けずに先走られても、助けようがないよ!!????
ヴェスターラントの200万の住人の中にも暴動に加担しなかった人はいるはずやん?貴族への義理立てとかじゃなくて、暴動の見通しの甘さから、まだ時機じゃないと判断してた人たちが絶対いたと思う。というか、多分暴動に参加した人自体はそこまでの数じゃないと思うのだよ。200万の民が同じ考えになるわけないもん。それを思うと、心が痛い。暴動を起こした人が全ての悪だとはもちろん言わん。ブラウンシュヴァイクが悪い。確実に。暴動を引き起こすような統治の仕方をしていたシャイド男爵が悪い。
でもさあ。タイミングが最悪なんよ。短絡的に火種撒かれても、困るやん????どういうつもりだったのよ。
って怒りに似た気持ちが湧いてしまうのは、この後の展開を知っているが故なのかな。

足元ケリケリして、話に入れない(入らない?)少年。やめて……。
ローエングラム侯は平民の味方。あの方に守っていただこうって言ってる時にさあ。

「あれ何?」

あああああああああああああああ。
なんてことするんだよ!!!!!???????I.Gさん!!!!!!????鬼か!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

えっぐいわ。描写が。
物理的なグロ描写なぞなくても、伝わる残酷さ。
はあ…。
原作の描写も背筋が凍る。巧みな文章で綴られる惨劇は、容易に致命傷を与えてくる。原作だともっともっと地上に近いところで撮影したものもあったのかもしれないね。そりゃあ艦橋で吐いてしまう兵も出るわ。
この悼ましさを、実行犯のブラウンシュヴァイクだけが知覚することはないというところも、えげつないなあと思う。貴族の病‥‥特権は人を腐らせる、という一言で片付けてはならんだろうなあ。

全土に流された映像を見ているキルヒアイスとワーレン。さっきのシーンのラインハルトもだったけど、この二人だけ瞳が大きく描かれていて、子どもの立場を強調されているように思う。作画担当さんの違いってだけなのかもしれないけど(笑)。

ワーレン…!!!????
そういうことはもうちょっと胸にしまっておいて????
いや、もっと他のところから耳に入れるくらいなら先にってのもわかるけどもさあ??

取り戻し得ない200万の命。もう仕方ないと思えとかは言うつもりはないんだけど。けど…。
あああああああああ。

最後の、あの場所にひとりでいるラインハルトが辛い。
星を見ておいでですか。星を見ておいでですよ。
キルヒアイス、今すぐ帰ってきて何も言わずにそばにいてくれ。
いっときで良いから、何も言わず何も聞かず寄り添ってくれ。それでいいんだ‥‥。その後みっちり叱って良いから。ラインハルトのそばにいてくれよー!!!!!!!!(泣)

で、流れるのがTranquilityなん、だ、よ。
こんなの無理じゃん。泣くやん。


正しく惨劇でしたね。はあ…。
来週は同盟回だよー……。



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