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黒、映画記録 vol.1


ウルトラマンブレーザーTHE MOVIE 大怪獣首都激突を観てきました。その話をつらつら書きます。


私とウルトラマンの出会い
幼少期私は特撮にハマっていた(もちろん魔女っ子アニメも大好きだ)
特に仮面ライダーの変身ベルトや変形するバイク、ウルトラマンの世界の地球防衛軍の設備や乗り物が好きでたまらないメカ好きだったのだ

少ないお小遣いを貯めて、子ども向け雑誌『てれびくん』を買って付録のロボットを必死に組み立てたのが懐かしい

名作『ウルトラセブン』との出会い
昨年、特撮好きの友人となんやかんやあって円谷プロのサブスク、TSUBURAYA IMAGINATIONにてウルトラセブンを全話観た
オープニングからタイトルカット、ストーリーの秀逸さどれをとっても素晴らしかった
とても子ども向けとは思えない倫理観や偏見への警鐘とも取れる複雑なストーリーは大人にこそ見て欲しいウルトラマンなのだ


友人のイチオシ田口 清隆監督作品シリーズ
私にウルトラマンの素晴らしさを再認識させてくれた友人がウルトラマンブレーザーの視聴を勧めてくれた
友人はウルトラマンZも好きらしく、その時の監督である田口さんをとても高く評価していた
平成ウルトラマンはかなり久しぶりだが、1話目でかなり引き込まれた

変身のエフェクトカッコよすぎだろ…!!!!


ストーリー中の怪獣が絶対悪ではなく、元々何百年も地球に存在していたものとして扱われていたり、ウルトラマンが毎回怪獣を倒すだけではなく、地球防衛軍のような組織だけで怪獣災害を対処したりなど、怪獣と共に歩んできた歴史のある世界観なのもこの作品の魅力だ
基本的にはストーリー展開はSFで大人が楽しめる要素の方が強いがアクションシーンはコミカルでわかりやすく、子どもが好きな要素がしっかり入っていて親子でハマること間違いなしと言った感じだ
(私はブレーザーが怪獣を釣り上げた時爆笑した)

全話視聴したあとカラオケに行ったら僕らのスペクトラ(オープニングテーマ)しっかり歌えちゃったもんな…

満を持して映画を鑑賞

アーくんもドリンクホルダーに鎮座!

※以下映画本編のネタバレを含む場合があります

冒頭TVシリーズのかなりぎゅっとした総集編があり、工業地帯にズグガンとタガヌラーの幼体(人間サイズ)が大量発生
ここでSKaRD隊員たちが幼体を倒すのだが、さながらFPSゲームを見ているかのような画角、臨場感がハンパない(黒の好きなポイント)

この後大量発生の原因を特定するためにSKaRDはネクロマス社という宇宙怪獣の生態研究をしている機関を訪れ、ここからストーリー展開がハードSFに…

ネクロマス社の社長マブセイチロウが『不老不死』を実現させるというナノマシン、ダムドキシンを開発、実用まであと少しというところで自己のエゴが故に息子のマブセユウキとすれ違いを起こし、それがこんなに悲しい展開になるなんて…

マブセユウキの心の叫びは今の社会に訴えかける強いメッセージ性を感じました


今回の映画でもっとも驚いたのはマブセユウキくんがゴンギルガンに喰われた時
あまりにショッキング過ぎて目が点に
(後々命に別状は無いとわかりほっとします)

バトルアクションはコミカルさがTVシリーズより際立っていて、特撮セットもとても豪華に感じました
お決まりのブレーザー四股を邪魔されてやり切れないところとか
毎回国会議事堂が怪獣によってではなく、ブレーザーが怪獣に押されて大破していく所とか
さっきまでのストーリー展開関係なく笑けてしまいます

このボリュームで1時間ほどの鑑賞時間なのも見やすくて〇

総括

私はやっぱりセブンのような子どもウケなんてガン無視な作品が好きですが、ブレーザーはとてもバランスがよくて好きな作品のひとつとなりました
特撮セット好きな黒としては映画はセットがTVシリーズ以上に作られていて最高でした
TVシリーズを見てない方でもざっくり冒頭の簡易総集編で流れは掴めますので是非

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