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シャニマスへの思いを吐き出してみる(浅倉透 【殴打、その他の夢について】)

どうも皆さん!
お世話になっております。黒椿です。
今回は浅倉透のsSR【殴打、その他の夢について】の感想記事になります。
透のサポートは実在の映画をベースにしている(らしい)のですが、今回は大作なので流石にすぐ分かりました。
映画『ファイトクラブ』のネタバレを含みますのでご注意ください。

さっそく行きましょう!

スクショでダダダ

コミュ1 <写像1>

はい。『ファイトクラブ』です。

こいつ…話を理解できてなさそうだな…!

そこが理解できないと『ファイトクラブ』は面白くないんじゃないか…?

球技大会のカメラ係を任された透が、ある映画『ファイトクラブ』に影響されて“あるもの”を捉えようとする。
というのがあらすじ。

透が自身の「透明性」を一つの「改善点コンプレックス」として認識しつつあった【夜はなにいろ】とのつながりを感じます。
あのTrue EndではシャニPの誤魔化し/なぐさめで満足し、中断していましたが…

アマゾンプライム。
人に勧める前に透がもう一周みるべきだと思うけども…
面白い映画ではあるけど、思春期の若者が観賞すると若干歪みそうな気はしますね。
…既にシャニPに狂わされているからええか。ええな。

架空テレビじゃなくても見に行くつもりだったのか…?

このコミュ…映画知らない人の感想気になるな

カメラの練習台にしては上等暴力的すぎる気もしますが…

『ファイトクラブ』未履修、かつ透の薄い言葉にもかかわらず透の求めるものがなにかを把握し、表現できる雛菜。
【海へ出るつもりじゃなかったし】での似ても似つかない雛菜母と雛菜…
【ワールプールフールガールズ】での妙に波長の合っていた透母と雛菜…
透と雛菜は種違いの姉妹だった!?※要検証

冗談はさておき、立ち位置としては非常にマッチしています。
実際『ファイトクラブ』のダブル主人公、<僕>と<タイラー>も同一人物の「昼の姿普段のつまらない自分」と「夜の姿理想の自分」ですし。浅倉透は幼いころ、一人称「僕」でしたからね。

コミュ2 <写像2>

ここから球技大会当日。透の求める被写体殴り合いとはなんなのか。映画『ファイトクラブ』を観ていない人でもわかる答え合わせ編です。

透がカメラに収めようとしていたのは“抑圧された欲望がこぼれる瞬間”。
シャニマス風に言うなら“激情”そのものでした。

「だって、いいじゃん。ここが。」みたいなキョトン顔

プロなら必要以上に顔にズームアップせずとも“激情”を捉えた一枚を撮るのかもしれません。
しかし、いままでの透は撮られる側であり、しかも透自身が大抵一発合格してしまうため、写真映り・構図を意識チェックすることがなかったので致し方なし。

良さがなんとなく分かる雛菜。
良さがピンと来ていない小糸。
良さは分からなくもないけど担任に色々言われるだろうなと思ってる円香。

てな訳で。

この1mmも怒られると思ってないドヤ顔すき。

担任も運がなかったですね。透が『ファイトクラブ』を観て、“自由”や“反骨精神”、“むき出しの感情”に魅了された直後にカメラを渡してしまうなんて…

小糸が断ってるのは単に規則に縛られてるだけですが、円香が断ってるのはなんか深読みできそうですよね。
自信のなさ、とか、激情を出すタイミングとか。

何撮ってんねん

確信犯。※誤用ではない
透は「球技大会のカメラ係」を任されたわけですが、透にとってそれは「スポーツに取り組む様子を残すこと」ではなく、「球技大会に渦巻く様々な激情・感情を残すこと」ですからね。

ぶれる雛菜。
雛菜は一人でいるときの方が強く衝動を出せる、ということでしょう。
周りに流されることはないですが、周りをしっかり見る・周りの意見を丁重に扱うという部分は良くも悪くも(悪いか?)できる子なので。

お前もええ顔してるで

大人だからといって“激情”がないとは限らない。
だって怒りや戸惑いも一つの感情だもの、というオチ。

感想

元の『ファイトクラブ』は「分からなくても面白い」「2周目以降、分かればもっと面白い」というタイプの作品です。今回の【殴打、その他の夢にゆいて】もまさにそんな感じでしたね。
コミュ1、映画の殴り合いを「夢から覚めるみたいに」と透が形容していたのは後々の円香マイコレSSR【バグ・ル】との意識の差を表現したいなのかもしれません。
つまらない“今”が悪夢なのか、輝かしい“未来”が悪夢なのか。

終始うわのそらで、趣味の映画ですら途中で寝てしまうような透が(先生の求めるかたちではないとはいえ)「いいタイミング」を複数枚残せたのはなぜなのか。
透自身が感情を出せないタイプだからこそ、他人の感情の変化・激情には鋭敏な反応を見せるのでしょう。

そういう意味でもルカと絡んだら面白そうなんですけど…
ただシーズのライターに越境のセンスがないのは去年のコミュ3つと美琴sSSR【MADE】で証明済みだからなぁ…

あと先生あのキャラクターで一人称「私」なんですね。ヤンクミじゃん。

締めの挨拶

最後までお読みいただきありがとうございます。

前回の繰り返しになりますが、『ファイトクラブ』は観ておきましょう。価値観・人生観が拡がります。たぶん。

6万課金しました。JKの小遣いナメんなよ。

いったい…何と戦っているんだ…(殴り合いして夢から覚める。)

いいもん。霧子の方は友人に土下座して読ませてもらうもん。

ではまた!!!

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