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シャニマスへの思いを吐き出してみる(円香ギンコ・ビローバ)

どうも皆さん!
お世話になっております。黒椿です。
今回は樋口円香ちゃんの【ギンコ・ビローバ】の感想・考察でございます。
ノクチルの4人は私の担当ですのでそこそこおぞましい文になります。
例によってネタバレにご注意ください。

はじめに

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この言葉のもつ意味についてネット上の意見は大きく以下の3つの説に分かれている。
A,嫉妬または羨望からくる悪意の言葉。
B,プロデューサーおよびアイドル業界のことをまだ信用していない。
C,プロデューサーの人間性をそれなりに信じたうえで、もし醜い本性があるならそれを暴きたいという興味。
だが私はそのいずれの説にも首肯しない。

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この画面で、シャニPがまっすぐ前へ進むのに対し、円香は立ち止まり、秋の空(→変わりやすいものであり、一般的に女心とセットにされる。)を見上げている。よって以下の3項目が断定できる。
<このセリフはPに向けて言った言葉ではなく、あくまで独白である。>
<独白であるならば、樋口が詩人気質であることを考慮しても
引き裂かれてしまえばいいのに』という消極的な表現ではなく『引き裂いてやりたい』という表現を選んだ可能性が高い。>
<だが実際は消極的な言い方をしている。言葉遊びが専売特許の樋口が口を濁すということはつまり、相反する二つの感情で揺れている。>
ここから私はD説を唱える。
D:樋口が現状打破の心と現状維持の心の間で激しく葛藤した結果、「あなたが目の前から消えてくれたら悩まずに済むのに」という意味合いで生みだした独白である。より正確にいえば、
「①アイドルとして成長するにはPと同じ歩幅で歩くべきだが、私は言動でPを散々振り回してきたし、これからも振り回すだろう。」
「②ミスターミュージカルの隣を歩く資格なんてない。もういっそこの関係のまま落ちてもいいのかもしれない。」
「③誰か素直に思いを紡ぐための特効薬をちょうだい。それが叶わないなら『ぐちゃぐちゃに引き裂かれてしまえばいいのに』」
 ※①=秋の空
 ※②=落葉と冬への移り変わり
 ※③=ギンコ・ビローバ:銀杏由来の成分であり認知症および言語能力回復に効果的とされている。
なおギンコ・ビローバの効能は最新の研究により否定されている。よって、運営からの「円香が素直になる特効薬なんて存在しない。今後何枚プロデュースカードが追加されてもプロデューサーと円香の関係性は変わらない。GRAD追加まで待て。」というメタ的メッセージも含まれるだろう。

「口車は、専売特許かもしれませんね。」

冒頭に載せたのは私黒椿の初見時の考察です。円香感謝祭・GRADプレイ済みの方はもうお分かりですね。はい、気の毒なほどズレています。よくこんな体たらくで円香担当を名乗っていますね。最後のメタ的メッセージの件はかろうじて説得力がありますが、プロデュースSSRもプロデュースSRも追加されないままGRADが実装されたため推察が正しかったかどうかは不明です。もしかしたらGRADで関係性が大きく変わるまでプロデュースカードを増やさないというメッセージだったのかもしれません。
改めましてコミュ1から解説を行います。

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ジト目好き。なんだこいつ顔がいいな。
後ろ3つおよびTrueの内容から相対的に<癒し>のコミュとして扱われますが、すでにギンコ節がそこかしこに現れています。

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プロデューサーは非常に多忙なはずですが、昼休みにも「積み重ね」を行なっています。それも心底楽しそうにさえずりながら。

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まずは右から。シャニPが「時間への意識を忘れる」「差し入れにするといいながら円香に渡すことを忘れる」という2つの失態を犯しています。円香はその場で指摘せず、ギリギリ聞こえる距離で歌を歌うことで指摘しました。歌の歌詞、「すうぃーと、クーッキング」とか「しゃいにー、クーッキング」もありそうですが「ちゃーみんぐ、クーッキング」なんですよね。円香がシャニPを「愛嬌に溢れた人だ」と評価していることが分かります。

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選択肢真ん中。
はい、ミスターミュージカル。
これほどシャニPという男の持つ行動力・剽軽さ・素行のよさを表現する言葉はないでしょう。何をやっても様になる。
この場面で2度と歌わないと約束しないあたりが腹立たしいですね。

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この2行は、おそらく円香が格好つけるなとシャニPに伝えております。
冒頭、皮肉を返してはいますが、シャニPのお菓子作りが「積み重ね」という仕事の一環であることを円香はしっかり理解しています。つまり、最初からプロデューサーは一貫してプロデューサーのはずなんですね。
プロデューサーの態度がより『プロデューサー』らしくなる。括弧をつけるなという円香の遊び心です。

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選択肢左。
このシャニPが一番「できた人間」のようなセリフ回しをしています。
自分より大人で、自分より懸命に生きている人が、笑いながら「肩書に意味なんてない」「何をするかだから」と口に出す。もう魂の殺人ですよこれ。

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気持ちは見えないもの。すごくありきたりな返しですね。なんだか他の選択肢より円香の皮肉も弱い気がします。

「人の言葉なんて」

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解釈が分かれますが、これは円香の強がりではなく本当に気にしていないと思います。(ちょっとは気にしています。)たまたまシャニPが同席しただけで今までもこういう陰口・噂話を聞いてしまう場面はあったでしょう。顔がよくて不自然に大人びた言動をしていますので悪目立ちしてそうです。

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選択肢右。
ここでの「円香の言葉を信じるよ」までの間は、円香という繊細な女の子にとって、何も聞いてないふりをすることとはっきり気持ちを伝えることのどちらがよりよいかを考えての間ですね。ほんとイケメンやなシャニP。

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選択肢真ん中。
アイドルをするということは「他人と向き合い、自分のすべてをさらけ出すこと」であり、それは自分が中身のない人間だと自覚している円香にとって恐怖でした。wingコミュのおさらいですね。ここではシャニPと円香が「向き合わない」で一応一致しています。もっとも、なぜ向き合わないかという理由は微妙に異なっていそうですが。後の感謝祭ともリンクしてきますね。

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選択肢左。
コミュ1、コミュ3の内容を踏まえるとこれが正史な気がします。
「同情はいらない」という反抗心もあるかもしれませんが、言葉の持つ重み・言霊というものを円香はひどく重視しているのだと推測されますね。

「口を禁じるべき時間でしょ」

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パチクリ円香。可愛い。

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以前こちらの記事でも触れました。円香はレモンティーが好物です。

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スマイル、営業トークのできる女円香。
全然関係ないですが、冬優子wingに出てきた試練のカメラマンが樋口円香を撮ったらどう評価するんでしょうね。

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営業は無事成功です。今度から<はじめに>を
「……すみません、素人の解釈なので間違っているかもしれませんが……」で書き始めようかしら。

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また右から。

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この「永遠にお返事できませんが」は悪態ではなく、ほんとうに「お返事できない」のだと思われます。

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ex.灯織LP
樋口円香と風野灯織には「自分のことが大嫌い」という共通項があります。俗にいう「現代っ子」は好きなものを見つけるのが苦手なのでしょう。
なあ摩美々?

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大切なものは口に出さず、心にしまっておく。これが円香の基本姿勢のようです。恥じらいというよりは独占欲や庇護欲に基づく考え方ですね。

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言語化し、名称をつけるという行為は未知を既知へ変貌させます。
学問の世界ではそれは当然のことですが、個人の生活の中でも率先してすべき行為なのでしょうか。既知が未知へと逆行することはありません。
漠然とした「感情・感動」に『言葉では言い表せないくらい素晴らしい』という修飾句をつけたことでそれはもう「『言葉では言い表せないくらい素晴らしい感動」で固定化されてしまったのです。
哲学的な話を抜きにしても、円香にとってあの映画の思い出は「面倒な営業トーク」の思い出に上書きされてしまい、感動の大半は霧消してしまいました。コミュ2左の『代弁者になろうとしないで』が伝えたかったのはこういった意味合いでしょう。

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選択肢左。
コミュ1でシャニPが口にした「積み重ね」を円香はしっかり覚えていました。円香の適当な悪態に対し、シャニPは怒ったり呆れたりすることもなく、真っ向から答えました。「……適当すぎ」ここのやりとりほんとギンコ節ですね。

「人の為、とかじゃない」

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円香が何を言っていたかどうしても気になる方は復刻までお持ちください。

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「素の自分で勝負しようと思います」
恐ろしい時限爆弾でした。GRADも早めに記事書きたいですね。

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ジト目すき
現実逃避してないでコミュを読みます。

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選択肢右。
この曇り空を見つめてため息をついた時の円香の心情は、推理するピースが少なすぎてなんとも言えません。シャニPが強気なことをいうと円香のセリフは少なくなり、却って暗くなるのかもしれません。

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選択肢真ん中。これが正史。(よし、楽しく話せたな…)
いや楽しくはねえですわ。
シャニPの「…ああ、今日は一段と冷えるもんな」の「…」が指す間。これ円香の言いたいこと全部察したうえでわざととぼけたでしょ。

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選択肢左。(よし、楽しく話せたな…)
これ楽しい~♡雛菜これすき~♡
コミュ2,コミュ3で円香が発していたシグナルをシャニPなりにかみ砕いた結果が「言葉に誠実なのかな」まんざらでもない円香。
このシャニPもよくできたシャニPですね。

「金より良いものをお持ちで」

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このあたりの行間の取り方、声の抑揚、ため息は普段オートoffの方も一度onにしてお確かめください。印象が変わるかもしれません。
円香の口からプロデューサーの人格者っぷりが説明されます。もう顔がイケメンじゃなくても主役を張れるぞミスターミュージカル。

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シャニPは「ちゃーみんぐ」ですから。

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【カラカラカラ】のときはしどろもどろになりながら
「知性派だからな!!!ははは…」と言っていたくせに。
今では円香がどういう子で『プロデューサー』のどういう言葉を欲しているか把握しています。

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こんな危ない画像2回も貼ったら銃刀法とか爆取とかに引っかかるんじゃないですかね私。
かつての私は「ギンコ・ビローバ」を調べることに躍起になり、銀杏そのものの特徴を見落としていました。
銀杏の実は固く、中身を取り出すのが難しいんです。
よって私は<はじめに>で取り上げたC説
「プロデューサーの人間性をそれなりに信じたうえで、もし醜い本性があるならそれを暴きたいという興味」を支持します。
醜い本性を舞台裏と言い換えればミスターミュージカルと符合しますしね。
では、舞台裏を知ろうという興味はなぜ湧いたのか。何パターンかイメージを膨らませてみました。
C1:シャニPの愛嬌に変換できない欠点をもし見つけられたら、これ以上情が湧く前に幻滅できるから。
C2:シャニPに対する自分の距離感・辛辣さが単なる同族嫌悪なのかそれ以上の意味を持つものなのか見極めるため。
C3:円香自身はwingでシャニPに本性を見せたのに円香はシャニPの中身が今一つ分からないことに対する憤り・プライド。
C4:「自分ですら過酷なのだから、数倍の大人の相手をするあなたももしかしたら限界がきているんじゃないの。確かめてあげるから、無理ならもうスーツを脱いだら?」というやさしさ。
このすべてが同時に存在しているかもしれませんし、すべてが間違っているかもしれません。ただ、コミュ4の空が曇天であるのに対し、

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True Endの空は快晴なんですよね。つまり、シャニPとの微妙な距離感やアイドル活動への不安感がすべて改善したわけではありませんが、この時・この瞬間の円香の心情は穏やかだったものと推測できます。そうならば上述のイメージのうち、『C4:スーツを脱げという優しさ』は可能性が高まったのではないでしょうか。

締めの挨拶

最後までお読みいただきありがとうございました。
私は円香ほど臆病でも繊細でもないのではっきり言葉にします。
このコミュは言葉では言い表せないくらい素晴らしい!!!
最終的な黒椿の結論としては『引き裂かれてしまえばいいのに』→「あなたの本性を知りたい」→C4「スーツを脱げという優しさ」と相成りました。
すごい破壊力ですね~円香。さすがC4
…やっぱり爆取で逮捕されますね。
次の記事が誰になるかは決まっておりませんので次回ガチャの予想だけしてお別れです。
2021/05/31~ 限定ブライダル
本命:甜花 対抗:千雪 無印:雛菜
大穴:次回は水も滴るイケメン甜花で、その次の週がブライダルガチャになる。(魔の2連続限定ガチャ)
ではまた!!

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