たまには、気ままなエッセイを
今日は一日雨でした。
昨日も、その前も天気が悪くて空は灰色。
晴れていたほうが気分も高まるから、空には青くいてほしいのに、
そんなことはお構いなしに、雨は降り続く。
だから少し空を見上げて、お願いしてみる。
「青くなってくれませんか?」
返事もなく、灰色のまま時間は過ぎていく。
でも、ふと窓から聞こえてくる雨音に耳を傾けてみると、意外と心地よくて。
しばらく無心に心を預ける。
気づけば、灰色も悪くないって思っている自分がいる。
隣から聞こえてくる寝息と、エアコンの風と、電気ケトルの蒸気と、灰色の雨音。
私の心は移り変わっているのに、周りはなにも変わらない。
きっと逆も然り。
そう思うと、毎日の朝日が待ち遠しい。
明日がただただ、待ち遠しい。
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