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M1 Macmini の内蔵SSDが爆速な件

遅ればせながらM1チップのMacminiを購入しました。色々検証を進める中、システムが入っている内蔵SSDの読み書きスピードが爆速な結果が出たのでこちらに記しておきます。

Macminiのスペック概要

CPU: Apple M1 8コア
メモリ:16GB
内蔵SSD:512GB

スクリーンショット 2021-05-17 8.33.40

システムのディスクはハードディスクじゃなくても永遠に「Macintosh HD」なんですね。もはやハードディスクの略称ではないのかもしれません。

スピード検証:内蔵SSD

まずはこちらが内蔵SSDです。3000弱MB/sです。これは速い。

スクリーンショット 2021-05-16 16.30.33

スピード検証:外付けSSD

続いて外付けのSandiskのSSDです。使った機種はこちらです。

SanDisk PortableSSD 2TB
USB3.1 Gen2 最大転送550MB/秒 SDSSDE60-2T00-GH25

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約1/10まで下がり、300MB/s前後。これは大きな差ですが、公称でも「最大転送550MB/s」とされているので実測値としてはこのくらいが妥当でしょう。

スピード検証:外付けHDD

続いて外付けのハードディスク。こちらは容量重視で購入したためSSDではありません。

BUFFALO バッファロー HD-EDS8U3-BC 外付けHDD 8TB

スクリーンショット 2021-05-17 8.26.30

外付けSSDと比べて半分の150MB/s前後。こちらから順に比べると、外付けSSDは2倍もの速度になった!と感じますが、20倍ものスピード差になる内蔵SSDの数値を見ると、フリーザ様に「私の戦闘力は53万です」と言われた気分になりますね。

ちなみに音楽制作においては大量のサンプル音源を用いますので、数TBになることは避けられず、必然的に外付けに逃すことになります。映像においても編集前の素材データの時点で数TBになることはザラなのでこちらも同様です。

したがって内蔵SSDには必要なシステム系のみを入れることが一般的で内蔵に大容量を求めるクリエーターは少ないと思うのですが、これだけ速いのであれば取捨選択して、使用頻度の高いデータは内蔵に入れても良いかもしれません。

内蔵SSDの価格

ちなみにApple公式では、
512GB:+22,000円
1TB:+44,000円
2TB:+88,000円

というオプション価格設定になっています。

スクリーンショット 2021-05-17 8.48.07

自分の経験上、システム系データのみに絞ったとしてもプラグイン等なんだかんだインストールしていくと容量は100〜200GBにはなるので、256GBだと後々苦しくなると思います。

PCIeのM.2はもっと速い

現行のMacでPCIeスロットがあるのはMacPro2019のみですが、M.2仕様のSSDをインストールすることが出来れば「最大転送速度 7,000MB/s」とのことです。

iMacレベルの機種でもカスタマイズしやすくなると良いのですが、なかなか難しそうですね。

以上になります。ありがとうございました。

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