あちこちオードリー 【キングコング回】全身全霊をかけて考察
キングコングのお二人が
あちこちオードリーに1回目の出演の際、
梶原さんがのびのびとされていて
評判が良かったそう。
2回目は、
梶原さんがかかりまくっていたのと
口元を怪我されていたのもあり
結果が出せなかった笑
毎週キングコングで
その原因は「若林さんのMCが下手」という
レッテルを貼ったまま
3年間ほったらかしにしていた笑
そして今回3回目の出演で
「梶原さんが初めてテレビで結果が出た」
と毎週キングコングで報告していました。
10日前から今日まで
ずっとわくわくして放送を待っていました。
ようやく昨日、放送日を迎え
待ちに待った、あちこちオードリー!
冒頭からめちゃくちゃ面白かった!
鼻下絆創膏デカめ白旗
前回の梶原さんをイジる
シンプルで強烈なパンチラインに
思わず吹き出しました!
言い訳講談師
として梶原さんが大活躍!
最高でした!!
是非ご覧ください!
#TVer
あちこちオードリー
※ここから先はリトルトゥースとしての
僕の感想も書いていきます^ ^
お笑い好きの戯れ言だと思って
読んで頂けるとありがたいです。
西野さん曰く
梶原さんは芸歴25年で一度もテレビで
跳ねたことがないという笑
梶原さんに対する僕の勝手な
イメージでいうと...
たとえば、三四郎の小宮さんが
とろサーモンの村田さんと共演した際、
間髪を入れない村田さんのツッコミに
「やっぱM-1チャンプはちげぇや」
と手放しで評するほどの圧倒的実力。
そんな村田さんが
カジサックチャンネルに出演した際、
村田さんが「こんな速いん!?」と言うほど
カジサックさんとの掛け合いは
ものすごく速いテンポで繰り広げられた。
さらに、とろサーモンの久保田さんと
カジサックさんのラップバトルでは
お腹がよじれるほどのベストバウト
「ノンスタイル」のくだりは大爆笑でした。
久保田さんもカジサックさんに被せて
お二人とも膝から崩れ落ちるほどの大爆笑。
破壊的な爆発力のある梶原さん。
梶原さんは...
速いテンポのやり取りも得意とし
自力でのボケの破壊力も抜群
チャンネル登録者数240万人以上
簡単に書かせてもらっても...
芸人さんとして名実ともに実力者なのに
これまでテレビでは実力が
まったく発揮できなかったそうだ笑
あちこちオードリー2回目の出演の際、
西野さんと若林さんと春日さん、
3人がミニコントを始めて走り出しても
梶原さんはスタート地点から一歩も動かず
立ち尽くしていた笑
でも、若林さんは一人で置いてけぼりに
なりそうな人を見逃さない。
というのも、しくじり先生の
「キングオブう大」という企画で
若手の芸人さんが何組か出演した際、
青色1号というトリオのなかで一言も発していない仮屋さんという方がいた。
若林さんは、仮屋さんが黙ったままでも
美味しくなる触り方を何度もされていた。
かつて無口で人見知りだった若林さんらしい
話せていない人に対するスポットライトの
当て方に優しさを感じた。
また、"梶原さんにテレビで跳ねてほしい"
という西野さんの思いが、
前回のあちこちオードリーで垣間見えた。
西野さんは、梶原さんの発言とバッティング
したときにはサッと引いて譲っていた。
自分が畳み掛けるように勢いよく喋っている
時でさえ、梶原さんが一言いうと
ピタッと止まってその一言を広げていた。
梶原さんが動きやすいように
気を遣ってらっしゃるなあと思った。
さらに、西野さんは自分がイジられながら、
梶原さんもプペルイジりに参加して
「3対1の構図でいこうよ」という主旨のことを
番組中に何度もほのめかして発言するなど、
梶原さんに色んな角度から何度も
パスを出しているように見えました。
さらに、あちこちオードリーでは
常に出演者の方々に万遍なく話を振って、
各々のターンに分けて番組作りをされている。
キングコングのお二人の回も
西野さんのターンと梶原さんのターンに
分けつつ話は展開していきました。
しかし、永野さんの登場回が如実でしたが、
怒りであれ夢であれ何かしら燃えるものを
持っている人は、場を制するほどの
強い求心力を持っているように思う。
そうした力強さを若林さんはこう呼んだ。
マッチョなち◯ち◯
思わず声に出して言いたくなる 笑
若ちゃん、"う◯こ" "ち◯ち◯" 好きすぎる 笑
永野さんが売れない頃、
『タクシードライバー』のトラヴィスだった
くだりなんて、周りがポカンとしていようが
構わず引きずっていくような
力強い面白さがあった。
そうしたマッチョなち◯ち◯を持つ
西野さんの話題で盛り上がるなか、
それでも若林さんは梶原さんの発言を
西野さんの話題につなげたりしているように
見えました。
前回の番組中、梶原さんの話す話題は編集上、
なんの違和感もなく始まっていたが、
真剣な悩みの話なのかイジってもいい話なのか
不穏な空気感だったように思う。
そんななか春日さんは、梶原さんの話を
積極的に笑って被せていた。
春日さんが笑えば笑っていいことになるのは、
流石、春日さんがカリスマたる所以だ笑
ちなみに、
次回のANNスペシャルウィークで、
春日さんのカリスマ性が発揮される。
オードリーのオールナイトニッポン
2024/12/14(土) 25:00-27:00
西野さんも若林さんも
プペルイジりに梶原さんが
参戦するよう促していたが、
梶原さんの心情として西野さんに対する
そういうイジりは「実はもうしたくない」
という思いがあったという。
もうひとつの理由として、
西野さんをイジるのはMCの役割なので
それを奪わないようにという
番組的な配慮だったとのこと。
若林さんのプペルイジりに関して
梶原さんは絶賛している。
若林さんのイジり方に対する考え方を
紐解くようなお話を聞いたことがある。
若林さん曰く、
"お客さんが引かないライン"があるという。
昔、「ご本、出しときますね?」という
若林さんの番組に
西加奈子さんと角田光代さんが
ゲストで出られた際、こんな話をしていた。
こんなことを言ったら
若林さんに「お笑いやろうぜ」と
言われちゃうかもしれないけど、
あちこちオードリーに
ゲストでいらした方みなさんを
そのラインでイジることができるのは
若林さんに愛があるからだ。
その番組で西加奈子さんが...
"テレビでマズい物を美味しいと言う"ことが
ズルだと言う若林さんに対して
「こんなピュアな考え方を持っている人が
テレビにいるんだと思った...
もう傷だらけやん」と
若林さんを心配しつつ、
その純粋さに感動していた。
傷だらけになりながらテレビという
プロレスのリングに上がり続け、
心に愛がある若林さんは
紛れもなくスーパーヒーローだ。
Go Fight !!
「ご本、出しときますね?」という番組も
「あちこちオードリー」も制作されている
佐久間さんが、西野さんとの対談で
キングコングのお二人がテレビで
思うような結果が出ない大きな理由の
ひとつを分析されていた。
梶原さんの
「大人数になると周りに気を遣ってまうねん」
という言葉にご自分のテレビにおける
弱さをさらけ出してくださっている
ように感じる。
渋谷凪咲さんは
バラエティに出演され始めた頃、
芸人さんを尊敬するあまり
自分なんかがと遠慮して、
いつも申し訳なく思っていたそう。
しかし、むしろそれが逆に失礼だと気づき、
呼ばれたからには好きだからこそ
芸人さんを「ぶっ潰す」ぐらいの気持ちで
臨まないといけないと意気込んでいた。
すると、
気持ちが前のめりでかかってしまい、
まったく力が発揮できなかった。
それ以来、ナチュラルに
いつもの自分でいることを心掛け、
それを保つのに必死だという。
そのためには、
客観的に自分を見てみるのと深呼吸。
さらに、面白く思われたいという欲が
あるから背伸びしようとする。
「自分はこんなもんです」
この謙虚な姿勢を意識されているという。
将棋の羽生善治さんの扇子には
ある言葉が書かれている。
玲瓏
透き通り、曇りのないさま。
対局中に襲われる不安や迷い、
雑念を取り払い、
澄み切った心で盤面に向かうよう、
自らを戒める言葉。
渋谷さんの言葉はまさに金言だ。
それでもご自身では最初の頃、
自分が「アホ」であることを
隠していた時期もあったという。
実際、誰しも弱さを持っている。
ハゲてることや売れないこと
テレビで結果がでないこと
芸人さんはそういう弱さを晒す
潔い格好良さがある。
アウェー感のあるテレビ収録現場では
緊張して身構えてしまう
感受性と共感力の豊かな梶原さんが
今回のあちこちオードリーで
その弱さをさらけ出し...
西野さん、若林さん、春日さんという
日本屈指の大人気キャバ嬢3人の
愛のあるイジりによって、
芸歴25年で初めて笑いが生まれた 笑
この一枚の画像に説明はいらない。
最高の瞬間のひとつだ。
冨永愛さんが仰った僕の好きな言葉がある。
美しさという曖昧な表現を
体現するのが私の仕事
まさに梶原さんは
笑いという曖昧な表現を
体現してくださった。
その様子をぜひご覧頂きたい!
Tverで視聴可能です。
梶原さんは、
大人気キャバ嬢である西野さんと若林さんの
MCの手法を対比して...
前回のあちこちオードリーでの
梶原さんは
髭剃り間違えて口元血だらけ
かかりまくって目がバキバキ
前半2,3発立て続けにスベッて
そこから口数が減っちゃった
そんなゾンビ状態の人を...笑
梶原さんが仰る通り、
どちらが良い悪いではない。
どちらも心が温まる優しさを感じる。
リトルトゥースとして
あえて若林さんの肩を持つならば、
若林さんは
若手芸人さんからレジェンド芸人さん
若手俳優から大物俳優
読者モデルからカリスマモデル
新人アイドルからベテラン元アイドル
名古屋の普通の素人から激レアな素人まで
その他にも多種多様なジャンルの方々を
様々な番組でMCとして対応されてきて
培われた知識と経験と技術をお持ちだ。
若手の子には引き出してあげつつ
ベテランには恐るおそる振りつつ
全員を美味しくしつつ
番組全体の盛り上がりの構成を考えつつ
それらを限られた時間に収めつつ
というのを5年間で2,300本ちかく
ほぼ毎日のように積み上げている。
長年、新喜劇の座長をされていた
小籔さんと同様に番組の選手兼監督として
背負う立場にあり続けているのだ。
心が折れているゾンビを
後半放置したことに関して...笑
ドライに感じるかもしれないが、
若林さんに課されている責任は重大なのだ。
番組には沢山のスポンサーさんがいて
テレビ制作のスタッフさんによって
数多の芸人さんから選び抜かれて
キャスティングをされて
事務所を通して
番組を任せてもらっている立場だ。
CMに抜擢されようものなら
広告なんてまさに企業の顔だ。
何か問題があれば顔に泥を塗りかねない。
当然、関わる人が増えれば増えるほど
規模が大きくなればなるほど
背負うことになる責任も大きくなる。
若林さんの背負われているものは
僕には想像できないほど莫大だ。
それ以外にも...
「若林にスベらされた」
「若林が番組を潰した」
「若林は面白くない」
そんな数え切れない怨念が毎日のように
全身にのしかかってくると思うと
ゾッとする。
星野源さんや多くの芸人さん、
リトルトゥースのみなさんが仰るように
春日さんの金曜日事件後のラジオなんて
闇夜で針に糸を通すような至難の業。
もちろん春日さんは針のむしろだろうが、
若林さんの心中を察すると動悸がして
気軽な気持ちで聞き返したいなんて思えない。
そうした責任や怨念を見て見ぬふりするか、
振り払うように努力し続けるかだ。
若林さんは努力を積み上げ続けた結果、
2,300本という数字が物語っている
テレビ業界全体からの
絶大な信頼と圧倒的な安心がある。
番組が目的を持ってオファーした
出演者の番組構成上で必要な素材と
求められる期待以上の素材を
MCという重要な役割を担って
提供しなければならない。
番組内で結果が出せていない人がいても
番組の構成上どこかで諦めないと
いけないリミットが必ずくる。
前回のあちこちオードリー、
90分という収録時間のうち最初の30分で
喋る気力も失くしたゾンビを
なんとか番組的に成立させ、
残りの60分で
マッチョなち◯ち◯
として西野さんが奮い立ち
若林さんも春日さんもイジり倒して
全力で番組を盛り上げていた。
そんななか、
「ゾンビを蘇生しに来てほしい」は
あまりにもダサい ^ ^;
...申し訳ない。
これは調子に乗った発言だ 笑
芸人さん同士のショーアップされたやりとりは
僕なんかからしたら本当に空中戦だ。
ツッコむなんて恐れ多い。
(でもちょっとやってみたかった笑)
梶原さんの性格的には西野さんのように
自分を認め受け入れてくれた上で
相手からガツガツ来てくれた方が
やりやすいのかもしれない。
もしそうだとしたら、
気持ちはすごくよく分かる。
僕は何か踏み出したいとき
はじめの一歩さえ踏み出せば、
あとは周りもなんとかしてくれると
思うようにしている。
なんとかならなかったら
また一歩踏み出せばいい。
それでもダメなら今回は諦めればいい。
無責任だと怒られるかもしれないけど、
自分で一から十までやりきり、
人に迷惑をかけずにと思うと
足がすくんではじめの一歩が
踏み出せなくなることが
今まで何度もあった。
自分がどうにかしないといけないという
生真面目さと過度の責任感が、
走り出すためのはじめの一歩を躊躇させる。
オンラインサロンやクラウドファンディング、
絵本の無料公開など世間の批判を浴びながら、
一人で矢面に立って世間を説得し続け、
戦い続けた相方の気持ちを汲んであげたい
という真面目さと責任感の強さがために、
結果、前回のあちこちオードリーで
梶原さんは取り残されたのだ笑
こんな超極零細ブログに
宣伝力なんて皆無だが、
チムニータウンの作品をご紹介。
コマ撮り短編映画『ボトルジョージ』
しかし、西野さんは
自分に配慮してくれることよりも
テレビでキラ星の如く煌めく「梶原雄太」が
心底見たかったに違いない。
そして、今回...
言い訳講談師
として大活躍した梶原さん!!
西野さんは
顔を真っ赤にして
大爆笑しながら
思いっきりシバき倒して
梶原さんにツッコんでいた。
西野さんのとても嬉しそうな満面の笑み。
こんなにも子どものようにハシャいで喜ぶ
西野さんを今まで見たことがなかった。
僕も立ち上がって大声で笑った。
最高だ。
今こうして余韻に浸りながら書いていると
笑いと感動が入り混じった高揚感がある。
ふと思うと
西野さんの目がキラキラしていて
梶原さんの姿は輝いていた。
芸人さんってやっぱいいなぁと
胸が熱くなる。
色んな意味で、次にいつこんな場面が
観られるか分かりません 笑
百聞は一見にしかず!
是非一度、いや何度でもご覧ください!
本当に最高でした。
梶原さんの永遠のテーマとして、
"西野さんがイジられている時
梶原さんの立ち回り方が分からない"
それに関するアドバイスを求めると
若林さんは...
「本当の気持ちで話せばいい」
それは日向坂46の松田好花さんに送った
アドバイスと同じだ。
嘘をついて自分が苦しみ
リスナーに隠し事をするくらいなら
若林さんは常に本当の気持ちのまま
どう表現するかを考えているのだろう。
若林さん提案の本音シミュレーションを
梶原さんが大失敗して 笑
西野さんから若林さんから春日さんから
佐久間さんからも総ツッコミが入り
眉毛を吊り上げて大爆笑する梶原さん!!
この笑い方をする時の梶原さんが好きだ。
この瞬間、完全にあちこちオードリーが
ホームゲームに入った空気がした。
人間味あふれる梶原さんの
真面目さと責任感の強さはやはり
ナイナイの岡村さんに通ずるものを感じる。
ナイナイの矢部さんが
あちこちオードリーに出演された際、
岡村さんが復帰されたときのお話しをされた。
「自分がなんとかしなきゃいけない」
という気持ち
それはもちろん大切なことだけど、
行き過ぎると自分の首を絞めることになる。
困ったことがあれば相談すればいい。
倒れそうになったら支えてもらえばいい。
間違ったことをしたら叱ってもらえばいい。
いつかまた歩き出せるときがきっとくるから
焦らないでいい。
HAPPYな歌を歌って気楽にやろう。
名越康文さんの言葉
大丈夫、世界は君に微笑んでいる
この温かい光のような言葉で
僕は張り詰めていた気持ちが
ゆるやかでおだやかになった。
ロンブー淳さんがあちこちオードリーに
出演された際、淳さんの言葉ひとつひとつに
若林さんが大変感銘を受けていた。
どれほど長い期間一人で向き合い続け、
どんなことを考え続けてきたのだろう。
混沌と入り乱れるその思考の坩堝を
言葉にすることはきっとできない。
伊集院 静さんが仰っていた言葉。
人はそれぞれ事情をかかえ、
平然と生きている。
そうした苦悩を誰にも相談することなく
一切表にすることもなく当然のように語る
淳さんや若林さん達のプロとしての
姿勢に背筋が伸びた。
テレビで話して下さって本当に感謝しかない。
当たり前のことを当たり前のように
できることはなんて偉大なことだろう。
若林さんは淳さんにこんなことを話していた。
昔、淳さんはスタッフさんから
「淳がオフェンスとキーパー両方やるんだよ」
と言われて
"そんなシステムのサッカー見たことない"
と思ったという。
前例のない挑戦だ。
若林さんの前例のない挑戦は、
「オフェンス、ディフェンス、キーパー、
全員にゴールを決めるチャンスを作る」
というゲームチェンジだ。
そしてそこに愛があるということが、
星野源さんが仰っていた
若林さんは日本テレビ界の希望
という言葉に込められている
意味のひとつかもしれない。
爆笑問題の太田さんが
角田光代さんの『八日目の蝉』を
評した言葉を流用したい。
僕が言うのも失礼ですが、
若林さんの司会は
どこを切り取っても"名場面"。
若林さんはこれからの日本テレビ界を
背負って立つ間違いなく
第一人者だと思っています。
これから芸人を目指す人は
確実に見て欲しい。
おい!日本中の芸人!ちょっと来い!
若林正恭の前にひれ伏せ!
と俺は思いました、本当に。
今の評価じゃまだ僕には足りないんですよ。
世の中ひっくり返るくらいだよ。
昔、若林さんは先輩芸人さんと絡んで
自分一人結果を出せずテレビ局からの帰り道、あのランクルに乗って
「あ"あ"あ"ぁぁーー!!」
と叫んで悩み苦しんだ夜が
何度もあったという。
自分の番組では、そういう風に苦しむ人を
一人でも少なくしたいという思いも
若林さんの根底にあるのかもしれない。
爆笑問題の太田さんが、サンジャポで
シリアスな問題について少数派に寄り添った
意見を慎重に言葉を紡ぎながら話すシーン。
そのシーンが好きだという若林さん。
若林さんもまた、
一人で苦しんでいる人に
手を差し伸べてくれる優しさがある。
若林さんのもとに一通の手紙が届いた。
若林さんは返事を書いたという。
その内容を聞こうとした春日さんに対して
お前みてぇな人生が
頭からケツまで楽しいやつが...
俺とねぇ!あの子のことをねぇ!
ニヤニヤ聞いてくんじゃねぇよ!!
バカヤローー!!
と怒鳴りつけた笑
大笑いしながら号泣したのを覚えている。
今でもその若林さんの声を思い出すと
涙が込み上げてくる。
誰にも分かってもらえないと思っていた
この苦しみを共感してくれる人がいること
これがどれだけ生きる力になるか。
僕にとって家族が最も大きな支えだけど
一人でいるときに支えてくれたのは
間違いなく若林さんだった。
僕は離婚して多額の借金をして
自分の見栄とプライドと世間知らずが
原因にも関わらず、
一人で勝手に生きることに絶望して
電車の線路に吸い込まれそうに
なったこともあった。
でも家族が笑顔になってくれるところを
もう一度見たい。
その思いで起業してがむしゃらに仕事をした。
友達とも連絡を取らず
1日2食のペヤングと車中泊
一生続くのかと思うほど先は程遠く見えた。
それでも罪滅ぼしの為に
一生続けるつもりでいた。
今振り返るともう断片的な記憶しかない。
作業場で一人黙々とラジオを聴きながら、
ハゲ散らかして倒れるまで働いたあの頃の
自分を支えてくださったのが、若林さんだ。
オードリーさんのラジオに
何度も何度も何度も救われた。
車も好きになったし、
ナイキのスニーカーさえも買った。
1995の自分は、まだ迎えに行けてない 笑
僕の10年以上先を歩く若林さんを
僕は一生慕い続ける。
最後まで読んでくださって
ありがとうございます。
なんだか色んな感情が込み上げてきて
夜通し書かずにはいられませんでした。
手紙のあの子に
何か届いてくれるといいな。
今日一日、笑顔でいられることを
心から祈っています。
大丈夫、世界は僕らに微笑んでいる。