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気分と持ち分が大事な我が家の田植えの話

5月15日に種まきをしたお米の苗は、順調に育って、6月16日に田植えをしました。

機械で田植えをしますが、田植え機が旧式なのと、無肥料で育てた苗がひょろひょろしてるせいもあって、半分とは言わないけど、植ってないところがかなりあって、毎年あとから手植えをするのです。

うちのもきれいに育ってますが
化学肥料で育てたよその苗さんたちは
根張りがすごくて振り回しても大丈夫そうな
立派な絨毯のような苗になっています。

天候や体調やヤル気の都合で、田植えから1週間経って、2人で田んぼに入り手植えをしました。

この日は6時半から始めたけど
既に日差しが強かった

手植えは一回では終わらないので
もうやりたくない!
と嫌になるほどは頑張らない
というのが2人の間のルールで、
朝起きて、どちらか1人がやりたくないと思ったらやらないし
やり始めて終わるタイミングも、限界までは頑張らないと決めてます。

今日、3回目の手植えをやったのですが、だいたい朝6時前から始めて、時計を見てるわけではないけど、きっちり2時間で毎回終わってます。

暑かった日も、涼しい風が時々吹いて、かがんで顔が水に近づくと、顔と水面の間を山からの涼しい風が吹いて、
まるでハワイの早朝散歩のように気持ち良くて。
(お手軽にハワイにすぐに行けるタイプです)

暑い日に農作業をしていると、風ってありがたいなぁと心底思います。
もう無理!っていうくらい疲れても、風が吹くと、わ!気持ちいい!と元気が復活して、また頑張れるのです。
(湿度に弱いタイプです)


田んぼの手植えは、2人で並んで、それぞれ6列ずつを担当して、植ってないところに苗を植えて端まで行ってUターンして、また植えながら戻ります。

6列だと、シコを踏むような形で脚を広げれば、左右にはそれほど歩いたりせず、一歩踏み出すくらいで植えられるのだけど、自分の持ち分の6列だけではなく、その隣も植ってなかったら、つい、ついでに植えたりしてしまって、植えたその隣も植ってなかったら、またそこにも植えたりして、
自分の持ち分を超えて歩いてしまうと、結局、自分のエリアがわからなくなってしまって、自分が植えないといけない場所が植ってなかったり
ということも起きてしまいます。


もっとやれると欲張ったり、相手の分も助けてあげる気持ちでおせっかいすると、
結局、自分がやるべきことがおろそかになってしまう。
そしてあとから、そこをカバーするのに余計に手間がかかったり。

そういうことって、日常のいろんな場面でも同じことが言えるなと思います。

まずは自分の仕事をきっちりやり遂げる。

当たり前のことだけど、
結局これがスムーズに仕事が進むし、時短になるんだよなぁと実感しました。

水田にはカブトエビがたくさん泳いていて
かわいくて癒されます。
鳥も何を主張してるのか
賑やかに鳴いてます。


手植えはあと一回で終わる予定!
明日やるかやらないかはお天気とふたりの気分次第です。




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