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【イベントレポート】静岡工場博覧会「ファクハク」2023

みなさんこんにちは!
しずおか鋳物の会社、「栗田産業(KURITA)」です。

急に涼しくなりましたね。この時季は毎年イベントシーズン。クラフトマルシェや展示会など、静岡県内外のイベントに参加をしています。
つい先日の2023年11月17日(金)〜19(日)、静岡市内全域の工場を対象としたオープンファクトリーのイベント「ファクハク」に参加。多くの見学者・ワークショップ体験者のみなさまに参加いただきました。

ファクハクとは?

ものづくりの盛んな静岡。歴史的にも優秀な職人や重要な製造機関が集まる場所として知られています。そんな静岡の町工場をめぐるオープンファクトリー「ファクハク」。工場見学やワークショップ、マルシェ、ツアーなど、さまざまなかたちでその工場の魅力を気軽に知ってもらう機会として開催されました。


イベントの様子

栗田産業ではショールーム見学&ワークショップを開催。学生から大人まで、幅広い方に見学いただきました。御前崎工場の迫力ある動画をご覧いただきながら、実際に鋳物製品「重太郎(JUTARO)」に触れていただいたり、ワークショップを行っている工房の様子を見ていただいたり。はじめて鋳物にふれる方もいらっしゃり、とても良い機会となりました。

関係者はみな半纏(はんてん)でお出迎え


ワークショップはショールーム併設の工房で行いました。今回は富士山型をした錫製の箸置きづくり。原型となる木型へ砂を込めるところから注湯(錫の流し込み)〜仕上げまでを体験いただくべく、実際の現場で活躍する職人が1工程ずつレクチャーしていきました。

型から外すと、すでに富士山が!
余分な箇所(バリ)を削っていきます
少し難しい部分は職人がフォロー
最後はネーム入れの刻印。道具の使い方もレクチャー
こんな小さな体験者も箸置きづくりにチャレンジしてくれました!

安全のため、工房内は体験者のみ入ることができますが、工房は全面ガラス張り。体験者以外もかなり間近で見学できるのが魅力のひとつです。

完成した箸置きはこちら。
体験時間およそ1時間で、ここまで本格的な鋳物製品をつくっていただくことができます。体験者からは「砂を込めるときの力加減がなかなか難しかった」「錫の溶けていくシーンがすごい」「思った以上に仕上がりがキレイにできた」など、さまざまな感想をいただきました。

表面のちょっとした凸凹は、これまた人それぞれ

この日はホビーのまち静岡を盛り上げる活動の一環として、「ラジコン走行会」を実施。また、「重太郎(JUTARO)」の錫ぐい呑みを使った日本酒の試飲も行い、天神屋さんのご協力で、日本酒にベストマッチな地元の愛されグルメ「天神屋の静岡おでん」を販売しました。
鋳物をご存知の方はもちろんですが、そうでなくても、こういったイベントをきっかけに鋳物や「重太郎(JUTARO)」、わたしたち「栗田産業(KURITA)」を知ってもらえるのはとても嬉しいことです。

いかがでしたでしょうか。今後もこういったワークショップやイベントへ積極的に参加する予定です。ぜひみなさんも見かけたら、わたしたちに声をかけてくださいね。

栗田産業メイドの鋳物商品「重太郎」はこちら


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