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似て非なるものという話

最近よく聞くようになった言葉の1つに蛙化現象というものがある。

この蛙化現象は好意を抱いていた相手が自分に好意を持っていることが分かると、その相手に対して嫌悪感を持つようになるという現象らしい。

なかなか自己矛盾に苦しみそうなこの現象。

一部の人には蛙化現象になる人の事をクズだという人もいるとかいないとか。

そんな蛙化現象に対して、私は少し気になっていることがある。

それは、この蛙化現象に便乗している奴がいるのではないかということだ。

なんでもこの蛙化現象最近になって激増しているらしいのだ。

もちろんそれはネット社会になり、蛙化現象が周知されてきているためカミングアウトしやすくなったという面もあるだろう。

しかし、本当にそれだけなのだろうか。

本来は蛙化現象という程相手に嫌悪感を抱いている訳では無いが、別れる際や相手を振る時の体の良い言い訳として使われているのではないかという疑いの気持ちがあるのだ。

ここでは仮にそういう存在をエセ蛙化と呼ぶことにする。

このエセ蛙化達が、蛙化現象に悩んでいる人達の印象を落としているのではないかと私は睨んでいる。

蛙化現象に限らないが、本来はそこまでではないのに、都合の良い言い訳として使う輩というのは一定数いる。

少し前にいた自分のことをドSだからとかサバサバしてるからと言って、他人に無礼を働く輩とかはこれに当たると思う。

私の個人的な印象だが、最近だとADHDとかも体の良い言い訳として使われているイメージがある。

本来は障害であったり、性格であったりで問題視されるべきでないものが、そういうフリをしている奴らのせいで評判を落とすことが良くないと我思ふ。


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