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新しいもの、古いものという話

私は新しい文化至上主義みたいな空気感があまり好きではない。

もちろん、昔の文化至上主義も好きではないが。

新しい文化に大して否定的であったり、疑問視するような声があがると決まり文句の様に、時代についていけていない老害だと言う声を聞く頻度が増えた気がしている。

人にはそれぞれの価値観があるのだから否定的な意見が出るのも別におかしくないことだが、新しい文化至上主義の人々にとってそれはおかしなことなのだ。

この新しい文化の押しつけは、そもそも若い層が嫌がっていた「これだから今どきの若者は。」という主張と大して変わらない。

ミイラ取りがミイラになるじゃないけど、自分達があれほど嫌がっていた人達と同じ道を辿ろうとしていることに気がついていないのだろうか?

常に時代は進んでいるし、淘汰されるものがあるのは仕方ないことだ。

だからといって、なんでもかんでも新しいから古いからって基準で判断するのは軽率だと私は思う。

私も極端な考え方をしてしまう方なので偉そうなことは言えないが。

もう少しいいとこ取り思考というか間を取れないものなのかな。

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