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知らなかったという話

知らなかった。

便利な言葉である。

しかし、その言葉で全ての難を逃れられるのは、幼少期だけである。

年齢を重ねていくと、知っていようが知らなかろうがそれなりの対応を求められるものである。

立場が上の役職につけば尚更だ。

芸人さんのコントで次に遅刻したらクビと言われたバイトが案の定遅刻したので、記憶喪失のフリをしてクビの件を曖昧にしようとするネタを見たことある。

謝罪会見をしている企業の社長が、会社で起こっている不正について私は知らなかったで済まそうとする様子はまさにコントの一幕のようだ。

何が言いたかったかって言うと。

知らなかったというのは便利な言葉ではあるが、それで逃れられる問題には限度があるから考えなしに使わないほうが良いよということだ。




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