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遠回しという話

たまに、人に対して実年齢より若く見えますねとか20代後半ぐらいの人に高校生かと思ったという奴がいる。

あれは、高校生ぐらいの経験値の少なさ故の未熟さと青臭さが現れた顔してますねということなのだと思っている。

要は嫌味。

手が綺麗で羨ましいなんていうのも同様に、なんの苦労もしてきていないのが丸わかりの手だねという嫌味だ。

直接悪口を言うと心象が悪くなるので、褒めているように見せて遠回しに嫌味を織り交ぜる高等テクニックなのだ。

これはなかなかいやらしい。

相手が嫌味だと気が付かなくても良いから。

遠回しな言い分の中に本人は言いたいことを含んでいるのでスッキリする。

仮に嫌味だと気が付かれても、褒めているようにも聞こえるので指摘されにくい。

攻守に秀でた嫌味なのである。

まあ、何が言いたいかっていうと。

私の様に何でもかんでもひねくれたた考えや物の見方ををしていたら自分で勝手に敵を増やして大変だということ。

褒められた感覚があったら、なんでも喜んでおくのが、体と心両方に良いと思う。


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