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嘘という話

この世には心理テストというものがある。

ネットに転がっているものから心理実験で使うようなものまでピンキリだが、一度は受けたことがあるという人の方が多いんじゃないだろうか。

心理テストは質問に答える形式のものやインクのシミが何に見える答えるもの、物語を作らせるものと色々ある。

今回その中に1つ気になる質問がある。

あなたは嘘をついたことがありますか?というものだ。

ここで嘘をついたことがないと答えると心理テスト上ではこういう結果として返ってくる。

ちょっとくだけた感じで書くと、アナタの発言には透明性がないとか、見栄っ張りですねとか、信憑性にかけるみたいなことだ。

正確にはこの一つの質問だけでこの結果が返ってくる訳では無いが、これはあまりにもひどい。

この心理テストを受けるまでの人生で一度も嘘をついてこないなんてありえないと言っているようなものだ。

もし、その人が本当に嘘をついていなかったら不愉快極まりない。

その不快な気分を避けるためには嘘をついたことがあると答えるしかないが、そこでもう一つ大きな問題が生じる。

これまでの人生で嘘をついてこなかったのに、心理テストのために嘘をつかなければならないのだ。

そんなのはあまりにも酷だ。

だからこそ、嘘をついたことない人達はその後の返答に負けず正直に嘘をついたことはないと言い続けてほしい。

心理テストはあくまでも一つの指標でしかない。

そのテストで出た結果がアナタの全てではないのだ。

これからもその清廉潔白で美しい精神を持ち続けて欲しいと私は願っている。

まあ、本当に嘘をついたことがない人間がいればの話だが。

信じていないのかって?もちろん信じていますよ
私は嘘をつきませんから。

※今日の日記には嘘が混じっておりますので、お読みになる際はお気をつけください。




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