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注目を関心へという話

環境活動家達がまた行動を行った。

今度はトレビの泉に炭を撒いたそう。

抗議の内容としては、イタリア北部で起きた大規模な洪水は政府の不作為による温暖化のせいだ、その原因にもなっている化石燃料への補助金の廃止せよ。

ということらしい。

お前は環境問題に真剣に向き合っていない、手段など選んでいる場合ではないと言われればそれまでだが、思うところがある。

なんかもう少しやり方がないのかと思ってしまう。

しかし、こういった一連の活動に肯定的な意見があるのも事実だ。

注目を集める高度な戦略という人もいる。

だが、非暴力を訴える人間がDVをしていたらその訴えを真剣に取り合う人がどれだけいるのだろう。

そして一番疑問なのは注目だけ集めてどうするつもりなのかということだ。

その先のビジョンというか、集まった注目をどうやって環境問題への関心として変えていくつもりなのか。 

そういったものが見えない気がするのだ。

いくら主義主張が正しくても、やり方によっては人は付いてこない。

ものによってはそれでも良いのだろうが、環境問題という本来人類が向き合わなければならないテーマは付いてきたい奴だけ付いてこいじゃいけないと思う。

文字通り全員に関心を持たせないと行けないのだから。

ならお前がやれと言われそうなので、今日はこれぐらいにしておこうと思う。

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