20200106-20200113

1:ARASHI's Diary-Voyage-

嵐はほぼ同年代。ニノと松潤は同い年。相場君は誕生日が1年と1日違い。確か高校1年生のころにデビューしたはず。バレーボールのネットを使った踊りが印象に残っている。ちなみに松潤は15年ぐらい前に今でも存在する新木場の某クラブのVIPルームで酔い潰れて起きたら目の前で笑いながら心配してくれた。僕の頭の上には飯島愛が居て水を飲ませてくれた。嵐はそれぐらいのイメージしかなかった。見始めるまでは、よくコントロールされたジャニーズのキラキラした世界観が続くのかと特に期待もせずにいたところ、その180度真逆の方向で驚いた。真相を何も明かさぬまま解散していった先輩のSMAPの反省をジャニーズ事務所なりに活かしたのか、NETFLIXという地上波のしがらみのない映像メディアが台頭してきたタイミングの良さも味方したと思うけど、この調子でエピソードが続いていったら最後は泣いてしまいそう。

2:ファーストマン

2019年劇場で見た数少ない映画の1つだったんだけど、見返してみてほとんどストーリーを覚えていないことに見返してみて気づいた。アームストロング一家、揃いも揃って気難しいな。って感じだけど人がどんどん死んでいくテストパイロット→宇宙飛行士の家族なら当然なのかもしれない。カメラも固定ではなく敢えて手持ちにして不安定にしていたり、主観視点が多かったり、改めて見返してみると細かいところでそういう緊張感を感じさせる演出が多く取り込まれていることに気づく。映画館だとどうしても映像の迫力に気が取られるし、この映画の題材的にもやはりそういう側面が強かったりするけど、実はそうではない人間ドラマとしての側面が非常に強いので、見返してみてよかった作品。

3:ネットビジネスで月収200万稼いで3年後に借金1200万円抱えたフリーランスの話

実はこの著者のことは一方的に薄っすらと知っていて、トラブルがあったことも薄っすらと耳にしていた。読めば読むほど僕が過去に経験したトラブルに似ている点が多くて驚いた。借金で首が回らなくなって任意整理をした経験とか(僕の場合は当時の上司のキャバクラのお供っていうみっともない理由だったけど。)。多分この著者と僕は性格的にも似通っている部分があるような気がする。記事中にもあったけど、借金して追い詰められていくと正常且つ常識的な判断力は一気に失われていく。目の前の返済をどうするか、どうやって明日、来週を切り抜けるか、それしか考えられなくなる。多分この精神状態は実際に経験した人じゃないとわからないと思う。僕が経験者だからこの記事を読んでそれが鮮明に思い起こされるほどの臨場感があるっていう部分は差し引いても、なかなか読みごたえがあった。実体験に勝るコンテンツはなし。この話に脚色がなければ、だけど。

4:武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50

通勤中SNSを見るのをやめるとなかなか暇になるもので、かと言って狭い電車の中で紙のページをめくる気にもあまりならず、Kindleunlimitedで面白そうな本をスマホで読む生活に変えた。Audibleで聞くという手段もなくはないけど、耳は耳で音楽を聴いていたい。という感じで手に取った一冊。タイトルは煽り気味だけど内容は至ってわかりやすく、哲学というものが割と身近に感じる。お気に入りはルサンチマンについて紹介していた箇所。多分去年ぐらいまではまさにこのルサンチマンだったと思う。今までルサンチマンの意味があまりわかっていなかったけどこの本で腑に落ちた。大学で哲学の授業を取っていたけど、ほぼ出席することなく単位を落として、しかも必須の履修項目じゃなかったからそれっきり縁遠いものだと思っていたけど、文章が読みやすいので、苦も無く読み進められた。哲学、これならちゃんと学んでみたいような気がする。

5:熱田護写真展:500GP フォーミュラ1の記憶

仕事でよく行く先のすぐ近くで開催されていたので迷わず訪問。F1の観戦は一番長く続いている趣味でおそらく30年を超える。何かをコレクションするわけでもないし、毎年現地に観戦に行くわけでもないただの視聴者だけどそれでも30年間見続けているので、自分自身をガチ勢と呼んで差し障りはないのではないかと自負している。熱田カメラマンが取材活動を始めた90年代から現代まで万遍なくキュレーションされた作品群だったけど、印象に残ったのはセナが亡くなったサンマリノGPのスタート前のグリッド上での写真。確かセナがグリッド上でヘルメットを脱いで座っていたのって、キャリアを通してこのサンマリノだけだったような記憶がある。何度も映像ではそのシーンを見ていたけど、大判のプリントで見るとセナのそもそも哀しそうな表情が更に哀しそうに見える。熱田カメラマンが在廊していれば直筆サイン入りの写真集を購入できるんだけど、この日は熱田カメラマンが在廊しておらず見送り。またすぐ行くだろうし、その時に購入予定。

※F1に関連した話題で、フジテレビで長年解説者を務めていた今宮純さんが亡くなられた。この数年はフジテレビからDAZNに視聴チャンネルを移したので、その声を耳にすることはなかったけど、最近は急激に変化し、進化していくF1の流れに対して知識面では明らかに対応できておらず、どうしても昔話にばかりになってしまっていた印象が強い。フジテレビで観戦していた末期の中継でも他者の話題を遮り、聞きたい話を聞けなくなってしまったことが目立ち、お世辞にも中継に対してプラスには働いていなかったと思う。ちなみに僕がフジテレビからDAZNに変えた理由の1つはフジテレビの中継を見るに堪えなくなったから。ただ、好みはあるので一概に否定もしづらい。個人的には苦手になってしまった。ちなみに、今年も開幕前恒例のクロストークイベントも決まっていたと聞くので、本人としてはまだまだ気力に満ちていた中での突然の死だったのだろう。色々と書いたけど、80年代後半の中継開始から~セナ逝去まで続いたF1ブームでは間違いなく功労者だった方。セナが亡くなった94年サンマリノでのコメントはこれからも語り継がれる素晴らしいコメントだと思う。(03:20~)

フォードVSフェラーリの感想は来週分予定!



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