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部屋のものを順調に捨て続けているところ。ふと気を抜くとゴミに家賃を払っていることになるし、それを意識せざるを得ないのが都市生活者の悩みどころ。

1:トークサバイバー/Netflix

佐久間宣行がNetflixで作品を作った。佐久間作品を見ていれば割とお馴染みのメンバーも多く出てくるので、地上波の深夜バラエティを見ているような気分になる。芸人のエピソードトークが肝の構成故に、芸人のヒリヒリした感じが割と前面に押し出されている感じもリアルだけど、佐久間作品でよく見る構図だな、と思った。非常に薄っぺらい評論になってしまうけど、佐久間宣行はラジオなり、自分のYouTubeなりで、この辺の制作論というか、演者や作家とどの様に作品を作り上げていくのか、というところを割とトークで色々と話しているので、見ているとその辺の裏の意図が良くも悪くも透けて見えちゃうところをたまに感じてしまう。

2:青木真也VS秋山成勲

元々DREAM時代からの因縁もありつつ、非常に日本っぽい因縁の構図で昨年末あたりからまた盛り上がり始めた一戦。前評判では適正階級の青木が圧倒的有利。というより秋山が水抜き禁止のONEでそもそも減量に成功するのか、という方の興味が強かった。記者会見を含めた煽り合いもなかなか手が混んでいて、個人的に大嫌いなAbemaTVのチャンネルを何度も見てしまった。試合は1ラウンド終了まで圧倒的有利だった青木だったが、2ラウンドで打撃に捕まってしまった秋山に耐えきれず秋山の勝利。衝撃の結末だったものの、格闘技は試合が終わればある種のノーサイドになるところが美しい。しかし、当然青木の敗戦を受け入れられない空気が読めないバカが必ず現れる。秋山のヒールさが生み出した負の遺産の一部だとも思うけど。

元々この人嫌いだから視界に入れないようにしていたんだけど、また目に入ってきたよ。ファンだし、確かパンツスポンサーもやってるんだけど、こういう発言が青木真也の格をどんどん下げていることを気づかないのかな。気づかないからやってるんだろう。
それとはまた別で、映像作家の佐藤大輔がインスタグラム上でONEの試合後軽量についてのレギュレーションを出していた。

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内容は読んでの通りで、おそらく秋山はペナルティを受けることを覚悟で相当リカバリーを頑張ったんだと思われる(が、真偽の程は不明)。その体重差が打撃のインパクトの強さにつながっているなら納得感も大きい。この後この二人がどうなるかはわからないけど終わった後の混沌さも含めて面白かったな。

3:狼虎の血Level2

最近思うことがある。サブスクに落ちてくるヒット作、期待値が高まりすぎて見た後拍子抜けしてしまうということを。ということでこの作品もそんなトラップにハマってしまったような印象。松坂桃李が悪ぶってもどこまで行っても爽やかさが抜けなくて、なんとなくその辺に物足りなさを感じてしまったような気がする。同じような路線で演じた綾野剛がとんでもない太々しさを身につけていたこととの対比だろうか。

綾野剛、ガーシーチャンネルの呪いから抜け出せるといいね。

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