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一歩踏み出した世界の不思議

くりおのくらしの姉さん。なおこです。
オープンしてひと月過ぎたところで、ただ今お店はお休みをいただいております。
6月10日くりおのくらし第二章に向けて準備の真っ最中です。

いや~。本当に早かったオープンからの一か月。
よく頑張りました。としか言いようがないですね。
パンをよく焼きました。

屋久島の端っこといわれるこの栗生集落に、目的をもってきてもらえるなんて。それが、うちのパンを買うためなんて…(´;ω;`)ウゥゥ本当に嬉しいことです。
スタッフがお客様に「どちらからですか?」
なんて伺うと…
宮之浦から来ました。  えっ!遠いところまで、ありがとうございます!
安房から来ました。   あら、ありがとうございます!
一湊から来ました。   えっ!ほんとですか!ありがとうございます。
東京から来ました!!!\(◎o◎)/!  どうやって、ここを知ったんですか?
フロム カルフォルニア!!!\(゜ロ\)(/ロ゜)/  えっーーーー!!!!

ここ一か月でいろいろなお客様にご来店いただきました。
本当にありがとうございます。

一歩踏み出さなかったらこんな出会いもなかったのですね。
毎日ほんとに面白い。
こんな不思議なことはない。
生きている気がする。

最近は、なんだかんだ言って毎日元気に働いている。
しかも、ちょっと無理もできたりする。
(あんまり良い働き方ではないので今は改善中です。)
やっぱり、一緒に働く仲間の力は大きいと思う。
前に進む力になっている。

本当に私は恵まれていると思う。
本当にありがとう。

お店を眺めてみれは
開店して以来届くお祝いの数々。
大阪のお友達。
東京の幼馴染。
昔の仕事仲間。
御参り先のご門徒さん。
メールやLINEでも応援のメッセージ。
そして、くりおのくらしに協力してくださる屋久島の皆さんの優しい言葉。

どんどん歳をとると人が、離れていく気がしていた。
結婚したり、子育てが忙しかったり、引っ越したり。
私自身も、離島に嫁いだことでなかなかの寂しさがあったのは確か。
大人になるのは、こういうことなんだ。
みんなそれぞれの道を歩くそんなもんなんだ。
と思って、孤独と勝手に思っていたのかもしれない。
でも、いまは、不思議と人との距離が近く感じる。

実は、昔も今も変わらないのかもしれないけど、一歩事業をはじめたことでまたつながりを感じることができたのかもしれない。
私の中の変なプライドとか、なんだかよくわからない気にしぃなところとか。歳とってすこしは剥がれ落ちてきたのかも。

歳を重ねることってネガティブなイメージを勝手に持ってたけど、
そんなことない!
丸くなるってこういう事なのかな?
それが大人になるってことなのかな。
そして見えてきたのが、本当に素敵な人に囲まれているわたし。

感謝を言葉にしても足りないね。
だから、わたしは栗生で頑張る。
動いてる自分を見てもらおう!
生きてる私を見てもらおう!
美味しいものを届けよう。
そして、いっぱい笑顔になってもらおう。
それが、今できる感謝のしかたかな。

よし!明日も元気に働くぞ!!!!
おいしいもの作ろう!
(∩´∀`)∩