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朝活で英語を勉強している話

 今年の3月ごろから毎朝1時間ほど朝活をしている。朝活の内容はさまざまで、運動や英語や Udemy (ビデオ講座) などをやっているが、現在は主に英語と運動がメインとなっている。

 朝活を始めて、今まで手を出したくても出しずらかった英会話を習慣的にやれるようになり、半年が過ぎた今では喋るのがあまり怖く無くなってきたと思う。

 怖い、というのは「自分に自信がない」ことの表れで、中学生の授業で受けた英語で嫌い病を患い、英語のドキュメントを読む今でも現れる感情である。
 英語が苦手・嫌いだったのは理由がある。文法と単語をひたすらやり、英語の文章や喋ることがほぼ皆無だったため、面白みを感じなかったのである。挙げ句の果てに、本の虫であった私は (特に高校生の時) ハリーポッターの本を辞書ので隠し、あろうことか授業中に読んでいたのである。

 英語のテスト点数が悪かったのは明らかである。今でこそ英語の勉強法や
声に出して読む力が大事だと言われているものの、当時田舎の学生で情報の収集方法が近所の本屋でしかなかった私には、ひたすら文法と英単語をやる以外の勉強法を知らなかったのである。そしてそれがとても苦手だった。

 さて、そんな私が再び英語に対して興味を抱いたのが、編み物をやり始めてしばらく経った時である。ネットの海を夜中の授乳中に泳いでいた先に辿り着いたのは、海外の毛糸と海外のセーターのパターンであった。
 その SNS に瞬く間に囚われた。海外のサイトだったので全てが英語だったが、そんなものはハードルにもならなかった。なぜならば、編みたい、購入したい、情報が欲しい、の前には「英語の文法が…」という苦手意識が全くもって現れなかったのである。
 間もなくその SNS を皮切りに、海外サイトから毛糸の購入をし、paypal を使ってパターンを購入&英語でメールのやりとり (本当に簡単な) をするようになった。そこで気づいたのは、必要があれば人はやれるのだ、ということだった。

 その後、しばらくしてビジネスにも生かしたいと英会話教室に通ったが、楽しかったものの家の都合で辞めてしまってからは、主に趣味の編み物で楽しむ範囲でのみ英語を勉強していた。

 再び同じような情熱が湧いてきたのは、仕事 (趣味) でとあるシステムを勉強していた時だった。そのシステムの、いやこのシステムやコンポーネントに限らず、IT ドキュメントは日本語よりも圧倒的に英語の方が情報が豊富である。学ぶには英語の方が早い、幸いテクニカルドキュメントはシンプルに書いてあることが多いので、ざっくりと概要を掴むには十分だった。文章が長いと目が滑ってしまうけれど。
 その後、転職先の会社でも英語が触れる機会が多いため、それをきっかけにオンライン英会話を始めることにした。読む、書く、のであれば喋ることだってやってみたい。海外の人と仲よくなったら、アニメや編み物の話もしたい、という下心満載で。
 それから4ヶ月が経った。週に2−3回のペースなので、スキルアップを実感した!ということはないが、人が話す内容や喋ることに対しての恐怖が無くなってきたと感じている。
 どんな人と何を話そうか、テキストにしようか、など考えることも楽しい。

 この朝活の中でオンライン英会話と英単語を取り組んでいる。だいたい同じ時間、何人かでオンラインで集まりそれぞれが異なる勉強をしている。終わったら今日やったことを呟いて仕事に向かう。
 習慣化されればもう面倒なことは何もない、日常の一部なので、ただやるだけだ。毎日1時間だけど少しずつ成果は表れていると思って、今日も過ごしている。

 

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