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iPad Air 13インチを買った話

うわー!とうとう買ってしまった!!iPad Air 13 インチ!

今、手元で自分用に染め上げている薄い板を見つめながらすごく手が震えて感動している。とともに、金額にも目をひんむいたので折らないか、壊さないかを心配し、そういった意味合いでも手が震えている。

買うまでの話

今まで使っていた iPad Pro 11インチは遡ること4年前に購入し、私の生活を支えてきた。大袈裟なようだけれど、本を読んだり、新幹線のお供に息子と二人で動画を見たり、絵を描いたり、PDFに赤線を引いたり、将棋を指したり…思い出せばキリがないくらい活用してきた、と思っている。思い出と共にiPad はある。

ただ、若干の不満…いや年齢や生活体系が変わってきたこともあり、11 インチでは少々、いや大分に目がツラくなってきた。Kindle で雑誌を読んできたけれど、11 インチの大きさでは読みたい部分を拡大しないと目がキツくなってきた。できたら大きい画面で読みたい。雑誌の大きさで雑誌を読みたい。そして動作には全く不満がないけれど、M シリーズの iPad でしか使えない機能を使いたい。とまあ、色々な欲望と2年ぶりに新しい iPad が発表されたこともあり、私の買い替えたい欲が盛り上がり、ついには脳内東京ドームで凱旋公演をしアンコールを2回実行したところで思ったのである。


「買い換えよう」(真顔)


さて、迷うのは Pro か Air か、だ。いや金額を見ると明らかに Pro の方がべらぼうに高い。高尾山と富士山くらい違う。なので本来であれば「迷う」ことすらない。Air 一択だろう。

だけど Pro のスペックが魅力的である。なんといっても CPU が違う。CPU が違うということは、面構えが違うことである。洗練された面構え、スペックが M2 から M4 へかわる。具体的に M4 で何ができるのか、なんてわからないが、一言で言うならば「ロマン」だと思う。完全なる憧れ。私がそのスペックを使いこなせるのかなんてわからない。多分 iPad でそんな負荷をかけることはやらないと思うので、完全にオーバースペックである。豚に真珠、猫に小判、そんな言葉が頭によぎる。

Pro と Air それぞれをカートに入れながら金額を見積もっていく。10 万弱違う、絶望しかない。Pro 11 インチにすると金額が少し近づくが、そうすると本来の目的から逸れる。私は目が悪いのだ。細かい文字はツラいんじゃよ…

迷いに迷っていた最中、同僚(あえて師匠と呼びたい)がさっくりと私の欲しいスペックで、欲しい iPad Air を軽やかに購入した。翌日触らせてもらったところ、いやいや Air 全然いいじゃない、もう迷ってはいられない、と思い Pro への思いはすっぱりと諦め、ついに週末買いに走った。新宿三丁目の Apple Store へ。

実際に足を運んだ目的は、色合いを見たいからだ。実は前週にも Apple Store へ行ったのだけど、ブルーとパープルしか見れなかった。私はスターライトも見たい。3色見た上で選びたいのだ。やはり並べてみると色合い=顔色だなと思う。私の好みはパープルだった。ブルーも迷ったけれど、端からちらっと覗かせるパープルの色合いが私のハートを撃ち抜いた。可愛い…じゃん?

近くにいたストアの店員さんに声をかけ、満を辞してやっと購入した。


購入したレビュー

私が購入したのは、iPad Air 13 インチのパープル。ストレージは 256 GB だ。ストレージは使っている iPad Pro のストレージを見て、これで十分だと判断した。まだまだ Pro のストレージも 200 GB 前後の使用率で、それでもいらないアプリ(主にゲーム)が多い。実際にはもっと少ない使用率のはずだ。

家に帰ってから、いそいそと iPad を取り出しまっさらな画面に1からアプリを入れていく。必要なものだけ入れたいので、リストアはせずに新たに画面を作っていく。

ここからは、私が購入した後の感想をダラダラと書いていく。

まず、Kindle を入れて雑誌を見た時にびっくりした。これは見やすい。普段の雑誌のサイズだ。毎回拡大していて読んでた雑誌は一回も拡大しないで見れた。つまり技術書もこのサイズで表示されると言うことで、小さくて読むのに難儀していたコマンドも、画像もこのサイズで見れてしまう。おお、技術書は紙で買うのが私のセオリーだけど、電子書籍もこれで読めてしまう!Software Design が電子でたくさん買えちゃう。まずいぞ、読書がさらに捗ってしまう!

それから YouTube やネトフリ類の動画の描写にもびっくりした。画面がデカくて見やすい。ええ、これはいいぞ。今までマイクラも 11 インチで遊んでいたけれど、この画面で遊べるのか…最高か。

4年ぶりの買い替え、つまりチップ自体も M シリーズになったため、ステージマネージャーも使えるようになった。リビングに置いてあるディスプレイにデカデカと iPad の画面が写せるので、これはとても便利になりそうだ。

つまりは「でかい画面最高!」と言うことしか伝えられないけれど、デカいは正義。目に優しい、と言うことがわかった。あとは絵が描きやすい。文字も広々と書けるので、デジタルノートを書きたい場合やメモ書きもサクサクと書けるだろうと思った。


副産物として、ノートPC の拡張ディスプレイとして使えることがわかった。出社する時にコンパクトに持ち運べるディスプレイがあると便利だ。すでに会社には至る所にディスプレイが用意されているので不要だが、たまに必要な時もある。

ただ、大きいので嵩張る。これはしょうがない。私の使い方だとあまり外に持ち出さないため、あまり気にならない。よく持ち出す人は一度ストアへ行って持ち比べをして見たらいいと思う。重さについてはそこまで気にならなかった。嵩張るが普段 PC を持ち歩いている身としては大した変化ではない。


気になったところとしてはもう一つ、iPad の設定をしていて 2 回ほど OS が落ちたのが少し気になった。多分、色々ガチャガチャと触りまくってアプリを落としたり、ダウンロードしていたりを繰り返していたからだと思う。しばらく様子見の部分だ。

油断していたのは、Apple Pencil が第二世代は使えないと言う事実だ。まじか…Pro を買うのか…そんなつもりじゃなかった。私には高性能すぎて買う必要もないと思っていたのだが、互換性の問題で、私が使っているペンは使えないとストアの店員さんが眉尻を下げながら教えてくれた。「探す」アプリにも pro は対応しているらしいので、家の中でペンを探し回る必要性が今後は無くなると思えば…2 万円は…いや、やはり痛手だ。愛用している万年筆よりも高い。

ちなみにキーボードは買わなかった。もとよりiPad で何かを書くことは出先ではないし、書くことがあっても HHKB という最高の相棒があるので、不要だ。少し逡巡することがあったのは否めないが、5万円あったら HHKB Studio を買うでしょう。


まとめ

いくつかは想定外だったこともあるけれど、概ね私の要望と合っているので Air は良い買い物だったと思う。何度でも言いたいが、雑誌ほどの大きさの電子書籍を読むならば、13 インチがいいと思っている。めちゃくちゃ読みやすいし、目に優しい。大きいは正義。B5サイズの紙で書いていたスケッチブックがそれよりもワンサイズ大きい紙でお絵描きできると思えば、お絵描きも頻度が上がりそうな気がする。1ヶ月くらい経過したら、この時と比べてどのくらい使い方が変わったかを振り返ってみたい。

流石にお財布に痛い買い物という意識がある…ので、普段使わなかったようなことにもどんどん活用していこうと思う。ひとまずマイクラをやりたい。

6/12 追記・どうやら YouTube を見ている時だけ、OS が落ちることが発覚した。他のアプリではそんなことはない。改修されたアプリのアップデートを待ってる。

きゃわ…!!!

2024/7/15 追記
再起動が頻繁に走る(一日に3-4回)ので、こりゃおかしいぞと思ってAppleストアに行ったところ、交換してもらいました。初期不良だったのかな、丁寧にすぐに対応してくれて本当に助かりました。交換後は一度も突然再起動が走ることがなくなりました。めでたしめでたし。

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