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推理小説をお風呂に持ち込むと犯人がわかるまで湯船から出られないタイプ

 深い睡眠が必要ということがわかったので、ネットの海を徘徊した結果、どうやら寝る90分前にはお風呂を上がること、お風呂では15分じっくりと浸かることが大事らしい。

 そういえばここ数年カラスの行水みたいなお風呂タイムしか過ごせていなかったなぁと反省。子供と一緒に入っているとゆっくり浸かるという概念がない。せいぜいお風呂に浸かる時間は5分が我慢の限界だったなぁと思い返す。

 出たがりな子供はすぐに「あついから!」と言って湯船から出てしまうので、慌てて後を追いかけることをよくやっていた。少し前の話だと思ったのだけど、もう6年以上前の話か…うーん、令和にもなるわけだ。と一人で変な納得をした。

 もう一緒に入る年齢でもないのに、その習慣が慣れてしまっていて、お風呂にもゆっくり入ることをしなくなっていた。習慣って怖い。

 実家にいる頃は、なんと大所帯の8人家族だったにも関わらず、文庫本をお風呂のお供とし、長い時間本を読んでいたなぁ。当時は相当文句言われていたような、そりゃ本を持ち込んで読んでたら心配されもするなと親の気持ちになって思う。

 持ち込んだ本が推理小説だったから、犯人が分かるまでは...!!という感じだったなと思い出す。それってもう最後の方じゃん、私。何をしていたんだ。傍迷惑な娘、それがわたし。

 昔の所業を思い出しカァッとなりつつ、昨晩はじっくり15分湯船に浸かって寝た。今回は本がしわしわになるのを心配して、スマホをジップロックに入れて漫画を読む。文明の利器は最高だぜ、いえい。

 それが功をなしたのか、今朝睡眠ログを見ているとなんと2時間45分も深い睡眠ができてた!すごい!昨日まで1時間前後だったのに、お風呂の力ってすごい...!!!自分で自分を盛大に褒めた。よくやった、えらいぞ。

 もしかしたら偶然かもしれないな、と疑りたい自分も登場したので、まあまあと宥めつつ、数日様子を見ることにする。成果が楽しみだ。

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