朝ごはん

　　あるNYでのブランチギグの前。サックス奏者の女の子と朝ごはんの話をしました。「もう朝ごはん食べた？」「ううん、まだ。お腹ペコペコよ。」みたいな感じ。次の休憩で『まかない』が出るので店のメニューに目を通していると、「朝からよくこんなの食べられるわ。」と彼女の一言。それがなんだったのかはちゃんと覚えてないけど、それがしょっぱい何かだったのは覚えています。アルゼンチン出身の彼女は朝は甘〜いものに甘〜いコーヒーが定番。しょっぱいものなんてありえないんだとか。日本の定番のご飯、味噌汁、納豆、焼き魚の朝ごはんを教えたら、「おえーーー！考えられない！朝から魚？（よくそんなにヘビーなもの食べられるわね。」と。きっと納豆の正体を知らないからその時はここまでのリアクションですが、納豆の実態を知ったらどうなっていたことか。

　日本に帰国してからホームベーカリーでパン焼いたりして洋風の朝ごはんも用意するのですが、先日ザ・和食な朝ごはんを食べていてふとアルゼンチン人の彼女のことを思い出しました。

ご飯に納豆と生卵をぶっかけてちりめんじゃこと海苔の佃煮をかけぐちゃぐちゃにかき回して美味しいね、って食べている3歳の息子。こんなのみたら失神するんじゃないかな。うふふ。