見出し画像

2024年10月 奄美大島

瀬相港7時35分発のフェリーに、世話になった宿のご主人が運転する軽ワゴンのまま乗り込んだ。古仁屋に着いて、名瀬市街を目指してまっしぐら。車中での話題は互いの体のこと、家族のこと。予約したホテルの前まで送ってもらい別れた。お互い、元気で生き延びようね。
ホテルに荷物を預け、町へ。昼過ぎくらいまでは雨は降らなさそう。サンドイッチカフェ
でコーヒーブレイク。

町の中心部にある教会。
運動会の準備をしていた小学校の先を小川に沿って左折。右手の山の上には公園もある。

向かったのは県立図書館。何度か来たことがある。その昔、島尾敏雄が館長を務めていた図書館。郷土資料コーナーや世界自然遺産コーナーなどで本読み。

図書館内には島尾敏雄コーナーもある。

昼メシを食べようと永田橋市場へ。

奄美小学校は創立100周年。
いつも寄っていた光食堂は先月から休業中だった。

目当ての食堂がやってなかったので、他の店を探す。

気持ちよさそうにネコが寝ていた。

こうりん亭という食堂に入ってみた。初めて入る。常連客で賑わっていた。

日替わり定食1000円。このあたりの相場としては、やや高め。ごはんをなしにして、代わりにビール。アジフライ、キャベツと豚肉味噌炒め、モズク酢。

食後、近くのA i A iひろばで一服。雨が降り出す前にホテルへ移動。

泊まるホテルも新しいが、向かいにもっと新しいホテルができていた。前からあるウェストコーストというホテルの新館だった。

おっとパラパラ雨が落ちてきた。

今回泊まったサンデイズ奄美。

まだ早かったので、預けた荷物を出してもらい、読書タイム。14時半になると、チェックインさせてもらえた。

港を見下ろす9階の部屋。

15時には最上階、10階の大浴場がオープン。

10階からの港の眺め。
展望大浴場。サウナも付いてる。

17時半過ぎ、そろそろ晩メシに出かけようと外へ出ると、雨がめちゃくちゃ激しく降り出した。馴染みの居酒屋までは歩いて10分。その間に、ズボンは膝くらいまでずぶ濡れになった。
たどり着いた居酒屋、一村。先客はひとりだけ。珍しくこの時間からママさんもいる。

今夜の刺身は右から、アカマツ、キハダマグロ、ソデイカ、しまダコ。アカマツはもっちりと旨い。

いつものことだけど、マスターはぼくを見るとちゃんと認識してくれて久しぶりと挨拶してくれるが、ママさんは客の顔を覚えられないと知らん顔。しばらく経って、何度か来たことある? と言うから、シーガン山下を教えてくれたじゃんと返すと、ああ、と思い出してくれる。毎度のこと。メガネが違うから分からないよと。

島酒がずらり。本当は甕の古酒が旨いのだが、控えめに25度のをお湯割りで。
店は開店してから36年。大勢のミュージシャンの世話をしてきた夫妻である。

物静かな先客は引き上げ、小上がりには若い観光客4人組が次から次へと食べて飲んでいる。ママさん、マスターとあれこれおしゃべりしてるうちに、雨音もおさまってきたので、お勘定。外へ出て、もう一軒ハシゴしようかと思っていたが、雨が激しく、歩道は川みたいになってる。こりゃアカンわ。ホテルに帰り着いたら、靴もズボンもぐしょぐしょだった。部屋着に着替えて大浴場で温まった。

おや、A-LINEの船が入港していた。

翌朝、6時オープンとともに朝風呂へ。と、昨夜入港してたA-LINEの船が出航していった。さあ、今日は帰るだけだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?