2024年10月 奄美大島
瀬相港7時35分発のフェリーに、世話になった宿のご主人が運転する軽ワゴンのまま乗り込んだ。古仁屋に着いて、名瀬市街を目指してまっしぐら。車中での話題は互いの体のこと、家族のこと。予約したホテルの前まで送ってもらい別れた。お互い、元気で生き延びようね。
ホテルに荷物を預け、町へ。昼過ぎくらいまでは雨は降らなさそう。サンドイッチカフェ
でコーヒーブレイク。
向かったのは県立図書館。何度か来たことがある。その昔、島尾敏雄が館長を務めていた図書館。郷土資料コーナーや世界自然遺産コーナーなどで本読み。
昼メシを食べようと永田橋市場へ。
目当ての食堂がやってなかったので、他の店を探す。
こうりん亭という食堂に入ってみた。初めて入る。常連客で賑わっていた。
食後、近くのA i A iひろばで一服。雨が降り出す前にホテルへ移動。
おっとパラパラ雨が落ちてきた。
まだ早かったので、預けた荷物を出してもらい、読書タイム。14時半になると、チェックインさせてもらえた。
15時には最上階、10階の大浴場がオープン。
17時半過ぎ、そろそろ晩メシに出かけようと外へ出ると、雨がめちゃくちゃ激しく降り出した。馴染みの居酒屋までは歩いて10分。その間に、ズボンは膝くらいまでずぶ濡れになった。
たどり着いた居酒屋、一村。先客はひとりだけ。珍しくこの時間からママさんもいる。
いつものことだけど、マスターはぼくを見るとちゃんと認識してくれて久しぶりと挨拶してくれるが、ママさんは客の顔を覚えられないと知らん顔。しばらく経って、何度か来たことある? と言うから、シーガン山下を教えてくれたじゃんと返すと、ああ、と思い出してくれる。毎度のこと。メガネが違うから分からないよと。
物静かな先客は引き上げ、小上がりには若い観光客4人組が次から次へと食べて飲んでいる。ママさん、マスターとあれこれおしゃべりしてるうちに、雨音もおさまってきたので、お勘定。外へ出て、もう一軒ハシゴしようかと思っていたが、雨が激しく、歩道は川みたいになってる。こりゃアカンわ。ホテルに帰り着いたら、靴もズボンもぐしょぐしょだった。部屋着に着替えて大浴場で温まった。
翌朝、6時オープンとともに朝風呂へ。と、昨夜入港してたA-LINEの船が出航していった。さあ、今日は帰るだけだ。