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2022年6月 焚き火キャンプ

一昨年から3名で始めた焚き火キャンプ。昨年は結局一度も実施できないまま終わった。1年半ぶりにやっと集まることができた。まずは、道の駅かつらで、Sさんと昼に待合せ。

道の駅かつら食堂の名物、そばをいただく。

もうひとりのメンバー、Oさんは今日焚き火で炙るアユを早朝から釣りに行っている。我らは2人で、食材や薪などを買い物。山菜の時季が終わっていたのは少々残念。枝豆、ニンジン、キュウリ、トマト、ジャガイモ、そして近くにある森のシェーブル館のゴーダチーズなどを購入。薪は、小さめで安いのを3束、しっかり乾燥させたナラの薪を2束。さて、まずは場所の確保。道の駅の裏手の無料キャンプサイトは、金曜日というのにずいぶんテントが立ち並んでいた。隣のテントの声が筒抜けだと思うのだが、あんなので楽しいのかしら。我らは橋を渡って、那珂川の対岸へ。2組ほど、思い思いの場所でBBQをやっている。いつもの広いゆったりした場所を確保。焚き火後を汚く散らかしっぱなしのヤツらがいる。燃やしたら、完全に燃やしきってから帰りなさい!

パイナップルのヘタや燃えさしの紙皿、薪、タバコの吸い殻…、汚いねえ。
拾えるものは拾って完全燃焼させておいたが、こういうヤツらには、
二度とこの場所で焚き火をしてほしくないなあ。

今日の那珂川は少し水量が多いようだ。アユ釣りの人はいない。Oさん、どこまで行っただろうか。

トンビが空を舞っている。この付近は、鳥の種類も数も多い。

さて、我らは焚き火シートを敷いて直火は避ける。あとは七輪や焚き火台をセット。まだ火を熾すのは早い。

とりあえず、焚き火の準備を済ませる。今回は、焚き火シートの上で
直火の焚き火をやってみようと企んだ。

さて、まずはビールでも飲みますか。と、ここでSさんから重大発表。ちょっと身体の具合が悪い箇所が見つかって医者から禁酒を言い渡され、すでに1ヵ月以上酒を飲んでないというのだ。ノンアルビールを多種類、今回も持ってきたので、遠慮なく飲んで下さいと言う。えー、そりゃ気の毒な。すんませんが、ビール、ロング缶、飲みます。つまみは自宅から、ラッキョウ塩漬け、ニンニク醤油漬け、塩漬け梅(これだけは自作でない、安心院の宿でもらってきた)、梅酒の実を梅酢に漬けたウメの実。そして、糠漬けマイスターSさんが甕ごと持ってきてくれた糠漬け。ふううう、うんめええ。

昨日の朝、漬けたというキュウリ。しっかり旨味が出ていて、素晴らしい。

てっきり那珂川上流にいると思っていたOさんから、栃木県の鹿沼で10数匹なんとか釣れた、1時間ちょっとでこちらへ着くと連絡が入った。那珂川は今日はアユはダメとの情報が入ったのだそうな。
近所のおっちゃんが小舟を出していく。

ウナギ採りのワナでも仕掛けに行くのかな。

やがて、Oさん到着。生きたまま泳いでるアユもかなりいる。苔の香りがする川で釣ってきたそう。きっと旨いよ、これは。さあ、火を熾そう。

元気に泳いでるよ。
串打ちして、いざ、焼かん。

さあ、焚き火の周りにアユを立てて、遠火でじっくり焼く。

いいねえ、これこれ。これでないと。焼ける香りのかぐわしいこと。
焼いてるアユを撮影するプロ写真家Oさん、そのOさんをスマホで撮影するSさん。
で、2人を撮影するぼく、という構図。

焼き上がるのを待つ間も、ビール飲んだり、ジンソーダ飲んだり。つまみは、道の駅で売っていたイナゴ。

パリパリして旨いよ。

さあ、そろそろアユが焼けた。かぶりつくぞ。

うわっ、旨いよ。苔の香りがするアユを久しぶりに食べた。

次第に日が暮れてゆく。風が気持ちいい。

こういう景色は、たまらんなあ。

地元産ではなかったけど、枝豆も風味が良くて美味しいよ。

枝豆は茹でたてが一番。

そして、Sさん作、スペアリブと野菜のダッチオーブン焼きが仕上がった。うわっ、めっちゃいい匂い。

昔はダッチオーブンを4、5台並べて、30人以上の料理を続々こしらえたものだ。
味付けは塩コショウ、それからコカコーラ。旨い。

今度はトウモロコシのホイル包み丸焼き。うーん、甘くてうめえ。

塩味のみのシンプルな味付け。

それらの合間に、自宅で作ってきた各種野菜の白出汁漬け、あるいは道の駅のフルーツトマトなど、食べている。そろそろ暗くなって、焚き火が映える時間。

炎があがって、それをぼうっと見つめるのは、実に幸せな時間。
ウィスキーがいつもより美味しく感じる。

ウィスキーには地元のチーズ。

水戸森林公園にある森のシェーブル館のゴーダチーズ。

さらに、Sさんが最近テレビで見たというレシピ。ブロッコリーを直火焼きして、そのまま塩だけで食べる。

まあそれなりに美味しいけど、特別感はないんだけどなあ。

そして、デザートタイムは、茨城と言えば、メロン、であります。クインシーという品種。甘くて香りも強い。うんめえええ。

8つ割にしてかぶりついた。果汁がすごい。

結局、深夜0時近くまで、焚き火のそばで飲んでしまった。車のシートを倒して、寝袋を開いたまま体にかけてお休みなさい。
翌朝は4時半に目覚めた。もうすっかり明るい。

鉄橋の向こうに日が昇っていく。

朝ご飯のために火を熾す。明るい中で点検したら、焚き火シートは真ん中部分が焼けて穴が開いていた。あちゃあ。

朝食調理用にコンパクトな焚き火。

おや、すぐ近くに鳥が来た。

鳥の名前がよく分からない。オオジュリン、ではないかと、ぜいぜいさんが教えてくれた。

朝ご飯はひきずりうどん。乾麺を茹でて、茹であがりをそのまま鍋から取って、納豆とサバ缶混ぜ混ぜタレにからめて啜る。これが旨いんだ。定番朝食になってるね。

見た目は悪いけど、味はとても美味しい。栄養バランスもいいと思う。

焚き火は、最後の薪1本が燃えづらいヤツで難儀したが、きれいに燃やし尽くし、跡形もなくきれいに片付けた。道具も車に積み込み、さて、一風呂浴びに行こう。四季彩館、1000円。

9時開店直後に入った。すでに先客あり。汗と灰を流してさっぱり。
明日からまた出かけるので、土産はリンゴの花のハチミツのみ。

常磐道は順調に流れ、お昼に帰宅することができた。さあ、次回は秋頃かな。


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