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夢が現実となっていた頃 ~【欅坂46】初ドラマの追想~

 今回の「こち星」(ニッポン放送:こちら有楽町星空放送局)は、守屋茜さん・渡辺梨加さん卒業記念回だった。来週以降も、お二人がゲストの放送は続くようなので、卒業までの活動をしっかりと見届けていきたい。
 グループ初の冠番組として開始され、今もメンバーの素の一面やメンバー同士の関係性を知ることができる貴重な番組である。
 この記事を書くために、久しぶりに番組HPを見たのだが、いつの間にか、日向坂46の名前が無くなっていた。
 「欅坂けやきざか46 こちら~」
 から始まって、
 「欅坂46・日向坂46 こちら~」
 「櫻坂さくらざか46・日向坂46 こちら~」
くらいまでは認識があったのだが、今は「櫻坂46 こちら~」になっていた。
 日向坂46の活躍がめざましく、日向坂46メンバーがパーソナリティーをしているラジオ番組が増えたことが要因であろう。彼女たちが、番組出演ランキングでも上位を占める勢いで、外番組にもどんどん出演しているため、追いかけるのが大変なくらいである。
 デビュー前の佐々木キャプテンが抱いていた「このメンバーなら勝てる」という確信は、決して間違っていなかった。彼女たちの笑顔は、多くの人々に元気を与えている。

 今回の「こち星」では、欅坂46時代からの活動を遡ってみて、どのような思い出があるのかを3人で話す場面があった。
 守屋さんの中では、「サイレントマジョリティー」でデビューしてから、2ndシングル「世界には愛しかない」の頃、初ドラマを撮影していた時期が一番大変だったようだ。スタッフが、彼女たちの寝る時間を補うために、ドラマ現場に3つの布団を用意し、その上にメンバー21人が折り重なるように寝ていた様子を懐かしそうに話していた。
 乃木坂46に憧れ、アイドルの世界に足を踏み入れた彼女たちが、いろいろな夢や希望を胸に秘めながら活動していた時期だったのであろう。一番キラキラとした「アイドル」をしていた時代と言うこともできる。
 ライブできちんと挨拶をし、ラジオ番組で卒業前にそれまでの日々を振り返り、最後の瞬間まで精一杯活動を続けている様子を伝えてくれているのが、ファンをとても大切にしてきた、お二人らしい卒業の仕方である。

 活動最後となる日まで、櫻坂46としてのお二人の勇姿をしっかりと目に焼き付けていきたい。


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