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特殊な表現を採用したくなるグループ ~【櫻坂46】『As you know?』情報続々解禁!~

昨晩の「そこさく」で、1stアルバム『As you know?』のCMが流れた。
4枚目シングルでは、16ミリフィルムが使われたことが話題となったが、今回は、より懐かしい手法で撮影されているようだ。
先日公開された最新アーティスト写真や、本日公開されたジャケットアートワークでも、「青写真」で撮影が実施されている。
完全限定生産盤のみ、今までの路線であるが、それ以外は、メンバーの笑顔が溢れていることに特徴がある。
撮影コメントとして、OSRINさんも「初めて笑ってくれと伝えました」と言っているように、初アルバムが彼女たちにとって、非常に大切なものであるからこそ、このような指示をしているのだろう。
収録される楽曲数や何枚組なのかは、まだ詳細が明かされていないが、価格設定から、「CD1枚」構成がベースとなりそうである。
これまでのように、Type別で発売しないことも、今までにないやり方である。
「全タイプを揃えることで、全ての楽曲を聞くことができる」という、これまでの鑑賞スタイルとは異なるものを提示してきたのだ。
「櫻坂46」を知りたければ、「とりあえず、これを聞いて!」といえる販売方法と、タイトルの『As you know?』は非常に親和性が高い。
これこそが、今回のアルバムは、櫻坂46にとって「名刺代わり」であり、「決意表明」でもあると言われる所以である。

「櫻坂46」の路線が、ファンの間にも浸透してきたのか、公式サイトから情報解禁されると、即座にその「制作意図」や「世界観」が伝わるようになっている。
今回も、最新アーティスト写真が公開されるや否や、「青写真」という撮影コンセプトは、ファンの間で話題となった。
先日放送された「情熱大陸」でディレクターのOSRINさんが取り上げられ、制作スタイルや手法が紹介されたことも、ファンが考察をすすめる際に、大きく参考とされたことは間違いない。

最近の映画やドラマなどを観ても、最新のデジタル技術によって、あらゆる手法が再現可能となっているため、「作品の仕上がり」だけでは、映像手法を推測するのが難しくなっている。
しかし、OSRINさんは、手間を惜しむこと無く、あえて「アナログ」かつ「ローテク」な手法を駆使している様子が紹介されていた。
制作過程で有り余るほどの「情熱」を注ぎ込みたいからだろう。
これは、作品に込められた作者の情熱や魂は、観る側にしっかりと伝わることを知っている人のやり方である。

「櫻坂46」を映像によって表現しようとする時、今は使われることが少なくなっている手法が採用されることが多いのは、彼女たちの「世界観」や「雰囲気」にそれが相応しいと判断されるからである。
と言うより、彼女たちの中にある「1」を、「100」や「1000」にしていく作業をしているだけなのかもしれない。

「櫻坂46」の場合、どんなに情報解禁されても、謎と期待が膨らむばかりで、内容は実際に手に取り体験してみるまでは、わからないことが少なくない。
リリースまで「あと1ヶ月」。
楽しみは尽きることがない。





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