見出し画像

売り込み活動が本格化している ~【櫻坂46】外番組の出演獲得に向けて~

最近の「そこさく」では、外番組を意識している企画が多くなってきている。
催眠術の特集でも、外番組に出演する際、「自分たちの苦手を克服するため」という目的のために、企画が行われていた。
各メンバーが、これまで余り公言していなかった「苦手なもの」を発表し、催眠術によって、少しでも克服しようとしている様子が放送された。
コロナ感染対策を徹底しているためか、十文字先生も手袋をしていたので、今まで見てきた中でも、一番苦労している様子が伝わってきた。
指を鳴らしたり、手を叩いたりできないため、覚醒や術をかけるきっかけが不明瞭な印象であったことが、かかりにくい状況となってしまう原因であったような気がした。
そのため、かけた時と解いた時の差がわかりにくく、番組としてメリハリをつけるのに苦労していたのが印象的であった。

今週の日曜日に放送された自分が好きなものをプレゼンしていくという企画では、メンバーの個性が爆発していた。
好きなものを話す機会が与えられていることから、いつになく情熱的に話す姿を観て、驚かされることも多かった。
以前から、日曜日の深夜に、三坂道が連続で放送するスタイルをとっているため、外番組とは異なり、外に出す前の実験番組的な要素や、メンバーの好きなものや苦手なものを紹介していくことで、番組出演のオファーを受けやすいように、「メンバーのカタログ」的な要素が強いという部分に特徴がある。
日向坂46のメンバーは、番組内で積極的に、自分たちが好きなものや得意なことなどを披露していることもあり、外番組に出る際、確実に参考にされていることがわかる。
このあたりの自己アピール力や自己プロデュース力は、日向坂46のメンバーの方が、圧倒的に上である。
一期生~3期生まで、全てのメンバーがSHOWROOM審査を経て、グループに加入していることが、このアピール力の高さの要因であろう。
その点、櫻坂46メンバーは、一期生がSHOWROOM審査を受けていないため、どうしてもアピール力が低い「奥ゆかしい」感じが前面に出てしまっている。
それでも、二期生がグループの過半数以上を占め、中心メンバーとなりつつあるため、冠番組を観ていても、自分が好きなものや得意なことを積極的にアピールできるようになってきた。
武元さんは、加入した時から、「Mr.Children」が好きであることを公言していたことが、しっかりとMTVの番組に呼ばれるきっかけとなった。
田村さんのバレーボール好きも、段々と世間に浸透してきており、日向坂46の影山さんのように、スポーツ番組に呼ばれるようになってきている。
坂道グループは、グループ名自体に一定以上の視聴率が見込めるという判断がなされることが多い。
そのため、メンバー個人の知名度はさほど高くなくても、グループ名とセットにして紹介することで、番組に注目してもらうきっかけとなることが期待されている。
そこで臆することなく、普段通りにコメントしたり、リアクションしたりするだけでも、十分に番組に貢献する存在となることができるだろう。
話をふって、意見や感想を聞いてみると、意外に面白い個性も持ち合わせていることが知られるようになると思われるので、余り計算したり、テクニックを駆使しすぎたりして自滅することに注意しながら、自然体でニコニコしているだけでも人気が出てくることは間違いない。
要は、番組に参加している感じが、観客に伝わるように振る舞うことが肝心なので、最初は、そこに集中するだけでも良いかもしれない。
出演する数が増えていくと、自然と共演者の方々の言い回しや、さりげなくやっているテクニックなども見えてくるので、それがわかった段階で、少しずつ真似してやってみても良いだろう。
一度、自分たちの冠番組で、大先輩である土田さんや澤部さんの前で、学んだことをやってみるのもおすすめである。
自分たちの番組なので、たとえ失敗したとしても、ダメージは最小限に留まるからである。
むしろ「ここをこうするともっと良くなるよ」といったアドバイスが受けられるはずなので、どんどんやっていった方が得である。

メジャーなレコード会社に所属しているアーティストであるという強みを最大限に活用して、パフォーマンス以外でも、自分たちの個性を思う存分発揮してくれることが、一番のファンサービスとなるだろう。
このことを今一度思い返してもらうと、誰にとっても良い結果が訪れてきそうな予感がするのだが、いかがだろうか。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?