ソウルに行かない韓国旅行 光州~長寧~大邱~慶州
韓国3日目、朝5時過ぎ光州松汀駅そばのゲストハウスを後にする、早朝6時前の列車に乗るため。ゲストハウス、デカい一軒家に宿泊者は私だけ。管理人もいないので電話してオートロックの番号を教えてもらわないと入れない仕組みだった。電気はついたけど恐らくお湯は止まってて水シャワー、電話すれば元栓あけられたと思うけど、夜で面倒くさかった。猛暑じゃなかったらぶちぎれてたよ。
この日は光州から半島南部を東へ進む、鉄道においては慶州と全羅道(光州)を結ぶから慶全線と呼ばれている区間。韓国の鉄道は基本的にソウルを目指すことを軸にした体系なので、ソウルから最も遠い地方都市間だと100万都市を最短で接続する区間ながら最も本数が少ない区間になる。
今回乗車する5:52の始発。非電化区間なので機関車1両+電源車1両+客車2両。乗客は10人もいないくらい。これ日本とか台湾のローカル線みたいに気動車で十分ではと思うけど、機関車とか客車を共通化したいのだろうか。2時間ちょっとひたすら田舎を走る。たぶん高速バスはもう少し本数あると思うけど、鉄道好きなので基本は鉄道重視。
馬山から馬山駅そばのバスターミナルへ移動して昌寧/チャンニョンへ。昌寧は人口5.5万人ほどの群(市以下)。ここには三国時代に百済と新羅の間に存在していた伽耶の古墳群の1つがある、伽耶古墳群は2023年に世界遺産に登録されていて存在を知りました。交通アクセスがしやすそうなところということで選びました。
昌寧バスターミナルへは1時間程度で到着。直通の高速バスというよりは鉄道が無い途中の町を経由する、席も8割埋まっていたので日常の足に利用されている様子。バスターミナルから1.5kmくらいの古墳へ。
大邱はソウル、釜山、仁川に次ぐ韓国第4の都市。今回は完全な途中の経由地として立ち寄っただけ、昌寧にどれくらい時間かかるかわからなかったので何も計画していなかった。滞在時間は4時間程度。到着後は街中を散策、地下鉄とか新交通システムに乗って、中心部を少し散策。そのあとは駅に向かって慶州へ移動するという流れ。
予定通り慶州へ到着。慶州は新羅の首都がおかれ、その遺構が多く残る韓国の京都・奈良とも呼べる古都。中心の慶州駅は市中心部南10kmくらいのところにある。元々KTX開業時に新慶州駅として設置されたあと、2021年に市中心部を経由する在来線の東海線が廃止され、慶州市中心市街地を迂回する新慶州駅経由ルートになり、新が取れて慶州駅となった。結構斬新。