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JR乗りつぶしの記録 2021/8/13 札幌~小樽~倶知安~長万部~室蘭~長万部

こんな時勢にお盆休めてもなぁと思いながら気が付いたら6000円のジェットスターで新千歳に降り立ってました。直前でも夜便なら安かったので。そして翌朝から18きっぷあと2回を使う弾丸旅行。

終始半袖短パンで寒さと戦ってました。つい先週まで記録的熱波だったところ東京の夏仕様で行ったら、今度は稚内で2度を記録するような寒波に当たってしまった。

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函館本線 札幌 6:52~小樽 7:38

函館本線は北海道内でも最重要幹線で、旭川~札幌~函館の3大都市を結ぶ。特に札幌と小樽のこの区間は日本で1872年の東京-横浜、1874年の大阪-神戸(京都まで1877年)に続き、日本で3番目の区間として1880年に開通。その後、旭川方面へ延伸していき、北海道の開拓と空知地方の石炭を本州方面へ運びだす。

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小樽までは複線・電化していて、札幌圏の通勤・通学需要もあり、小樽への観光利用も多い。快速エアポートも半分が小樽始発。車両は北海道としては長い6両編成も来る、今回乗ったのは731系。北海道で唯一のラッシュ対応のロングシートの電車。

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小樽からは倶知安、長万部方面へ乗り継いでいく予定だけど、倶知安~長万部が1日4本しかないので結局待つことを考えて小樽の観光をすることに。

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小樽は日本海航路の港町として江戸時代から港がおかれ、明治になると札幌に一番近い港町として北海道経済の中心都市となった。前述の通り北海道最初の鉄道の名残である、国鉄手宮線の廃線跡が線路ごと散策路として残されてる。

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あとは港町の運河や、明治時代の建築が残る金融街。

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朝はセコマ飯、こんな謎な麺があるんだね。

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食べ物はね北海道の港と言えば海鮮だけど、市場は観光地価格で人も多かったし、とりあえず駅前で目についたLeTAOのチーズソフトを食べました。この時気が付いたけどルタオってオタルか・・・。

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函館本線 小樽 10:53~倶知安 12:12・12:35~長万部 14:08

この区間は1902年に函館側から延伸で小樽まで到達した区間。函館から札幌を目指すルートとして、通称「山線」と呼ばれるルート。対して「海線」と呼ばれるのは長万部から洞爺、室蘭、苫小牧を回るルートがある。

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山線の主要ルートはニッカウヰスキーの余市、中心的都市の倶知安、スキーの聖地ニセコなど。函館と札幌を結ぶルートとしては距離は短いけど、古い設計でカーブが多くスピードが出せないため、主要なルートは後述の海線が担っている。それもあって小樽~倶知安が2時間に1本くらい、倶知安~長万部は1日4本という超閑散区間。2031年開通予定の北海道新幹線の新函館北斗~札幌のルートはこの山線に沿っていて、途中長万部と倶知安、小樽(離れた場所に新小樽駅)に駅ができる予定。それが意味するのは、JR北海道からの経営分離が決まっていること、つまりほぼ廃線・バス転換方針で固まっている。

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車両は2020年から登場の新車H100系。最近流行りのディーゼルエンジンで発電して電気モーターで走るハイブリッド式。 Diesel Electric Car with MOtorsの頭文字からDECMO。齢40年でガタの来ているキハ40を置き換えていく、寂しいけど安定・安全・維持コスト低減のためにも技術更新と置き換えは必要よね。需要的にも基本1両。行楽シーズン、18きっぷシーズンというのもあり結構混んでた。

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駅前のスーパーでおやつに茹でトウキビを買えた。

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倶知安駅はすでに新幹線の駅の建設が進んでる。駅からは標高1892.7mの羊蹄山が見えるはず(天気悪い)

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ニセコ。観光客が数人乗り降りしたけど、意外に家族連れとかも乗ってきてかなりの混雑状況。贅沢言ってられないけどローカル線でも18きっぷシーズンは1両は厳しいくらいこむことがままあるんだよね。

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ちなみに昆布駅は珍駅名として有名だけど、。海のそばでもないのに昆布(アイヌ語でコンポ)とはいかに?根室本線にも昆布盛駅があるけど、こっちは海そば。

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室蘭本線 長万部 15:29~東室蘭 16:51・17:12~室蘭 17:24

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蘭本線は去年の12月に岩見沢~室蘭まで乗ってる。そこで説明しているけど、もともとは空知地方の石炭を製鉄のために室蘭に運ぶために作られた路線。室蘭~長万部はあとから開通した部分で、海沿いの洞爺や伊達紋別といった都市を結んでいる。先述の函館本線が山線で、こちらは海線と呼ばれていて、室蘭の工業化、近代化に伴い小樽から苫小牧港が重要視されていく中で、札幌と函館を結ぶルートはこの海線がメインになった。

現状、長万部から室蘭方面に通しで行ける普通列車は1日4本だけ、朝6:30の次はこの15:30。特急北斗は1時間に1本走っているので、北海道の中では本数は多い区間。

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乗り継ぎの時間で酒をたしなむ。ゴールデンカムイ缶、尾形。

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途中は海沿いを行くので景色がいい。

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小幌駅は両側をトンネルで挟まれて公道に出るには山を越えないといけない秘境駅として人気?

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東室蘭駅。東室蘭駅から室蘭駅は支線なので札幌行の特急すずらん以外の函館行の北斗は東室蘭発着。

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室蘭本線 室蘭 18:26~長万部 20:21

12月訪問時は室蘭はタッチですぐ折り返してしまったけど、1時間ほど折り返し待ちの時間が取れたので駅周辺を散策。天気が良ければ測量山のぼってもいいかなって思ってたけど。ちなみにバスとかないのでタクシーくらいしか選択肢がない、1時間じゃ徒歩も無理だし。

室蘭は1909年の製鉄所創業以来、北海道唯一の製鉄都市として栄えていた。まぁ時代の流れで日本の製鉄業も厳しく、室蘭市の人口は高度経済成長期の最盛期18万から8万まで落ち込んでる。

室蘭本線からのぞく日鐵室蘭製鉄所。

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現在の室蘭駅は1997年に貨物ターミナルを廃止して東側に移してきたもの。現在、一帯は公的機関や地方金融機関の新しいビルが建てられている。移転前の旧室蘭駅の駅舎は1912年建造、観光案内所として活用されている。

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1915年築の三菱合資会社室蘭出張所。

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室蘭港。

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そして今晩の宿をとってある長万部へ戻る。

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東室蘭駅の20分停車の間に駅前のセコマで晩御飯の豚丼ゲットしてきた。

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本日の成果(新規乗車区間)

函館本線 札幌~長万部 174.0km
室蘭本線 長万部~東室蘭 77.2km

室蘭本線の話はこちら。




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