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JR乗りつぶしの記録petit 2021/8/7 横須賀線・伊東線

この日は東京近郊の盲腸線を折り返して静岡へ行く計画としました。静岡方面は別にまとめます。

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横須賀線 大船~久里浜

横須賀には何度も行ってるけど一度も横須賀線では行ったことないんだよね。横須賀線というのは東京に住んでいると普通に身近なんだけど、実は殆どの人が実際には乗ったことない路線No.1候補かと。東京駅を境に千葉方面は総武快速となり、東京駅から東海道線ともともと貨物線の品鶴線をとって武蔵小杉周りで横浜へ向かい、横浜からはまた東海道線で大船へ、大船から横須賀方面へ向かう。横須賀線というのは正式には大船~久里浜の部分のみ。

この日は新宿からちょうど来た相鉄直通線に乗って、武蔵小杉で東京方面からくる横須賀線にのりました。

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車両は横須賀線発祥のスカ色(青とクリーム色)のライン、と言っても私が知ってる時代にはすでに全面塗装の113系はほぼ絶滅してたけど。最新のE235系も徐々に増えてきてる気がする?ほんとこの電子レンジダサいから嫌い。E217系はどこかへ譲渡とかされるのかな・・・。

217系はこれね(別日で千葉の写真だけど)

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運行としては逗子駅までは15両対応で、東京方面の15両対応車両は必ず逗子駅で分決作業が必要。そのため逗子を境に運行本数が半分、久里浜まで行くのは朝でこそ6本/時あるけど、昼間は3本/時と東京近郊とは考えられないローカルっぷり。さらに横須賀~衣笠~久里浜は単線で、複線用地は確保されてたけど草木が茂ってるのみ。

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途中の田浦駅は両側がトンネルに挟まれていてホームが10両分すらないので、11両の場合は先頭車1両と2両目の先頭側の扉一つドアが開かないという変なことをしている。

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終点の久里浜からは線路が伸びていて1日に数回列車折り返しのために使うみたい。だから踏切も一時停止外せないんだね(信号つければいいのに?)。この線路とは別に今はもう名残はほとんどないらしいけど、久里浜港まで繋がってた線路もあるみたい。久里浜駅から久里浜港へは2kmくらい離れてる。

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横須賀線の歴史は古くて、横須賀が軍港として早くから重視されており、東海道線の大船から分岐して横須賀までの開通は1889年とかなり早い。京急線が1930年開通と比較すればわかると思う。その後、戦中で地方の鉄道が不要不急と凍結や縮小されていく時代に、1944年には久里浜港へのアクセスのため全線延伸開通させている。横須賀駅の目の前は実際に米軍と海上自衛隊の基地。当日も目の前に最新型護衛艦(ヘリ空母)のいずもが停泊してた。右奥のオレンジのが2代目南極観測船しらせ

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ただ、横須賀線は最初から軍施設とのアクセスを重視していたため横須賀中心街のはずれに駅があり、横須賀へのアクセスとして京急線がメイン。

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横須賀駅は昔の終着だったから今は使わない終点用のホームもある。左手の草ぼうぼうの部分。

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距離が短い分スピードも速いし本数も多いので勝負にはならない。利用者数も京急の横須賀中央駅に10倍以上水をあけられている。終点の久里浜駅も徒歩3分くらいのところに京急久里浜駅があって、栄えているのは京急側。

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名は体を表してないけど横須賀線のメインターゲットは鎌倉、逗子。鎌倉駅は江ノ電を除くと実質横須賀線頼み、北鎌倉駅も目の前が鎌倉五山の円覚寺だったり観光シーズンは満員になる。逗子は始発も湘南新宿ラインも一部あるし、京急逗子線は支線なので特急が(ほぼ)来ないのでスピード面でも競争になる。鎌倉も長らく行ってないし久々に鳩サブレー食べたくなったので。

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逗子駅横には東京近郊では珍しい遮断機のない踏切が横須賀線と車庫を渡っている。安全地帯からならこの距離。

危険ということで2021年8月20日廃止となりました。

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伊東線 熱海~伊東

伊東線は名前の通り熱海から伊豆半島の途中の伊東までを結ぶ路線、静岡県だけどJR東日本の管轄。伊東から先は伊豆急という私鉄が伊豆急下田駅まで続いていて、伊豆東岸を南北に結ぶ結構重要な盲腸線。

熱海駅から来宮駅までは東海道線と並走して、東海道線一の難所丹那トンネルを右手に伊東方面へ向かう。

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初めは国鉄が下田方面まで計画していたけど、険しい山だらけということもあり1938年に伊東まで延伸したところでとん挫。戦後、東急グループによる伊豆の観光開発のために延伸が進められた。紆余曲折あって伊豆急は東急グループ傘下。

普通列車のごく一部が上野東京ラインとして伊東から横浜・東京方面へ直通するけど、ほとんどが熱海から伊豆急線への直通運転で伊豆高原・下田方面と直通運転をしている。観光利用が多いの休日を中心に多くの特急があって、「踊り子」と言えば由緒正しい特急だし、最近では全席グリーン車の豪華特急サフィール踊り子とか、東急が企画するTHE ROYAL EXPRESSのような食事つきクルーズトレインなど観光に特化した列車が多数乗り入れている。

伊東駅にたまたまサフィール踊り子いた。

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一方で全線単線にも関わらず本数がかなり多いため、熱海から伊東までの4駅中2駅で反対方向とすれ違った。

車両はほとんどが東急8000系のお下がりを改造したもので、3両か6両で運転。トイレもついてるし海側はボックスシートにして観光利用も想定されている。マークは東急グループということで同じで、IZUKYUと申し訳程度に書いてある感じ。

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かなり高いところを走るので海が遠景になるし景色はよさげ。当日はオリンピックのMTB競技が開催されるため伊東駅からは会場までの送迎バスがあった。熱中症対策に保冷剤を配られてた。

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さすがに今日の日程は余裕があったので、お昼は相模湾のしらす尽くしと、伊東駅名物70年の歴史あるいなりずしとしました。

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熱海は古臭い昭和の温泉街が衰退したおかげで、その隙間に若い新しい文化が入ってきて復活してるらしいね。熱海駅前もコロナなどどこ吹く風で、東京から安近短ということで観光客だらけですよ。一応足湯は閉鎖されてた。

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トゥクトゥク!?

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伊豆って大昔に家族旅行で来てるらしいけどほとんど記憶がない。下田はペリーとかちょっと興味あるけど、人混みが嫌いなので・・・。

おまけ、根府川駅で踊り子の通過待ち。

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本日の成果(新規乗車区間)

横須賀線 鎌倉~久里浜 19.4km
伊東線 熱海~伊東 16.9km

これで残すJR東日本路線は、鹿島線と米坂線だけかな。











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