JR乗りつぶしの記録 浜田~新山口2020/12/30

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この日は全国的な寒波と低気圧により山陰地方が記録的な寒波と降雪に襲われ、旅路的には逃げてくる形で瀬戸内側へ抜けてきた形になりました。結果山陰本線は順次運休、特急のスーパーおきは山口線の特急とは言え、始発は米子、鳥取なのでこの日は1号以降は運休でした。

1本目 山陰本線・山口線 浜田 8:12→津和野 9:33 スーパーおき1号

浜田は島根県中西部、石見地方の中心都市。意外と栄えてるんですね。いつまで続くかわかりませんが、観光目的でホテル宿泊するとWelcome商品券という独自のクーポンがもらえるので、山陰のおいしい魚介類を楽しんだりしてはどうでしょう。
http://www.kankou-hamada.org/archives/8962

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このスーパーおきには、振子式気動車特急キハ187系が使用される。普段は2両編成なんですがこの日は年末輸送対応で4両になってました(コロナ&天気でガラガラだったけども)。単線でカーブの多い山陰本線での高速運転に耐えるように線路のカーブを記憶させて事前に車体を傾ける技術が導入されたので、結構乗り心地はいいと思う(というかその機構がない旧式振子式車両は特急やくもにつかわれてる381系くらいしか残ってないので今のうち↓)。
振子式というのは、カーブによる遠心力と揺れを軽減して高速を維持できるように車体を傾ける機能のこと。日本の多くの特急車両に採用されてる(スーパー北斗、かもめ、しまんと、あずさ、ワイドビューしなのとか)。それなしで高速運転すると北陸のサンダーバードとか酔うくらい揺れる。

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山陰本線のこの区間(特に三保三隅付近)は特に日本海の眺望がすばらしい区間。この日は大しけだったけども、それもまた冬の日本海の良さ。写真左のバラパンっていうのは島根のローカルパンなのかな。素朴なクリームが挟まってて良い(食べにくい)。時間通りに益田に到着し、そこから山口線へ入る。益田は5年前に来たときに行った「田吾作」って居酒屋がめちゃくちゃよかったのでまた来たい。

天気の割に時間通りに津和野へ到着。津和野駅に着くと駅員から、この後のスーパーおきは運休が決まったと伝えられ、残すは普通列車のみとのこと。
津和野は山陰・石見の小京都と呼ばれるところ。森鴎外の生家がある。SLやまぐち号の終点になっていたりと、風光明媚でいいところだと思う。この日は強風に雪が降ってて激寒だった。

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2本目 山口線 津和野 12:06→山口 13:34

山口線は益田から新山口を結んでて、山口県の県庁所在地山口市の中心駅である山口駅がある。益田から新山口まで乗りとおせるのは特急除くと1日5本しかなく、この津和野12:06発の次は16:56発(スーパーおきが13:38発だけどこの日は運休)。山口~新山口は山口市内、新幹線利用のためのアクセスもあるので2本/時くらいはある。山口駅は日本で唯一の幹線路線上にない県庁所在地中心駅
途中の宮野駅で交換まち。この時点で晴れてる。画像7

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山口では国宝にも指定されている室町時代建立の瑠璃光寺五重塔などを見たり。

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3本目 山口線 山口 15:54→新山口 16:16

目的地である新山口へ。そこからはレンタカーです。

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本日の成果(新規乗車区間)
山口線 益田-新山口 93.9km ※制覇



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