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JR乗りつぶしの記録 2021/8/14 北海道新幹線と初青函トンネル JR北海道制覇

JR北海道の在来線を制覇、函館観光したり函館本線を行ったり来たり。そして都内へ戻るためJR北海道最後の区間に乗ります。

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北海道新幹線 新函館北斗 18:40~新青森 19:42・19:44~東京 23:04

北海道新幹線は2016年3月26日に新青森駅~新函館北斗駅が開通、開業5周年を迎えたばかり。

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1973年に東北新幹線の延長として青森~旭川の計画が制定、財政難により一度凍結されながら、1987年に青函トンネルが開通、国鉄解散を経て2005年にようやく着工、計画立法化から40年超を経てようやく開通したことになる。

JRの区分としては、新青森駅から先がJR北海道の管轄で、県としては青森県にある奥津軽いまべつ駅、北海道の木古内、現終点の新函館北斗駅の3駅。2030年までに新函館北斗から札幌まで約210kmの延伸開通を目指し、すでに工事が進んでいる。

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東京~新函館北斗の862.5kmを最速3時間57分で走破する。東京~新函館北斗が1日10往復、仙台、盛岡、新青森との区間往復が各1日1往復ずつが走る。車両は東北新幹線と同じE5系(ピンク色のライン)か、北海道所有のH5系(ラベンダーやライラックイメージの紫色のライン)。今回乗ったのは残念ながらE5系、どっちの車両を使うか公開されていないため選べない。新函館北斗から東京まで行ける終電。

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青函トンネル初通過

北海道新幹線のハイライトというのがやはり青函トンネル。青函トンネルは文字通り青森と函館を結ぶ名前の通り津軽海峡を越える鉄道トンネルで、1987年11月に開通、翌1988年3月に営業運転開始。全長53.85km、海底部分23.3km、海底からさらに地下100mのところを通る。開通当時世界1の長さのトンネルで、2021年現在世界第4位、海底トンネルとしては英仏ドーバー海峡トンネルに次ぐ2位。戦前から計画構想があり、戦後直後に調査開始、1961年に着工、総工費6900億円の昭和史に残る超巨大土木事業。

青函トンネル開通前は、青森駅から函館駅まで国鉄の連絡船があって乗り換えていく必要があったので直通できるようになったのは画期的だったと思われる。現代においても自動車は青函フェリーを使うしかないように津軽海峡を陸路で越える手段は他にないので、四国や九州とはやはり違う特別感がある。

北海道新幹線開通前から、貨物列車、特急、カシオペア・北斗星のような夜行列車が走っていたけれど乗る機会はなく。北海道新幹線開通後は、イベント列車を除いては新幹線でしか通れなくなってしまった。貨物列車とすれ違う関係でトンネルは新幹線も160km/hまで減速することになっている。そのため今回初青函トンネル通過でした。

車内のLED案内表示に「青函トンネルに入りました!!」と表示され、紹介してくれる。

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新函館北斗駅

新函館北斗駅は函館市ではなく隣の北斗市にあるため、北斗市が市の名前を入れるよう主張した結果の妥協案。札幌延伸を想定すると函館市内を通るのはかなりのロスになるので。

もともと新函館北斗駅があったところは函館本線の渡島大野駅という無人駅。新幹線開業に合わせて駅前も区画整理されているよう。函館本線も函館駅から電化工事され、北海道新幹線の発着に合わせてはこだてライナーという電車が走っていて、函館駅から約20分ちょっとかかる。札幌方面の特急との乗り継ぎも考慮して同じフロアで乗り換えできるようになっていると見せかけて、番線による一部列車のみですね。

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駅南口は併設の公共施設、ホテル、コンビニ、お土産屋、レンタカーなどよくある地方の中心駅ではない新幹線駅って感じの場所の究極形。

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北斗市のキャラクター、ホッキ貝の寿司のずーしーほーきー。

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北口に至っては何もない。駅前が田畑の新幹線駅はいくらでもあるけど馬がいるのはここだけでは?

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JR北海道の駅名標は昔からすべてサッポロビールが握っているのだろうか。

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車内飯

箱館名物のやきとり弁当に、あとはいかめしとか。函館地区では鶏より豚が手に入りやすかったから豚肉なのにやきとりらしいです。

https://www.hasesuto.co.jp/yakiben-banasi.html

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サッポロビールクラシックゴールデンカムイコラボ北海道限定デザインですね。さすがに未成年のリパさんは使えなかったか。

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本日の成果(新規乗車区間)

北海道新幹線 新函館北斗~新青森 148.8km

新青森着をもってJR北海道制覇!






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