見出し画像

JR乗りつぶしの記録 2021/8/14 長万部~森~函館と函館観光


長万部のひなびた温泉街で源泉かけ流しを独り占め。一夜明けて始発で南下します。

画像4

画像1

函館本線 長万部 6:28~函館 9:28(砂原支線経由)

函館本線のこの区間は1902年開通。この時代の北海道はまだまだ原野・森林におおわれていて、近代化のために道内陸上交通の開発が急がれていた時代。それが100年後の現代においても北海道鉄道上の最重要幹線として特急や本州と結ぶ貨物列車が多数走っている幹線として残っている。ただ、新幹線の開通に伴い、特急は全廃され、第三セクター化されるものと思われる。

長万部駅の写真右の空き地が新幹線駅の予定地。

画像9

丁度函館本線の倶知安行きが通った。

画像10

車両はキハ40がまだまだ。たぶん主要都市区間のほうが古い車両のメンテをしやすいので古い車両を残しているんだと思う。東室蘭の反対方面はH100系。

画像3

画像11

画像13

現時点では札幌と函館を結ぶ特急はほぼ1時間に1本だけど、長万部~森までは1日5本のみ。噴火湾(正式には内浦湾)に沿って走る。

画像12

途中の八雲は中心都市で、江戸時代に幕府最北端の拠点として、アイヌとの交易がおこなわれていた。

画像5

画像8

画像14

森では16分停車。森駅は全特急が停まる交通の要衝。駅が海に面してる港町で、そんななかで駅弁「いかめし」が全国的に有名、ただ森駅は過疎に過疎で、昔は待ち時間が多くてホームで買えるわけだけど、短い停車時間で買うのは無理。朝だから商店もやってなかったし。

画像6

画像7

一般人には函館のものって思われてるかもだけどまぁ観光客も利用しやすい函館で売るのは現代では正しい姿。手軽で日持ちもするから東京駅でも買えるし、デパートのイベントとか物産展とかあれば確実にあるのでそちらで。

森から函館方面はややこしくて支線含めて全部乗るのに2往復することになった。下の図の通り函館本線のこの区間は、輸送力の増強のため2つの支線が存在している。最初に函館本線として開通したのが図の真ん中の太線のルートで、最短ルートだけど勾配がきつい。発想としては単純に複線化するのではなく、勾配が少ない別ルートを通した結果こうなった。ちなみに特急はすべて最短ルートを通る。

fれふぇ

森から砂原町を経由して北海道駒ケ岳に東側を回るのが砂原支線。今回の長万部~函館の普通列車はこちら側を経由する。渡島砂原~函館は函館方面への輸送の役割があるので1日7本、一方で渡島砂原~森は1日5本以下となる。

函館本線 函館 12:31~森 13:54(藤城支線経由)

次に乗る支線が藤城支線。七飯~大沼の下り線(札幌方面)ルートのために作られた区間で特急もこちらを経由していた。のちに藤城支線が経由しない渡島大野駅が新幹線の新函館北斗駅になったことで、特急が旧線(本線)ルートを通るようになってこの藤城支線を通るのは1日に3本のみとなった。

七飯駅をでると一度左に分岐して高架を上がってから本線を越えて東側の山間部へ向かう。柵のない高架橋で平野部を通るのでとても景色がいい。大沼駅手前で本線をくぐって合流する。

画像15

これが本線からみた高架橋。

画像21

新函館北斗の新幹線車両基地と駅が見える。唯一の高い建物なので東横インが目立つ。

画像16

大沼の手前で見えるのは小沼らしい。

画像18

大沼から先は砂原支線ではなく、本線を行く。本線は大沼と小沼の間を抜けて山間部へ入っていく。大沼公園は観光拠点として一部の特急列車も停まる。

画像19

画像20

画像25

今回は途中の旧姫川駅にある信号場で函館行の北斗とすれ違うため10分以上停車した。

画像17

ちなみにこの藤城支線は扱い上は函館本線で新函館北斗駅を通過しているので、特急・新幹線停車駅を通過する普通列車として珍しい逆転現象が起きている。

函館本線 森 13:56~函館 15:23

森駅で2分乗り換えでとんぼ返り。今度はすべて本線を通るルート。森駅再訪。

画像22

駒ヶ岳で対向特急待ち。

画像23

新函館北斗駅へ。

画像24

ちなみに新函館北斗~函館の間は複線。途中五稜郭駅からは旧江差線が新幹線開通に伴い三セク化した道南いさりび鉄道線が分岐している。と言っても木古内から先の江差方面は新幹線開通前に廃線化してる。

今では新幹線に置き換わっているけど、昔は本州方面の特急がこの駅から分岐していた。現在も貨物ターミナルがおかれていて、この駅で本州方面から青函トンネルを通ってきた貨物列車は方向転換して、北海道内は非電化区間が多いのでディーゼル機関車へ交換しされる。このディーゼル機関車DF200形愛称「RED BEAR」は日本一の高速・ハイパワーのディーゼル機関車。

画像27

画像28

ちなみに函館駅よりは五稜郭に近いけど2.5km、昔は市電が乗り入れていた。

函館市内 五稜郭とか

何がメインかわからなくなってるけど合間を縫って弾丸観光しております。

まずは五稜郭へ。函館駅からは市電で15分くらいの五稜郭公園前駅、そこから徒歩10分くらい。天気がいまいちなのでタワーは登らなかった。函館のことあんまり知らなかったけど、デパートがあるしこの辺が中心繁華街だったのか。

五稜郭は江戸末期に函館奉行所の移転先として建設された要塞。ヨーロッパ生み出された用いられた対火砲の防衛力を高めた星形城郭の様式を参考にしている。戊辰戦争の最終局面で新選組が合流した旧幕府軍・蝦夷共和国が拠点としていて、新政府軍との戦闘(箱館戦争)が行われた。圧倒的多勢の新政府軍によって旧幕府軍は敗走、五稜郭も降伏開城している。

武士の時代の城郭とは違い、壁が低いのは銃火器の時代のため。土塁と堀で囲み、死角ができないように星形の多角形の構造になっている。ただ資金不足もあり、中途半端な状態で築城はストップしている。半月堡とよばれる付属部分も正面入り口の辺にしかないし、城壁も正面付近しかない。結局、箱館戦争以降要塞として使われていないので増強もされていない。

内部は奉行所の他、居住区である長屋や、蔵・厩舎など多数の建物が建っていたらしいけど解体され資材が流用された。そのあとは広い土地を利用した陸軍の練兵場、大正以降は公園として開放。1964年に五稜郭タワーができて、2010年に奉行所の母屋のみ再建されて博物館として使用されている。

画像28

半月堡部分。

画像29

これが正面入り口の橋。死角はないし、橋手前の半月堡も機能しそう。

画像36

正面入り口にだけある石垣部分。

画像32

中はゆるゆるな公園。

画像32

再現された奉行所。

画像31

堀まわり。

画像33

画像34

画像35

函館駅のそばには土方歳三が戦死した場所とされるところに記念碑がある。

画像37

画像38

昼は函館ローカルハンバーガーチェーンのラッキーピエロに行ってきました。11時過ぎに早めに行ったので15分待ち位で食べれたけど、普通に行列覚悟だと思う。資本主義の味がしないし、バーガー自体も大きくて価格も安くて流行る理由がわかる。一番人気のチャイニーズチキンバーガー、写真のセットで750円。甘辛極厚チキン、サイドのラキポテはミートソースがかかったポテト。もちろん北海道産。

画像39

函館も市電がある町。主要エリアはすべて市電でカバーできるし利用者も多くて便利。SUICA対応なので楽です。

画像42

画像41

画像42

画像43

画像44

本日の成果(新規乗車区間)

函館本線 長万部~函館 112.3km
函館本線砂原支線 大沼~森 35.3km 
函館本線藤城支線 七飯~大沼 13.2km





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?