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JR乗りつぶしの記録 2021/7/23 長門市~仙崎~下関~大分~宮地~熊本

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この旅の2日目、これで山陰本線、豊肥本線を制覇。

山陰本線 仙崎支線 長門市 6:24~仙崎 6:28・6:35~長門市 6:39

長門市内の港町である仙崎を結ぶ1駅の支線。もともとは美祢線の一部として貨物線として開業、その後は山陰本線の支線扱い。

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仙崎は捕鯨の町だったり、詩人金子みすゞの生誕地とのことで記念館がある。対岸の青海島は海と奇岩が作る絶景が売り。詳しくはこちらを。

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1駅区間で1日に6本のみ。一部が美祢線と直通運転しているので、車両も美祢線と同じキハ120。

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山陰本線 長門市 7:07~滝部 7:56・7:59~下関 9:13

山陰本線の最後の未乗区間。ここも基本的には1~2時間に1本ペースの閑散区間。日本海を臨みながらゆったり進む。時間帯的に地元の高校生がちょこちょこ利用している感じ。途中の滝部駅で下関行きへ接続。

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観光地としてはブルーの海に映えるまっすぐな橋が映えると話題の角島大橋とか、海岸並ぶ赤い鳥居が映えると話題の元乃隅神社とかだけど、いずれも鉄道でのアクセスは絶望的なんだよね。

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その先の小串から下関の間は本数も1段階多めで朝夕ピークは1時間に2~3本になって比較的利用者も多い。下関は山口県最大の都市かつ最大の港町。下関の次の駅は関門海峡の対岸の門司、ここから九州となる。ここを通るのも4回目かな?関門海峡越え。

有名な話、ここから電圧が直流から交流になるので、関門海峡越えは交直両用車両が使われる。旧式415系は電気が消えるけど、次世代415系1500番台(といっても国鉄時代製)はどこで電流が変わったかわからない。

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山陽本線・鹿児島本線・日豊本線 下関 9:20~小倉 9:33・9:55~中津 11:01・11:18~大分 12:50

小倉は素通りですぐに日豊本線で大分へ。この区間も何度か通ってるけど、普通列車では初めてかな。日豊本線は小倉から大分・宮崎周りで鹿児島へ至る路線。熊本周りは新幹線に置き換わったけど、日豊本線は在来線特急がたくさん走っている区間。JR九州は特急の割引券が多いので別府や大分へは特急で行きがち。

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途中、行橋で特急に抜かされ、中津駅で乗り継ぎ。特急も全列車が止まる小倉~大分間の最大都市。中津藩は福沢諭吉の地元だったり、今では中津唐揚げが全国的に有名。あとはダイハツの工場がある。駅前パッと見えるところに唐揚げ屋がなかったので唐揚げは断念。

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宇佐はローマ字でUSAなので、アメリカを全面アピール。ちなみに宇佐神宮は日本三大鹿島神宮とのこと。駅名標をアメリカ国旗風にしているのがセンスを感じる。いつも思うけど別府~大分は2両編成ではあふれんばかりの混雑。

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大分駅はJR九州が運営するアミュプラザが結構いろいろあって楽しめる。駅弁だけじゃなくいろいろグルメスポットもあるし。駅構内も温泉県の名前に恥じぬ暖簾風の駅窓口やトイレと水戸岡節を感じるデザイン。

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日豊本線も大分から宮崎方面は普通列車が1日1本しかない区間があり、最難関区間とされている。(特急は1時間に1本以上ある)

豊肥本線 大分 13:47~豊後竹田 14:59・15:00~宮地 15:46・16:18~肥後大津 17:15・17:28~熊本 18:04


豊肥本線は九州横断路線の名前の通り大分と熊本を結ぶ。このエリアは何度も来たことあるけど、途中阿蘇~肥後大津だけ乗ったことないという現象が起きていた。阿蘇自体は大好きなので何度も来てるけど、やっぱり車が便利なので。

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豊肥本線は一昨年の地震で分断されていたのが去年全線開通、今度は集中豪雨だったり何かと大変な。普通列車は特に県境山越えの豊後竹田~宮地の間は特に少ない、特急は九州横断特急とあそぼーいが1日1往復ずつ走っている。

昼飯時だったのでアミュプラザで買い出し。とり天にお刺身にカボス酎ハイ。

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豊後竹田は豊肥本線では大分県最後の市。作曲家滝廉太郎の出身地。ここからは

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県境を越えて2駅目の波野駅が標高754mで九州で一番高いところにある駅。そこから長いトンネルを抜けると宮地駅へ向かって阿蘇盆地へ一気に下る。下りは右手に一瞬景色がいいところを走るけど木が生い茂ってるのが難点(自然の姿として当然)。

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宮地駅は阿蘇市の中心には一番近い、阿蘇一宮の置かれたことから宮地という地区になって市役所もこっちにある。ただ阿蘇駅のほうが、駅前に道の駅が併設されていてバスターミナルもある、特産品とかスイーツ系、農産物直売所もあるし、レンタカーも借りられるので便利かな。宿泊地になる内牧温泉にも近いし。

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阿蘇駅から肥後大津方面へは阿蘇外輪山から熊本平野へ流れる白川が作る谷間を通る。赤水駅~立野駅からにかけてのこの部分が、熊本地震で一番被害を受けたエリアで、道路も鉄道も完全にがけ崩れで分断されていた。地震で移設される前の古いホームも残っている。赤水駅と立野駅の間にはスイッチバックがある。

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立野駅からは元国鉄高森線が分離した南阿蘇鉄道が分岐しているけど、こちらは2023年復旧の見通し、中松~高森間の総延長1/3くらいで折り返し運転している。

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肥後大津から熊本方面は電化されている区間。熊本都市圏のはずれに当たる部分で、通勤・通学需要もあるのか最大で1時間4本もある。熊本空港へは車で15分ほどと一番近い駅なので発着便に合わせて無料のシャトルバスがある。熊本市内からだとリムジンバスより少し時間はかかるけど、市内からだと市電から新水前寺乗り換えだと安いのでお勧め。

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電化区間はJR九州の標準的815系、肥後大津~大分の非電化区間は定番のキハ200系と220系。

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熊本駅は今年ようやく駅の改装工事が完了して、アミュプラザもできてかなり勢いあるなと感じる。昔の駅舎も趣があって好きだったけどね。アミュプラザでは株主優待の金券消費のためスイーツ食ったりして遊んでた。相変わらず裏手は発展しないけど。

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やっぱ市電は好き、いつの間にかSUICA対応になってて感動した。そして夜は上熊本駅そばの快活クラブ、下通の快活クラブより落ち着いてるし少し値段設定も休めなのでいいと思います。

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本日の成果(新規乗車区間)

仙崎支線 長門市~仙崎 2.2km
山陰本線 長門市~幡生 77.7km
豊肥本線 阿蘇~肥後大津 27.3km








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