見出し画像

ニックス考察:ロードカナロア×母の父サクラバクシンオー(牡駒限定)

 サクラバクシンオーとロードカナロアはどっちが最強のスプリンターか。ファンの間で議論が交わされることも多く、ある意味では時代を超えたライバルと呼べる関係です。その両者が実は好相性で、共闘することで何倍もの強さを発揮するとしたらどうでしょう。とてもロマンあふれる配合だと思いませんか?

 ロードカナロア×母の父サクラバクシンオーは、非常に見どころのある組み合わせです。効果は牡駒に限定されますが、23年12月現在、13頭中10頭が勝ち馬。高い勝ち馬率を誇ります。しかしこのニックスの真髄はそこではありません。なんと8頭がオープン馬になっているのです。
 

ファストフォース(高松宮記念)
テイエムトッキュウ(カペラS)
キルロード(OP2勝)
ペプチドバンブー(名鉄杯)
サイクロトロン(クラスターC2着)
スギノヴォルケーノ(4勝)
サトノレーヴ(4勝)
サンキューユウガ(CBC勝2着)

※23年12月現在

 僕が過去に調べたニックスのなかで、もっとも長打率が高かったのは「ディープインパクト×フェアアリシア」でしょうか。これも牡駒は16頭中8頭がオープン馬なので、なかなかの壊れっぷりです。しかしカナロア×母父バクシンオーはそれを超えています。やばいですね(笑)
 

 このニックスの秘訣は、カナロアの父であるキングカメハメハと、バクシンオー父であるサクラユタカオーの関係にあります。詳細は以下の記事をお読みください。
 


 柔らかさを帯びた仕掛けで、これ自体に短距離志向はありません。しかし母体がカナロア&バクシンオーのタッグだけに、スプリンター向きのスピードとしてしか表現されようがないというのが実情でしょう。


このニックスを活かした活躍馬

※活躍馬がでるたび更新します。
 

ファストフォース

テイエムトッキュウ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?