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重賞勝ち馬考察:セラフィックコール(みやこS)

※1週遅れになってしまいすみません💦
 

父:ヘニーヒューズ
母:シャンドランジュ
母父:マンハッタンカフェ


 本馬の父であるヘニーヒューズは、『ヌレイエフ』や『ブラッシンググルーム』の血と好相性。詳細は以下の別記事をお読みください。
 


 本馬において、このふたつの血が血統表のどこにあるのかをチェックしてみてください。どちらも祖母・ハルーワソング内に含まれていることがわかると思います。

 ハルーワソングは子孫から数多くの活躍馬がでる名繁殖。代表的なのはヴィルシーナ、シュヴァルグラン、ヴィブロスの三きょうだいでしょう(祖母がハルーワソングで、本馬とはイトコの関係)。そんな最上級の牝祖を使って、ヌレイエフとブラッシンググルームを補給しているのです。超贅沢なニックス配合馬ですね。

 本馬はスタートに課題を抱えています。京都1800mは最初のコーナーまでの距離が短く、スタートのロスを挽回しにくい舞台。オープンクラスの実力馬たちを相手に、今までのような大味な競馬が通用するのか。最大の不安はそこだと思っていました。ところが結果は大楽勝。しかもスタートで躓くという、いつも以上に大きなロスをやらかしたにもかかわらず・・・ですからね。これは本当に驚きました。

 それにしても、近年は母の父・マンハッタンカフェ産駒の活躍が目立ちますね。中央の平地重賞の勝利数で言うと、21年が7勝、22年が5勝。今年もダービー馬のタスティエーラをはじめ、セイウンハーデス、ソウルラッシュ、セラフィックコールの4頭で5勝を挙げています。


※数値や一言メモは個人の主観です


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